曖昧さ回避
- Hyper。英語で「超越」「向こう側」を意味する言葉。「スーパー」を超えた状態。
- 上記英語から転じて、性器や乳房などを逸脱したサイズに誇張して描く、性的嗜好ジャンル
- 『怪~ayakashi~』及び『モノノ怪』の登場人物の通称。
本項では『怪~ayakashi~』及び『モノノ怪』の登場人物の通称について記述する。
概要
フジテレビ系列「ノイタミナ」で2006年1月〜3月に放映された『怪~ayakashi~』の三話目「化猫」と、その続編として2007年7月〜9月に放映された『モノノ怪』の主人公である「薬売り」が、モノノ怪を退魔の剣で斬る際に変化した姿のファンの間での通称。作中では別人とも薬売りの変身とも解釈の分かれる描写にとどめられている。
(なお、CVは薬売りと同じく櫻井孝宏が担当。)
長らく「薬売り」同様に固有の名称が存在せず、ファンからは「ハイパー」と呼ばれるようになった。また、作品スタッフによるトークイベントでも、スタッフ内では「ハイパー」と呼ばれていたとのこと。他の呼ばれ方は「変身後」「剣の人」など。
そして遂に劇場版にて正式名称は「神儀」と呼ばれる姿にして名称であることが判明した。
薬売りと同一人物と認識されることが多いが、実際は退魔の剣に属する精霊のような存在で、厳密には薬売りとは異なる存在であり、退魔の剣が抜けた際に薬売りと同化しつつ精神の主導権は薬売りに委ねているとされる。それ故に蒐我では薬売りと神儀が同時に存在することもあり得るとされる。また、海坊主やのっぺらぼうの回では薬売りと神儀が別々の存在だと思わせる描写がある。
容姿は普段の薬売りと同じく、くせ毛の長い髪と長い耳を持つが、肌は褐色、目は黒白目、体格もやや筋肉質に描かれるなど、普段とは対照的な印象を受ける風貌をしている。服装は金色の袖なしの羽織を着用。同じく全身に金色の模様があり、変身時に普段の薬売りの赤い化粧が消え、神儀の肉体に金色の模様が出現する演出が成されている。
退魔の剣は、普段の短剣(懐剣)の形から、刀身がさながらビームサーベルのように激しい光を放射する大剣に変化し、異形のモノノ怪と大立ち回りを繰り広げる。
余談だが、神儀のスタンスはウルトラマンに近く、肉体は同化しつつ精神の主導権を使い手に委ねるというスタンスで成り立っているとのこと。