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ラティアス

らてぃあす

ラティアスとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
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基礎データ

ずかん No.380
英語名 Latias
ぶんるい むげんポケモン
タイプ ドラゴン / エスパー
たかさ 1.4m
おもさ 40.0kg
とくせい ふゆう


容姿

赤と白を基調としたデザインで、戦闘機のようなシルエットをもつポケモン。
ラティオスと似た形をしている。ラティオス共々、ドラゴンというよりも鳴き声・争いを好まない遊び好きな性格を含め、性質はとくにイルカクジラアシカなどをモチーフにしたような雰囲気である(体毛があるのも鰭脚類や鯨類の特徴、ケモ竜という属性もあるにはあるが)。2002年の公開映画の発表ポスターでは、鳥的な特徴が強調されていた。これは、元ネタのデザインがバシャーモと分裂してラティアスになった事(後述)の影響なのかもしれない。

概要

『ポケットモンスタールビー・サファイア(第3世代)に初登場したポケモン。

性別は♀しか存在しない。
高い知能を持ち、人間の言葉を理解することができる。
他のポケモンや人間の気配に非常に敏感で、気配を察知するとすぐに姿を消す。
羽毛はガラスのような物質になっており、これで光を屈折させて姿を隠したり変えたりできる。
敵意を察知すると全身の羽を逆立てて激しい鳴き声で相手を威嚇する。

分類の「むげん」とはラティオス共々「無限」「夢幻」をかけていると思われる。
ちなみに海外名では「Eon(「無限の」という意味) Pokemon」と「無限」のみの表記だが、


など「夢幻」の要素は随所に存在する。

後述の映画の影響でラティオスとは兄妹関係とされることが多い。
同一種族の別個体という説もあり、その場合はこいつらこいつらと似た関係ということになる(タマゴは産めないが)。

ちなみに、少しややこしい経緯で決められたラティアスの日というものがある。
6月13日がその日に当たるのだが、なぜその日なのかというと、ラティアスの英語表記はLatiasで、これを反対から読むとサイタル(saitaL)。
初めのサイを31にしてルを6と考え、316を元に戻すと613となるため。

本来は『サファイア』版限定のポケモンで、『ルビー』版では配信限定の「むげんのチケット」を使い「みなみのことう」へ行かなければ手に入らない。
だが実は『サファイア』版で手に入るラティアスはとんでもない低スペックで、何とHPとこうげき以外が全て個体値最低に設定されているのだ。おまけにこのラティアスは初手に必ず逃げる所謂「徘徊型」という。
このためまともに戦えるだけのラティアスを手に入れるには『ルビー』版かつ「むげんのチケット」必須という今からすればとんでもない鬼畜環境だった。
なお『エメラルド』版ではクリア後にどちらが出現するかを選ぶことができる。選ばなかった方を手に入れるには「むげんのチケット」が必要になる。
流石に徘徊する方の個体値は修正されたが、まともに厳選できる環境にはなかった(当時は倒したら二度と復活しない仕様だった)。
このため対戦会などでは強いラティアス・ラティオスが手に入らないトレーナーを考慮してかこの2匹を禁止するルールが設けられていた場所もあった。
(一応「むげんのチケット」はレコード通信でお裾分けできなくはないが、配信で受け取った人しか配れず、かつ配れる回数は151回までという仕様だった。
このことから「無限のチケットではなく夢幻のチケットだ」と言われていたとか)

リメイク版の『ORAS』でも通常プレイで入手できるのは『アルファサファイア』のみであり、ラティアス本人とは戦うことなく入手可能(後述)。
ただしコロコロコミック2014年12月号付属のシリアルコードを入力するか、むげんのチケットを入手済みのデータとすれ違いをすると、『オメガルビー』でもラティアスを入手可能。
(こちらはリメイク前と異なり受け取った人もお裾分け可能になった)
また兄共々メガシンカが可能となった

ゲーム上の特徴

各ソフトでも入手は困難であり、更に1回のプレイにつき入手個体数は限られるため、珍しい部類のポケモンである。
ドラゴン・エスパータイプを併せ持つポケモンは他にラティオス・ウルトラネクロズマの2体のみ。

