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ドラゴンタイプ

どらごんたいぷ

ドラゴンタイプ(Dragon Type)とは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するタイプの一種である。
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概要

ポケモンは種族ごとに、1、2種類のタイプが、技には1種類のタイプが必ず付加されている。
そのタイプの相性でバトルの有利不利が決定される要素の一つ。

ドラゴンタイプのカテゴリーに分類される特徴としては、その名の通りドラゴン()をイメージしたポケモンが入れられる。

ドラゴンマスター
ドラゴン・ロード


ただし、上記イラストの通りドラゴンな見た目でもドラゴンタイプでないポケモンが(主に初代で)ちらほら見られる。

ドラゴンタイプのポケモンは、基本的にどのステータスも高く設定されており、安定して戦うことができる。
各世代一般ポケモン中で最高級の能力を持つ所謂600族はその多くがドラゴンタイプを持っている。また、伝説のポケモンにもドラゴンタイプが多い。
その他タイプ耐性が4つもある他、そのうち3つは御三家のタイプという恵まれたアドバンテージを持っており、複合によっては弱点が少なくなる場合も多い。
弱点は第5世代までこおりタイプ・同じドラゴンタイプの2つのみであったが、第6世代でフェアリータイプが追加されてしまった。
幸い、どのポケモンもドラゴン以外の攻撃技が充実しているが、第7世代になると種族値の高いフェアリータイプが増加し、かつてのような安定感は落ちてしまった。

技で見た場合、自らの持つ力を体の一部や超常現象に乗せて放つものが多い。竜巻を起こしたり流星群を降らせたり、果ては空間を切り裂いたりと、割とやりたい放題である。
安定技のドラゴンクロー(物理)やりゅうのはどう(特殊)はそれぞれ威力は80と85とやや物足りないが、大技は物理技に「げきりん」、特殊技に「りゅうせいぐん」がありいずれもリスクはあるものの使い勝手は悪くなく、この2つの技が積極的に主力技として使われている。
……実際、ドラゴンタイプの技はドラゴンタイプしか弱点を突くことができないので、素の威力で押し切らないといけない場面が多々あるのが実情だったりする。
他方、ドラゴンに耐性を持つタイプも少ないので文字通りのゴリ押しができるタイプとも言える。
これがためにサブウェポンとしてドラゴンタイプの技を採用することはほぼないと言ってよい。「めざめるパワー」がドラゴンだったことで泣きを見るポケモン廃人は後を絶たない。

一方ではがねタイプに半減され、フェアリータイプには無効化される。
フェアリータイプがなかった第5世代まではドラゴンタイプとほのおタイプの技を同時に覚えられればヒードラン以外のあらゆる相手に等倍以上のダメージを与えることができた。
その上で高威力技をバンバン連発するのだから相手からすればたまったものではない。

ドラゴンという神秘的なイメージを持たせるためか、シリーズにごとに追加されるドラゴンタイプのポケモンは少なく、現在も全体的にも多くはいない希少種である。
特に第1世代ではカイリューの進化系統のみであった。

なお、ドラゴンタイプは共通して最終進化までには多大な経験値を必要とする種が多いジヘッドからサザンドラへの進化レベルに至っては全ポケモン中最高の64
その為NPCや敵トレーナーがドラゴンタイプの最終進化形を使う場合、パーティレベルを調整した結果どうしても本来の進化レベルより低い個体を繰り出してくるケースが多々ある。
具体的にはワタルのカイリュー、ゲーチスのサザンドラなど。
ただし最近はこうした低レベル個体が野生で出現することもある。

上記からわかる通り、ドラゴンタイプと言えば基本的に最終盤になってから登場する強ポケであり、シナリオクリアのお供などとんでもないという状態が長く続いていた(RSEチルットナックラープラチナフカマルなどは捕獲が容易なため、不可能なわけではないが、初見ではドラゴンに進化することに気づかなかったり、出現場所を見落とすこともよくあった)。
だが第6世代以降は、タツベイ(XYおよび第7世代)、キバゴ(XY)、オンバット(USUM)といったポケモンが序盤に出てくるようになったり、序盤のイベントでもらえるポケモンがメガシンカによりドラゴンタイプを獲得するケースが出てきたりして、一緒に旅をする難易度はぐっと下がっている(出現場所のわかりづらさだけは相変わらずだが)。
ドラゴンタイプが好きな人はぜひ、旅パから彼らを連れ歩いてあげよう。

