データ
初出 | 第3世代 |
---|---|
いりょく | 50 |
めいちゅう | 100 |
PP | 15 |
タイプ | どく |
わざ分類 | 物理 |
攻撃範囲 | 単体 |
直接攻撃 | ○ |
備考 | 30%(〜第5世代)→50%(第6世代)の確率で相手を「もうどく」状態にする |
概要
第三世代から存在する技。
猛毒を帯びたキバで相手に噛み付く技で、(確定ではないが)ダメージのある「どくどく」的な性能。
習得者は主にどくタイプだが、ポチエナやクチート・チゴラスと言った例外も。
このように追加効果は優秀なのだが、威力は50。しょぼ過ぎる。
「追加効果が強いんだから威力は低くて当然」と考えたくなるが、どく技には威力80の物理攻撃技である「どくづき」が存在している。此方の方が発生確率は高いメリットはあるのだが・・・。
追加効果に賭けようにも、単に相手を「もうどく」状態にするなら確定で決まる「どくどく」の存在が大きすぎて、習得者の大半がどくタイプのポケモンである事が完全に仇になっている。
一応「ちょうはつ」で止まらなかったり、攻撃と「もうどく」状態の両立が出来たりする点は、評価出来なくも無い。
低威力でも「ほっぺすりすり」や「がんせきふうじ」のように確定で発動する技であればまた使用者が増えたかもしれないが…そう考えると残念な技である。
主に耐久に厚くしたアローラベトベトンが追加効果狙いで採用する場合がある。
他にも特性がんじょうあごを持つガチゴラスやメガサメハダーが、フェアリー対策として覚えている場合もある。
いたずらごころのタギングルが悪タイプに猛毒を盛る使い方も出来るが、流石に限定的すぎるか。
ポケモンGO
リリース時から3ゲージ技として分類されている。だが、性能は正直なところ弱い。
3ゲージとはいえ威力が35。トレーナーバトルでも必要量は35だが威力が40。しょぼ過ぎる。
おまけに習得者もいまいちなやつが多いため不遇技扱いされていた…
だが、リリースされてから5年後の2021年、転機が訪れる。
GOバトルリーグのシーズン8実装に伴い、「すなじごく」や「とびかかる」と同様、100%の確率で相手のぼうぎょを下げるという効果が追加されたのだ。
この効果が追加されたことで相手にダメージ量をじわじわと増やしていく疑似グロパンへと大幅にパワーアップ。
更にその習得者というのも、
とどういうわけか軒並みDPSが高いやつが多いので、これまで「あまえる」で無双してきたフェアリータイプにとっては大きな脅威となっている。
ただし、グロウパンチと違うのは言うまでもなく「相手に効果をかける」という仕様である以上、交代されるとそれまでのデバフが全て無に帰してしまう。相手の立ち回りを警戒しながら戦うといいだろう。
また、GOロケット団のしたっぱ(女)が繰り出すニドラン♂、ニドラン♀、ニドリーナ、ポチエナ系統や、リーダーのアルロが繰り出すコンパンがこの技を持っていることがあるため、撃たれると非常に厄介。後続の通常技が「かみつく」等の連射性に優れた技だったら泣いてもいい。そのため、この2名との対戦では場合によっては交代も吟味する必要が出てきた。