攻撃寄りなステータスを持つラティオスに対し、ラティアスは防御寄り。
とくぼうが130ときわめて高く、次いでとくこう、すばやさが110と高い。
火力ではラティオスに軍配があがるが、耐久面の高さから「めいそう」を積む上ではこちらの方が安定している。
防御よりと言いつつも特攻はボーマンダと、素早さはラティオスと同じなのでこだわりメガネ等を持たせたアタッカー型も優秀。ラティオスが1,2発で倒れる攻撃を耐えることができるので思った以上に仕事ができる。
覚える技も「りゅうせいぐん」を筆頭に「サイコキネシス」「10まんボルト」「れいとうビーム」など威力の高い技が多いことから、その攻撃力を活かした戦術が多く使われる。
また、高い特殊耐久を生かし、「めいそう」をはじめ「じこさいせい」「ひかりのかべ」「リフレクター」「あまえる」などを使って居座ることもできる。素でかなり速いので積み技を積むことも容易であり、1発耐えた後「りゅうせいぐん」で仕留められる。
なお、「ミストボール」はこのポケモンだけの専用技。兄の「ラスターパージ」同様使われる事は無い不憫な技。

ラティオス共々高速ドラゴンタイプとして環境の中心にい続けたが、第6世代でフェアリータイプが登場し立場が一気に危うくなる。
だが持ち前の耐久が功を奏し独自の役割を持つことができ、一気に駆逐されたラティオスよりは幾分かマシな立ち位置にいる。

登場以来、配布イベント以外ではマップ上を飛び回る、いわゆる「徘徊型」のポケモンであり、厳選で高い能力のものを見つけるのにはかなりの時間と手間が必要だったが、ポケモンBW2では、通常作品で初となるシンボルエンカウントイベントが用意され、徘徊なしで即入手が可能(ホワイト2のみ)となる。これにより、厳選難度もかなり下がった。

そして、『アルファサファイア』では遂にイベントで自動的に入手できるようになった
ラティオスに連れて来られた主人公とダイゴにアクア団を追い払ってもらった恩を返す為に仲間になる(但し必ず手持ちに入ることになり、手持ちが6匹の場合は誰かをボックスに送ることになる)。
また、メガストーンも同時に入手できる(『オメガルビー』でもある条件を満たすとメガストーンが手に入る)。
また、このイベントのラティアスは特性『シンクロ』が100%効くという特徴がある。
初登場時の状態から考えればかなり楽になったと言えるだろう。
また、後にダイゴから「むげんのふえ」を譲り受けると、手持ちにいなくても飛んできてホウエンの空を自由に飛べるようになる。
また同作品を以てメガシンカが解禁となった。詳しくはメガラティアスを参照して欲しい。
第7世代『ポケモンUSUM』では『ウルトラムーン』版のみウルトラワープライドで行ける世界にラティアスがいることがある。

なお、ラティアスとラティオスにのみ効果を発揮する専用の持ち物「こころのしずく」がある。
入手条件が非常に特殊で、第3世代・第4世代・第6世代では配信限定アイテムを使うことで出現するラティアス・ラティオスを捕まえないと手に入らない。アイテムの配信が終了した現在これらの世代での入手は困難。
かたや第5世代ではラティアス・ラティオスを捕まえるだけでOK、第7世代では捕まえていなくてもエーテル財団の職員が渡してくれる。
入手条件が厳しい分効果は強力どころか凶悪そのもので、何と「ラティアス・ラティオスのとくこう・とくぼうを1.5倍にする」というもの。
つまり最初から「めいそう」を1回使った状態になるということ。そのまま殴っても「めいそう」を使っても鬼神の如き強さを発揮する。
こんなアイテムを隠し球とはいえ用意してよかったのか……
ただし流石に強過ぎると判断されたのかバトル施設やオンライン対戦では効果が発揮されず、公式大会でも禁止アイテムとされていた。

時は第7世代、何とこのアイテムが遂にバトル施設・オンライン対戦などで解禁されたのだ。
ただし効果は「ラティアス・ラティアスの使うドラゴンタイプとエスパータイプの技威力が1.2倍になる」に修正がかけられている。
火力が上がるのは変わらないが上昇幅が抑えられた上にとくぼう面がごっそり削除されてしまい、ラティアスにとっては非常に痛い修正と言える。

ポケモンGOでのラティアス

⊂ラティアスカノン⊃


2018年4月3日にラティオスと共に実装。
かつての三犬と同様、1か月ごとに出現する地域が変更されるという仕様になっており、ラティアスは5月8日まで日本を含むユーラシア地域に出現し、その後はラティオスと入れ替わる形で南米およびアフリカ地域へと凱旋する。
他の伝説ポケモンと同様、入手するにはレイドバトル勝利後のゲットチャレンジで捕獲する必要がある。

