もしかして→噛みつく
データ
概要
初代のRGBPから登場している技。
初代ではノーマル技であったが、第2世代のGSCで新たに追加されたあくの攻撃技となった。恐らく「かみつく」という言葉に「激しい態度で相手に迫る」という意味もあるからであると思われる。
一癖ある攻撃技が多いあくタイプの中では安定した性能を持っており、地味だが30%という高い確率で相手がひるむ効果を持つ点も見逃せない。
しかし追加効果があるとはいえ対戦で使うにはこの威力では火力不足なので、基本的には「かみくだく」等を覚えるまでの繋ぎとして使われることが多い。元々ノーマル技であったためタイプに関係なく動物系を始め牙を有する様々なポケモンが覚えてPPも多いのでシナリオ道中ではそれなりに役に立つ。
ギャラドスも「かみくだく」を覚えて卒業してしまったが、特性「テクニシャン」持ちの場合は「かみくだく」を威力で上回るのでペルシアン等が採用していることが多い。他にも特性「てんのめぐみ」との相性も良い。
第3世代まではタイプによって分類が決まっていたが、第4世代からタイプに関係なく分類される様になったため物理技に戻った。
そのため、ポケモンUSUM時点で分類が物理→特殊→物理と2回も変わっている唯一の技である。
ちなみに、第6世代ではがねに等倍となる、フェアリーが登場しピクシーなど既存ポケモンにもフェアリーが付くことであく攻撃が効きづらくなるなどの状況も含めると、仕様変更によって威力が良く変わる技といえる。
ポケモンGOにおいてもあくタイプの通常技(ノーマルアタック)として登場。
威力はたったの6しかないが、その反面技の発生が非常に早く、使用後の硬直も少ないために驚異的な連射性を持つ技となっている。
ジム・レイド戦では、ゲージ技(スペシャルアタック)の発動に必要なゲージの回収が面白いほど捗るうえ、相手が技を繰り出してきてもとっさの回避がある程度は可能と非常に使い勝手が良い。
特にバンギラスはこの技習得がほぼ必須となっており、この技でゲージを溜めながら相手の出方を窺い、隙をついて「ストーンエッジ」や「かみくだく」で大ダメージを狙って行くのが基本戦術となっている。
一方、トレーナーバトルでは連射性の高さの見返りかゲージ回収量が非常に低くなっており、一転して使い勝手の悪い技となってしまっている。他にゲージ回収率が高い通常技を覚えられるのであればそちらに差し替えた方が無難であろう。
なお、GOロケット団の手持ちのシャドウポケモンが使用して来た場合、相手の攻撃力が強化されていることも相俟って、かなり痛い攻撃となる。あく技を軽減出来るタイプであっても、気付いたら体力がごっそり減っていたなんてことも珍しくない。上記の通りゲージ回収率自体は高くないため、ゲージ技とのコンボを仕掛けられにくいのが不幸中の幸いといえる。
ゲームでもアニメでも一貫して物理技として表現されているが、アニポケ第7期でキバニアで使用した際にはキバ型オーラを放つ技として表現された。
また、ソーナンスに「カウンター」ばかり指示するムサシへのために、イミテが特殊技について説明する際に用いた技も「かみつく」でありこの際には明確に特殊技として扱われた。
関連タグ
他特性「がんじょうあご」対象技