各世代におけるドラゴンタイプ

第1世代

上述の通り、この時代にいたドラゴンタイプはカイリューの進化系統のみであった。
だが、肝心のドラゴンタイプの技がダメージ固定技のりゅうのいかりのみであったこと、当時ぶっ壊れ技として猛威を振るっていたこおり技の「ふぶき」の存在もあって肩身は狭かった。
公式大会に出ようにも、当時のルールはレベル50~55まで・選出する3匹の合計が155以下という縛りがあり、
カイリューを出す場合レベル55進化が災いして他のポケモンをレベル50にしなければならず、そこまでしてもタイプ不一致技しかないせいであまり強くないという悲しみを背負っていた。

第2世代

前作で猛威を振るったこおりタイプが弱体化したため、以前よりは動きやすくなり、漸くまともな攻撃技として「たつまき」「りゅうのいぶき」「げきりん」の3つが増えた。
だがどれもこれも性能はそこまで高くなく、特に今でこそ強い「げきりん」はこの時代は威力90、しかも特殊技扱いであったため、交代できないデメリットがあるこの技がまともに使われることは少なかった。
この世代で追加されたのはシードラから進化したキングドラのみ。弱点はドラゴンタイプのみだったが、進化してもあまり特徴がなく使われることは少なかった。

第3世代

一気に9種族も追加された。
ドラゴンクロー」が新たに追加され、漸く安定して攻撃ができるようになったが、追加された種族は多くがこうげき≧とくこうであり、特殊技扱いのドラゴン技が積極的に使われることは少なかった。
それよりも強いのは「りゅうのまい」で、「こうげき」と「すばやさ」を同時に上げるというそれまでにない強力な積み技であり、習得者が軒並み躍進したが、その中でも600族ボーマンダは高い「こうげき」「とくこう」を持ち、多彩な技を駆使し大活躍を見せた。

この他、チルタリスは能力がやや低いが、「ほろびのうた」「オウムがえし」など他のドラゴンにはない技を持つ。じめんタイプ複合ではがねタイプに強いフライゴンは積み技こそないものの、素早いじめんタイプとしてかなりの需要があった。この頃までは。

ドラゴンタイプ初の伝説のポケモンであるラティアス、ラティオスは、初めて4倍弱点を抱えない合計種族値600組でもあり、かつドラゴンタイプ最速を更新し、多彩な技を活かして対戦の中心に躍り出た。同じく伝説で『エメラルド』のパッケージであるレックウザは「りゅうのまい」の他先制技「しんそく」も持つ。
これ以降、ドラゴンタイプの伝説のポケモンは毎世代必ず一種類以上は登場するようになっている。

既存のポケモンではキングドラが特性「すいすい」を手に入れ、特性「あめふらし」や技「あまごい」との組み合わせで一気に躍進した。
カイリューは同じく「りゅうのまい」を手に入れたが、ボーマンダの陰に隠れてしまった上に公式大会のレベル制限が50打ち止めになったせいで出場禁止になってしまった。

第4世代

技がかなり充実し、かつ物理特殊分化で両方に振り分けられた。
物理技にはドラゴンダイブが登場し、「げきりん」「ドラゴンクロー」が特殊から変更。特殊にはりゅうのはどう」「りゅうせいぐんが追加された。
更には「げきりん」がまさかの威力120に増強され、大幅な火力増強がなされた。
「りゅうせいぐん」「げきりん」は教え技になり、ありとあらゆるドラゴンタイプに配られた。
結果、あちらでもこちらでも「げきりん」や「りゅうせいぐん」が飛び交う状態がこの世代から始まったのであった。

ポケモンではじめん複合の600族ガブリアスが登場。隙のない能力に優秀な技や特性を揃え、以降3世代にわたって対戦界の中心的存在であり続けることとなった。
……同じタイプであるフライゴンが草葉の陰で泣いている。

この他の追加組は軒並み禁止級伝説かつパッケージ伝説であり、『ダイヤモンド』の看板ではがね複合のディアルガ、『パール』の看板でみず複合のパルキア、『プラチナ』の看板でゴースト複合のギラティナが登場した。
前作登場のレックウザと異なり3匹ともタイプ耐性や能力が優秀で、技にも恵まれ固有の役割を確立でき、互いが互いに強いとも弱いとも言えるという奇跡なバランスを形成していた。

既存勢力も順当に強化され、特にボーマンダやラティオスはこれまで以上にあちこちのバトルで多く見かけるようになった。
また徐々にレベルフラットルールが導入されたことで、カイリューが再び出場可能になっていった。

第5世代

初めての最終形で単ドラゴンタイプのポケモンであるオノノクス、同じく最終形でドラゴンのみかつ伝説外で初の無進化となるクリムガン、更には初のあく複合である600族サザンドラが加わった。

