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どくタイプ

どくたいぷ

どくタイプ(Poison Type)とは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するタイプの一種である。
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概要

ポケモンは種族ごとに、1,2種類のタイプが、技には1種類のタイプが必ず付加されている。
タイプとは、そのタイプの相性でバトルの有利不利が決定される要素の一つ。

どくタイプ『ポケットモンスター赤・緑・青・ピカチュウ』(第1世代)から登場したタイプである。
どくタイプのカテゴリーに分類されるポケモンの特徴としては、を持っているポケモンや、毒そのもので出来ているものが入れられている。傾向的に外見が紫色をしたものが多い。

第1世代では非常に多くのどくポケモンが登場したが、その後追加されたどくポケモンの数は多くない。第6世代に至っては(メガシンカを除けば)1系統しか追加されていない。
加えて、第6世代までは全タイプの中で唯一伝説・準伝説・幻のポケモンが存在せず、第7世代にてようやく準伝説のウツロイドが登場した。

凶悪そうな外見に似合わず、どちらかと言うと守備的なタイプで、テクニカルな戦い方をするものが多い。
基本的に、ステータス異常である「どく」を発生させる戦い方の方が向いており、技の威力で圧倒する戦い方はあまり向いていない。
その理由としては、どくタイプの技は軒並み「どく」のステータス異常を発生させる追加効果があるが、威力の高い技は少なく、その上高い威力の技は命中率等で不安要素が多いことがある。
また、どく技で弱点を突けるのは第2~第5世代までくさタイプのみだったことが災いし、そもそも攻撃技としての需要が大変低いのも理由の1つである。
(この点については第6世代フェアリータイプに弱点を突けるようになり、少し改善された)
反面、かくとうタイプフェアリータイプに弱点を突かれにくく、それどころかタイプとしての耐性は全タイプの中で3番目に多い(くさ、かくとう、どく、むし、フェアリーの5つ)。かつ、「どく」状態に耐性を持ち、効果が抜群になる技タイプはじめんタイプエスパータイプだけであるため、守りの面ではかなり優秀。
また、ひこうタイプや特性「ふゆう」を持たないものであれば、自分の場にまかれた「どくびし」を消滅させる能力を持つ。

また、ステータス異常「どく」を使った戦術は対戦相手を苦しめる為に、シナリオ上でロケット団などの悪の組織では使用率の高く、人気のあるタイプである。
悪の組織が使うアーボの「どくばり」、ゴルバットの「どくどくのキバ」などに苦しめられた人も多いだろう。
もちろんこの戦術は対人戦でも強力で、どくどくはタイプを問わず使用されている。

弱点としてじめんタイプエスパータイプが挙げられるが、前者はフグ毒に当たったら顔だけ出して地面に埋めれば治るという迷信、ないしは土は毒の効果を受けず、地中の微生物や酵素によって毒を分解することに由来するという説があり(といっても現実には土壌汚染なんて腐るほど事例があるが。)、後者は妖術師が毒を好んで扱うからとか超能力で即座に解毒してしまうからという説もある。

世代別の特徴

第1世代

元々どくタイプで弱点を突けるタイプは2つ、くさタイプむしタイプであった。
しかし、当時どくタイプのまともな攻撃技が威力65の「ヘドロこうげき」くらいしかなく、初代から「どくどく」の方が使われている有様だった。
加えてエスパータイプ全盛であったことから、肩身は狭かった。
そして何故かむしタイプに抜群を取られていた。その為くさ複合は4倍弱点を取られていた……が、そもそもむしタイプの攻撃技が貧相だった為、対戦ではそこまで気にしなくてもよかった。
バトルでは、現在でもおなじみゲンガーフシギバナ、99年大会優勝の立役者ニドキングなどが活躍していた。

第2世代

タイプ相性が見直され、天敵のはがねタイプ登場。
同時にむしタイプの弱点を突けなくなってしまったが、同時に弱点を突かれていたむしタイプが一転して半減になったので対むしタイプはむしろ改善されている。
技の面では威力90の「ヘドロばくだん」も追加され、火力不足はやや改善された。
対戦ではこの技に加えて「つるぎのまい」も手に入れたドククラゲが大躍進を遂げた。
また、ゴルバットが進化しクロバットになったが、何故か当時「ヘドロばくだん」を覚えられなかった。せっかく進化したというのに。