レイドボス

元々耐久寄りのステータスを持っていたこともあってか、伝説系レイドボスとしてはかなりタフな部類に入り、ボスとしてのCPはおよそ45000と、あのルギアを僅かながら上回る数値を誇る。
当然ながら、5~6人程度では相当の熟練者でもない限りクリアは不可能。最低でも10人程度は人員を確保しておきたいところ。

タイプがドラゴンとエスパーなので、これらの弱点を突けるタイプで攻めていくのが基本。
ドラゴン弱点なので、速攻重視かつ相打ち覚悟でカイリューレックウザボーマンダなどの強力なドラゴンタイプをガンガンぶつけてしまうのも1つの手。
ただし、注意点としてゲージ技にでんき技の「かみなり」を覚えていることがあるラプラストドゼルガなどのみずとの複合ポケモンで挑もうものならほぼ一撃で沈められてしまうので、相手の繰り出す技が何なのかをあらかじめよく予想しておくようにしたい。
とはいえ弱点そのものは非常に多く、皆大好き伝説キラーバンギラスがフル稼働できる。特にかみつく」「かみくだくの個体は弱点を突ける上にゲージの回転も速いのでお勧めされている。

戦闘面も中々厄介だが、ゲットチャレンジも結構難易度が高い
距離自体は遠すぎず近すぎずといったところなのだが、如何せんラティアスの体型が小さいためにターゲットリングもそれに比例して小さくなっており、エクセレントスローが非常に狙いにくい
グレートならばもう少し当てやすくなるのだが、そうなると今度は捕獲成功率が下がるというジレンマを抱えることになる。
とは言っても、初期のカイオーガのような理不尽な難易度というわけでもないので、何度もチャレンジしていれば次第に感覚を身に着けていくことはできるだろう。

性能

本作では伝説ポケモンはジムの防衛に使用できないため「こうげき」のパラメータが重要視されるが、元より耐久型のステータスであるラティアスの「こうげき」は、他の伝説ポケモンと比べてもかなり低い部類に入る。
このため、残念ながら他の伝説ポケモンと比べると些か地味な印象は拭えない

エスパータイプとしてみた場合も少々中途半端な性能であり、通常技の「しねんのずつき」はまだ良いとしても、ゲージ技が威力100の「サイコキネシス」止まりで「みらいよち」を覚えられないため、これを覚えられるエスパーポケモンと比べると火力を出しにくい。

一方、ドラゴンタイプとして見た場合は、ゲージ技で1/2ゲージでありながら威力110と優秀な「げきりん」を習得できるのでまだマシなのだが、こちらもカイリューレックウザを使った方が遥かに火力が出るので、ラティアスの優先度は低め。一応、通常技で発生の早い「りゅうのいぶき」を覚えられるという点がある(しかも「げきりん」との組み合わせが可能なのは、サービス初期に実装されていたカイリューを除けば現状ラティアスとキングドラのみ)が、それでもラティアスの低い火力ではカイリューやレックウザを上回る高ダメージを叩き出すことはまず不可能である。

総括すると、「ステータス自体は悪くはないのだが、覚える技や取り巻く環境があまりに悪すぎる」というのが現状である。
こいつもそうだが、第3世代のエスパーポケモンはどうしてこうも不遇な扱いが多いのだろうか……

ポケモンレンジャーシリーズでのラティアス

ポケモンレンジャー光の軌跡』では本編に先駆けてラティアスの背中に乗り操作しながら好きな場所に飛んでいくことができる(女主人公のみ)。

スマブラシリーズでのラティアス

X以降の作品に登場。モンスターボールから出現すると、ラティオスと交互に「はがねのつばさ」で攻撃してくる。この時風圧が生じていて、ファイターやアイテムなどを風で煽る。