禁止級伝説にはレシラムゼクロムキュレムいずれも初の複合タイプを持つ3種類が加わった。『ブラック2・ホワイト2』ではキュレムが前2匹どちらかと吸収合体し、全ポケモントップクラスの火力を持つブラックキュレムホワイトキュレムにフォルムチェンジできるようになった。

既存ポケモンではカイリュー隠れ特性「マルチスケイルを獲得。これにより元から高かった耐久が飛躍的に上昇し、「りゅうのまい」が使いやすくなったことで一気に最前線に到達した。
一方、この世代ではそれまでブイブイ言わせていたボーマンダが数を減らした。原因は物理特化のオノノクスと特殊特化サザンドラの登場で相対的に攻撃性能が中途半端になったこと、カイリューの「マルチスケイル」獲得による耐久性能での見劣りなどが挙げられる。
特にシングルで顕著で、ボーマンダのいた枠がそのままカイリューに置き換わるという事態に見舞われた。一方ダブルでは固有の役割があり健在だった。

だがいずれにせよ、前世代から続いていたドラゴン隆盛はこの世代も止まらず、あちこちで「げきりん」「りゅうせいぐん」が飛び交う戦場と化していた。

第6世代

ドラゴンを無効化し、かつ弱点も突いてくるフェアリータイプが登場した。
これによって完全に駆逐される……かと思いきや、前述の通りドラゴンタイプはドラゴン以外のサブウェポンも充実している。従ってドラゴン以外のタイプの技を使ってしまえば問題ないのである。

この考えから、じめんタイプとしても十分強いガブリアス、フェアリー4倍とかなりの痛手をこうむったもののあくタイプの相性見直しや相性のいい相方の追加でサイクル戦で強くなったサザンドラ、メガシンカで一気に息を吹き返したボーマンダ、同じくメガシンカで前線に躍り出たチルタリスなど、フェアリーお構いなしと言わんばかりに活躍し続けた。
特にガブリアスはそれまで使用率の低かったダブルバトルでも採用が増えるなど、全ルールにわたる活躍を見せ始めた。
一方エスパータイプまでも弱体化を食らったラティオス・ラティアスは大きく数を減らし、前世代で大飛躍を遂げたカイリューもメガシンカを習得する事はなく埋没した。

新規勢力では、初のどくタイプ複合でフェアリー弱点ではないドラミドロ、ドラゴンタイプ最速を更新したオンバーン、「いしあたま」+「もろはのずつき」が強力な初の化石組のいわタイプ複合のガチゴラス、「とくぼう」が物凄く高い600族ヌメルゴン、禁止伝説にして専用特性「オーラブレイク」が特徴のジガルデがおり、どれも個性的な面々である。
このうちジガルデはアニメでジガルデ・コアジガルデ・セル10%フォルムパーフェクトフォルムという4つの形態が追加登場。特にジガルデ・コアZ1(通称プニちゃん)はレギュラーメンバーとして加入し、キープ主のユリーカ共々大活躍を見せた。

また、メガシンカが導入され、この形態でのみドラゴンタイプになる者もいくつか現れた。中でもメガリザードンXもう片方とどちらにシンカするのか全く読めず、かつどちらも強いことから高い使用率を誇った。
……中にはデザインで不遇極まりないメガシンカもいたが。
ちなみに、メガシンカなど戦闘中にのみドラゴンタイプになるポケモンに「りゅうせいぐん」を覚えさせることができないという致命的な弱点がある。このためこれらのポケモンは特殊型にさせにくく、物理火力が強くないと非常に使い辛い。

因みにこの世代は新技なしである。バランスを抑えられたにしてもやられすぎである。

第7世代

今回の新規ポケモンは、ドラゴン初のからをやぶるを持つほのお複合のバクガメス、特性「ノーてんき」により天候へのアンチとなるノーマル複合のジジーロン、600族かつはらだいこを持つかくとう複合のジャラランガUBの一種で圧倒的なHPを持つあく複合のアクジキング、そしてUSUMで初登場の新規UBにしてドラミドロ以来のどく複合であるアーゴヨンの5種類。
また、まさかのリージョンフォルムナッシードラゴン化してしまった。
更に単エスパータイプの禁止級伝説であるネクロズマが、『USUM』では新たにエスパー・ドラゴン複合のウルトラネクロズマという姿にフォルムチェンジできるようになった。

前作登場のジガルデはアニメで先行登場した形態がゲームでも使えるようになった(ポケモンとしての登録は10%・パーフェクトの2つのみ追加)が、「アローラ地方に散らばるコアとセルを100個も集めなければパーフェクトフォルムになれない」とあまり評判はよくない。