第3世代

特性が付与され、ゲンガーマタドガス「ふゆう」を得たことで、じめんタイプの弱点がなくなった。
特にマタドガスは、弱点が1つしかなくなったこと、新技「おにび」を獲得したことで、元々多い耐性や高いぼうぎょを生かし対物理ポケモンとしての活躍の道が開けた。
そして、クロバットが晴れて「ヘドロばくだん」を覚え、じめん耐性のあるどくタイプとして活躍の場が開けた。
ダブルバトルが始まったが、強力なエスパータイプと「じしん」が強過ぎたせいで肩身が狭かった……というのはじめんが抜群で入る場合の話。
上記3種族はじめんタイプを無効にできるだけで強く、中でもクロバットはすばやさを買われて「あまごい」始動役としての抜擢が非常に多かった。
また、当時どのルールでもルンパッパが幅を利かせており、これへの役割破壊としてどく技が起用されることもあった。
かのメタグロスのサブウェポン候補に「ヘドロばくだん」があったほど。

第4世代

物理特殊が技ごとに分かれ、何と「ヘドロばくだん」が特殊化してしまう。これによって多くのどくタイプがメインウエポンを変えざるを得なくなる結果になった。
追加された技としては高威力、低命中率の「ダストシュート」、ヘドロばくだん」より威力が10も落ちる「どくづきの2つであるが、どちらも安定とは言いがたい。
おまけに「ダストシュート」は教え技化されるも肝心のどくタイプは軒並み覚えない。嫌がらせにもほどがある。
どちらも覚えないマタドガスは何と物理どく技が消滅することに……
一方ゲンガーやフシギバナ、この時の新規追加であるロズレイドは高い火力の一致技を手に入れることになったが、弱点の突きにくさは変わらず、使われる機会は少なかった。
同時にどくタイプ版「まきびし」である「どくびし」やアイテム「くろいヘドロ」が追加され、トリッキーな戦いには磨きがかかるようになった。

とはいえ初登場したポケモンは全て相応の実力者で、初のあくタイプとの複合でエスパータイプを克服したドラピオンスカタンク
逆にこちらはエスパーを4倍弱点に持つドクロッグ、第3世代で登場したロゼリアの進化形ロズレイドである。
初期はドラピオンやロズレイドに注目が集まったが、ドクロッグが特性「かんそうはだ」を生かし公式大会で世界チャンピオンに上り詰めたことから、ドクロッグの使用率がダブルで高まることになった。

第5世代

初の全体攻撃「ヘドロウェーブ」、どく状態の相手には威力が倍と化す「ベノムショック」、相手の「とくぼう」を2段階下げる「アシッドボム」などの攻撃技が追加された。
だが覚えるポケモンは少なく、サブウェポンとしても使いにくい為、現状を打破するまでには至らなかった。
というかゲンガーマタドガスドリームワールド経由でしか「ヘドロウェーブ」を使えないのはいかがなものか。ガスだからか。
その他にもこうげき・ぼうぎょ・命中率を1段階ずつ上げる「とぐろをまく」も追加されたが、「ちょうのまい」の陰に隠れてしまった。

この世代も追加種族こそ少ないが、特にダブルバトルでモロバレルの活躍が目立った。どく技の積極的な採用こそなかったがかくとう耐性が強く、耐久が高い上に「すばやさ」が低い為「トリックルーム」にも強い。いかりのこな」「キノコのほうしなどで徹底的にサポートし、特にかくとう弱点のポケモンとのコンビネーションで重宝された。
また隠れ特性の実装で、ニドキング・ニドクインがどちらも「ちからずく」により火力が上昇した。

第6世代

どくタイプの技がフェアリータイプの弱点を突けることになり、約14年ぶりに効果が抜群になるタイプが2つになった。
同時にフェアリータイプの抵抗力も持つことになり、加えて現在3種族がメガシンカの恩恵を受けている。
フェアリーの弱点ははがねタイプでも突ける為競合してしまうが、どくタイプがフェアリー対策として積極的に採用され始めたことは、今までの歴史からすれば大変に画期的なことである。
加えてどくタイプの使う「どくどく」が必ず当たるようになったことで、トリッキーな戦術にも更に磨きがかかった。
「どくどく」の陰に隠れたが「ダストシュート」も命中率が70から80に上がり、多少実戦に耐えうるようになった。
ポケモンでは、第6世代唯一の追加組ドラミドロが初めてのドラゴンタイプ複合としても登場。当初はパッとしなかったが隠れ特性てきおうりょくが解禁され、一転重火力アタッカーとなった。
既存組ではペンドラーが攻撃種族値上昇と夢特性かそくを手に入れ、「バトンタッチ」役としても攻撃役としても活躍可能になった。
またドラピオンはあくタイプの相性強化はたきおとす」強化によってフェアリーに強いあくタイプとして活躍。
メガシンカする3匹もメガゲンガーを中心に活躍を遂げた。

