データ
概要
ポケモンの技の1つ、現時点で覚えるのはガラルヤドランのみ。
生きた銃と化した左腕に噛みつくシェルダーを用いて、毒性の攻撃を繰り出す。
似た効果として、自身の攻撃・特攻の内(能力変化を加味した)高い方に変化するネクロズマの「フォトンゲイザー」があるが、こちらは与えるダメージが高くなる方、つまり相手の耐久値も計算されるという違いがある。
その為、放つヤドランの火力が特殊寄りだったとしても、モスノウ等の特殊受けによって物理の方が効果的になる場合、自動でそちらの方に変化してくれる訳である。
ちなみに計算式は、以下の通り。
A=攻撃する側の物攻or特攻、D=攻撃される側の物防or特防を代入して、より数値が高かった方の分類(物理or特殊)になる。両者の値が等しい場合は、ランダムで決まる。
計算式:((レベル×2/5+2)×90×A/D)/50
このときモーションにも変化がおき、特殊攻撃化したときは腕のシェルダーを構えて毒液を発射し、物理攻撃化したときは腕のシェルダーで殴りつけ毒液が立ち昇る、といった感じになり、接触技か否かの判定まで変化する。
これにより、相手が物理と特殊どちらの受けに特化したポケモンを繰り出そうが、お構いなしに弱い方を突ける為、安易な受け出しや片方の耐久値が乏しい者をカモにでき得る、地味に厄介な技となる。
加えて、確率でどくの状態異常を与えられるオマケ付き。
ただしどく技自体に強いポケモンや、そもそも無効に出来るはがねタイプ等、苦手な相手はごまんといる為、この技だけでガンガン押していくのは現実的でない事にも注意されたし。
何よりガラルヤドランの攻撃力自体は並であるため、攻撃と特攻両方に努力値を振らなければ、変化した所で微々たるダメージ差にしかならない事もしばしば。
特殊アタッカーにしてサイコショックを撃ち分けた方が効率的という事態にならない為にも、使いどころはしっかり見極める必要がある。