その一方、第7世代はフェアリーも大幅増加しており、正直なところドラゴンタイプは肩身が狭い
そしてフェアリーメタとしてはがねタイプの需要もかなり高くなっており、ドラゴン技をただぶっ放しているだけでは平気で受けられるどころか起点にされて負ける時代にまでなった。5世代までの栄光はどこへやら……
メタ的な言い方をするとフェアリータイプの大幅な増加の原因はガブリアス抑制のためだと思われる。

なので、どちらかと言うとドラゴンタイプは耐性を活かす方向にシフトし、攻撃は副属性を活かした立ち回りが中心になり始めている。ドラゴン隆盛時代と比較すると大分落ち着いてきたと言えるだろう。
かのガブリアスですらレーティング使用率2桁台に転落するなど、少なからぬ影響が出ている。
その他のドラゴンタイプも第6世代以前と違い、天敵のフェアリータイプに対する対抗手段があっても辛い。

そんな中、メガボーマンダは元々ひこうタイプとしての役割が強かったため他のドラゴンポケモンほど影響を受けず第7世代の調整でメガシンカ直後の素早さが反映されるようになり、大幅に躍進。
『USUM』ではフェアリーに強い新鋭のアーゴヨンの活躍に加え、全体攻撃かつ全能力1段階上昇、「まもる」「みがわり」両方貫通というチートめいた専用Zワザブレイジングソウルビートが加わり大幅に強化されたジャラランガがダブルバトルでメジャーなポケモンとなった。

Zワザを使えばリスクのある大技を一度だけノーリスクかつ必中で撃てるようになるため、火力頼みの場面では重宝するようになった。
フライゴンに「りゅうのまい」が与えられる等、ドラゴンタイプ間での格差の是正も行われている点も特徴と言える。
一方で強ポケの巻き添えを喰らう形で大幅に弱体化を掛けられてしまった哀れなドラゴンもいるが……

他のタイプとの相性

ドラゴンタイプの技を相手に与えた場合

  • ドラゴンタイプのポケモンには、効果が抜群になる。
  • はがねタイプのポケモンには、効果が今一つになる。
  • フェアリータイプのポケモンには、効果がない。

他のタイプの技をドラゴンタイプに与えた場合
  • こおり、ドラゴン、フェアリータイプの技は、効果が抜群になる。
  • でんき、ほのお、くさ、みずタイプの技は、効果が今一つになる。

ドラゴンタイプのポケモン一覧

第1世代(『赤緑』)

No. 名前(たね)  No.名前(1進化) No.名前(2進化) 剣盾出現
147 ミニリュウ 148ハクリュー 149カイリュー

第2世代(『金銀』)
No.名前(たね)  No.名前(1進化)  No.名前(2進化) 剣盾出現
230キングドラ

第3世代(『RS』)
No.名前(たね)  No.名前(1進化) No.名前(2進化) 剣盾出現
329ビブラーバ 330フライゴン
334チルタリス - -
371タツベイ 372コモルー 373ボーマンダ
380ラティアス - - - -
381ラティオス - - - -
384レックウザ - - - -

第4世代(『DP』)
No.名前(たね)  No.名前(1進化) No.名前(2進化) 剣盾出現
443フカマル 444ガバイト 445ガブリアス
483ディアルガ - - - -
484パルキア -  - - -
487ギラティナ - - - -

第5世代(『BW』)
No.名前(たね)  No.名前(1進化) No.名前(2進化) 剣盾出現
610キバゴ 611オノンド 612オノノクス
621クリムガン - - - -
633モノズ 634ジヘッド 635 サザンドラ
643レシラム - - - -
644ゼクロム - - - -
646キュレム - - - -

第6世代(『XY』)
No. 名前(たね)  No.名前(1進化) No.名前(2進化) 剣盾出現
691ドラミドロ - -    
696チゴラス 697ガチゴラス - -   
704ヌメラ 705ヌメイル 706ヌメルゴン
714オンバット 715オンバーン - -   
718ジガルデ - - - -

第7世代(『SM』)
No. 名前(たね) No. 名前(1進化)  No. 名前(2進化) 剣盾出現
776 バクガメス- - - -
780 ジジーロン- -  - -
782 ジャラコ 783 ジャランゴ 784 ジャラランガ
799 アクジキング- -  - -
804 アーゴヨン - -

第8世代(『剣盾』)
No.名前(たね)  No.名前(1進化) No. 名前(2進化)
???ジュラルドン- -  - -

メガシンカポケモン

リージョンフォーム

特殊な条件で追加・変化

ドラゴンタイプポケモンの主な使い手


その他のタイプ


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