第7世代

特性によりはがねタイプを「どく」状態に出来る高速アタッカーのエンニュートギルガルド並みの耐久を備え特性と専用技のシナジーが凶悪なドヒドイデ、そして待望の伝説ポジションとしてウツロイドが追加された。
リージョンフォームではベトベターとベトベトンがあくタイプとの複合に変わった。

新勢力では特にダブルバトルでアローラベトベトンの活躍が目覚ましい。カプ4に強く、かつ本来苦手なエスパータイプをあくタイプで打ち消す為弱点も1つしかない。ただしフェアリー技自体はあく複合が祟って等倍ダメージである為注意。
ドヒドイデは当初こそ特性「ひとでなし」に注目が集まったが、現在では夢特性「さいせいりょく」による受け出し性能が買われ新たな耐久枠として起用されている。
ウツロイドも「トリックルーム」「ステルスロック」など個性的な技を多く揃え、独自の立ち位置を築いている。
既存勢力ではゲンガーがまさかの特性「ふゆう」剥奪かつみちづれ」弱体化の憂き目に遭ったが、フェアリータイプの増加が追い風となりまだまだ健在。

どくタイプは徐々にフェアリーストッパーとしての一翼を担い始めている。

他のタイプとの相性

どくタイプの技を相手に与えた場合

  • くさ、フェアリータイプのポケモンには、効果が抜群になる。
  • どく、じめん、いわ、ゴーストタイプのポケモンには、効果が今一つになる。
  • はがねタイプのポケモンには、効果が無しになる。

他のタイプの技をどくタイプに与えた場合
  • じめん、エスパータイプの技は、効果が抜群になる。
  • くさ、かくとう、どく、むし、フェアリータイプの技は、効果が今一つになる。

タイプ特性

  • 「どく」「もうどく」状態にならない。ただし、特性「ふしょく」を持つポケモンにはどく状態にされる(7世代から)。
  • 技「どくびし」によって自分の場にどくびしが設置されているときにどくタイプのポケモンを出すと、設置されたどくびしを取り除く。ただし、じめんタイプを無効にする(ひこうタイプ、または特性「ふゆう」を持つ)ポケモンでは取り除けない。
  • 道具「くろいヘドロ」を持たせてもダメージを受けず、ターン毎にHPが少しずつ回復する。
  • どくどく」が必中になる(6世代から)。


どくタイプのポケモン一覧

第1世代(『赤緑』)

No. 名前(たね)    No. 名前(1進化)   No. 名前(2進化)  
001 フシギダネ 002 フシギソウ 003 フシギバナ
013 ビードル 014 コクーン 015 スピアー
023 アーボ 024 アーボック - -
029 ニドラン♀ 030 ニドリーナ 031 ニドクイン
032 ニドラン♂ 033 ニドリーノ 034 ニドキング
041 ズバット 042 ゴルバット
043 ナゾノクサ 044 クサイハナ 045 ラフレシア
048 コンパン 049 モルフォン - -
069 マダツボミ 070 ウツドン 071 ウツボット
072 メノクラゲ 073 ドククラゲ - -
088 ベトベター 089 ベトベトン - -
092 ゴース 093 ゴースト 094 ゲンガー
109 ドガース 110 マタドガス - -

第2世代(『金銀』)
No. 名前(たね)    No. 名前(1進化)   No. 名前(2進化)  
167 イトマル 168 アリアドス - -
169 クロバット
211 ハリーセン - - - -

第3世代(『RS』)
No. 名前(たね)    No. 名前(1進化)   No. 名前(2進化)  
269 ドクケイル
315 ロゼリア
316 ゴクリン 317 マルノーム - -
336 ハブネーク - - - -

第4世代(『DP』)
No. 名前(たね)    No. 名前(1進化)   No. 名前(2進化)  
406 スボミー 407 ロズレイド
434 スカンプー 435 スカタンク - -
451 スコルピ 452 ドラピオン - -
453 グレッグル 454 ドクロッグ - -

第5世代(『BW』)
No. 名前(たね)    No. 名前(1進化)   No. 名前(2進化)  
543 フシデ 544 ホイーガ 545 ペンドラー
568 ヤブクロン 569 ダストダス - -
590 タマゲタケ 591 モロバレル - -

第6世代(『XY』)
No. 名前(たね)    No. 名前(1進化)  
691 クズモー 692 ドラミドロ

第7世代(『SM』)
No. 名前(たね)    No. 名前(1進化)  
747 ヒドイデ 748 ドヒドイデ
757 ヤトウモリ 758 エンニュート 
793 ウツロイド - - 


メガシンカポケモン

特別な方法で追加

どくタイプポケモンの主な使い手

どくのことならなんでもござれ



【祝】ポケモンBW2発売【祝】



プルメリさん



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