データ
初登場 | ポケットモンスター 赤・緑 |
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タイプ | ノーマル |
威力 | 80 |
命中率 | 90 |
PP | 15 |
分類 | 物理 |
範囲 | 単体 |
直接攻撃 | ○ |
効果 | 10%の確率で相手をひるませる。 |
英語名 | Hyper Fang |
概要
『ポケットモンスター 赤・緑』から存在するわざ。鋭い前歯で強くかみついて攻撃する。
習得できるポケモンはコラッタ系統・ビッパ系統・パチリス・ミネズミ・ヤングース系統。要はげっ歯類の専用技。
しかし残念ながらデデンネは覚えない。それなりの噛む力がないと駄目と言う事か?
追加効果はあるが、低い命中率に対して威力が今一歩なので安定しない。必殺とは。
そのため、『ポケットモンスター 赤・緑』の頃から既に、一貫してほぼ同等の威力でより安定性がある「のしかかり」や、素早いポケモンなら急所に当たる確率が上がるため実質威力140のわざだった「きりさく」など、これらのわざに押されがち。
タイプ不一致のパチリスはもちろんのこと、ノーマルタイプでも「おんがえし」などの方が安定する為やはり採用率は低い。
但し威力は無いわけではない為、シナリオでは一定の活躍は見せる。
例えば、コラッタとビッパの系統はかなり序盤で覚えるほか、タイプ一致で威力が1.5倍の120になるので貴重な主力技として使える。逆に言えば序盤でこの技でこられると脅威この上ない。特に『ポケットモンスター 赤・緑・青』のおつきみやまにいるロケットだんいんのLv16のラッタは、このわざによってトラウマになった人も多いはず。
かみつき攻撃なのでがんじょうあごの対象になるが、『ポケットモンスター X・Y』の時点ではこのコンボを自力で実現できるポケモンはいなかった。だが、『ポケットモンスター サン・ムーン』にてがんじょうあごとこの技を両立出来るヤングース系統が登場した事でデカグースはメインウェポンとして採用される事が多い。
ちなみにいかりのまえばは「Super fang」、この技は「Hyper fang」である。
ハイパーよりスーパーの方が使いやすいとはこれ如何に。…デカグースを除いて。
ポケモンカードゲームでは
単純ダメージ技で、コイントスに失敗すると失敗する。つまり原作より命中率が低い。
一応、『ポケットモンスター サン・ムーン』世代のアローララッタGXのものは150ダメージと「必殺」級の威力に設定されており、まだ1ターンを賭ける価値はあると言える。