映像作品でのラティアス

CV:林原めぐみ

劇場版ポケットモンスター 水の都の護神(まもりがみ) ラティアスとラティオス


ラティオスの妹として、ラティオスと共に映画のメインキャラとして活躍する。

水の都


人懐っこい性格で人間(カノン)の姿に化けることが出来、変身した姿は登場人物のカノンにそっくりで、サトシピカチュウ達も見分ける事が出来なかった。ただし、直接接触している人間や高性能な機械は、体温の差で正体を判別できる(サトシは夜のポケモンセンターや桟橋のシーンで、ラティアスとカノンをそれぞれ体温の違いで識別していた)。
カノンの姿で散歩中にサトシとピカチュウに初めて遭遇、その後2人組の女泥棒「ザンナー」と「リオン」に捕獲されそうになったところをコンビに助けられ、それ以降すっかりサトシに懐いてしまった。秘密の庭園に連れて行ったり、そこで一緒に遊んだりと至れり尽くせりであった。
このラティアスがその後どうなったか、はてまたサトシに対して友愛や親愛以上の感情を抱いていたのかは不明である。

  • この兄妹は、歴代のドラゴン型ゲストポケモンではかなり異質で、ゲームには反映されていない陰遁などの能力が目立つ一方で、戦闘を避けたり、積極的な戦闘用の能力(とくに光線技などの飛び道具)をほとんど有していない。数多くのポケモンが戦闘に特化・適応した一方で、積極的な戦闘を避けたり他の生物との交流や共存を選んだということなのだろうか。なお、唯一の戦闘的な能力である光の結界は、後に発売されたゲームのラスターパージのエフェクトに流用されたが、その後のアニメやゲーム作品では光線に変わったので、厳密にはこの光の結界の正体は不明である(サトシを石化させたミュウミュウツーの技、アーシア島のルギアの光線と深層海流を持ち上げる能力、結晶塔の唯一神の紫赤の焔と蒼い光線、セレビィゴーレムの形成と口からの光線、メタ・グラードンを撃ち上げたジラーチのエネルギー放出など、他にも、厳密な正体が不明の技は特に初期の映画に結構ある)。

光輪の超魔神フーパ

声は一緒だが、上記個体と同一かは不明。
フーパが暴走したフーパの影に対抗するためにリングから召喚し、ラティオスやレックウザとともにサトシたちの味方をする。スカウトされた理由は、サトシのリクエスト「とびっきり速い奴」からフーパが呼び出した。

戦闘力はそれなりに高く、りゅうのはどうを使用するほか、サトシの指示でサイコキネシスを応用して使っていた。

アニメ本編

ダイヤモンド&パール特別編にて、ジム監査官のジョーイさんが使用するラティアスが登場。タケシの弟であるジロウのドサイドンと激しいバトルを繰り広げて勝利した。
アニメシリーズのポケモンによく見られる、れいとうビームはがねのつばさなど、かなり攻撃的な技を揃えている。

没ポケモンについて

ルビーサファイアの製作途中に開発者に描かれたものの最終的には没になった要素として、ラティアスとバシャーモが合体したような姿のポケモンが存在する。
海外のファンからは双方の英語名LatiasとBlazikenをもじってLatiazikenやLatikenなどと呼ばれているようである。

ルビーサファイアの内部データ上での鳴き声の順番は、ポケモン自体の内部データの順番とも全国図鑑順とも異なる。
より正確には、前作までに登場したフシギダネからセレビィまでは全国図鑑順とポケモン自体の内部データ順・鳴き声の内部データ順が一致するが、それ以降の今作新登場のポケモンの順番は3通りすべて異なる。
新登場のポケモンの鳴き声は没2種類を含めると137種類存在するが、内部データ順を見るとラティアスは新ポケモンの中で最初から7番目、ラティオスは最後から4番目と相当な開きがある。
なお、ポケモン自体の内部データ順では、ラティアスとラティオスは最後の方で隣同士である。

これらを総合すると、ラティアスが生み出されたのは開発の比較的初期である可能性が高い。
上記の没ポケモンがラティ兄妹とバシャーモの元ネタだったと仮定すると、没ポケモンがラティアスとバシャーモに分かれた後から、ラティオスが生み出され映画が作られたということだろうか。

関連イラスト

映画で人型に化けていたこともあり、兄のラティオスと比べイラストの数がかなり多い。可愛い絵だけではなく、バトル絵から擬人化まで様々なジャンルの絵が投稿され続けている。

無題
水の都の護神でヴィネット


映画のイメージからか、ラティオスや水の都の風景と共に描かれることが多い。

【企画】んん?【アニメポケスペ】


ポケスペではメイドラティアスなるものも存在する。それだけじゃなく、看護師までやってたりする。

関連タグ

ポケモン一覧 ドラゴンタイプ エスパータイプ
伝説ポケモン こころのしずく みなみのことう
ラティオス RSE HGSS ORAS ラティ兄妹 
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