データ
効果 | 持たせたポケモンが毎ターンの最後に最大HPの1/16を回復する。 |
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概要
ポケットモンスター金銀から登場した道具。
HPがあれば何かしら行動できるポケモンバトルにおいて、少しずつでも回復できるのは非常に強力。
耐久型との相性が良く、「まもる」や「みがわり」などターン稼ぎできる技とも相性が良い。
毎ターンの終わりに長めの回復エフェクトが出るため、TODとの相性もすこぶる良い。
反面、速攻アタッカーとの相性はよくない。
速攻アタッカーは必然的に耐久が低くなるので、相手から攻撃を受けると一撃で倒されてしまいがちな為である。
ひんし状態になっては、最早回復アイテムは意味を成さないといったところだろう。
分かりやすくHPを回復できるため、対人戦をしない初心者にも好まれ、本編攻略においてとりあえず持たせておくと便利な道具でもある。
たたかう禁止縛りにおいても重要な回復リソースである。
いくら使っても(食べても?)無くなることはない、とても不思議なたべのこしである。
また、見た目的にはりんごの芯の様な形状をしているものの、何のたべのこしかは謎である。一応剣盾やポケダンでりんごの存在が確認されているが……。
ちなみに「ねばねばしたもの」に分類されることが分かっている(『エメラルド』版より)。えぇ……。
なお、HPが高い野生ポケモンを相手する「テラレイドバトル」では打って代わって非推奨のアイテムとされている。
上記「長めのエフェクトが出る」ことで時間を食ってしまい、制限時間をオーバーしがちな点が問題視された為である。
他のアイテムとの比較
HPが回復できるアイテムは他にもあるため、使い分けが肝心となる。
例えば「オボンのみ」は1回しか発動出来ないが、回復量と発動タイミングの速さで優れている。
たべのこしを選択するなら、もっと長期戦を見据えた場合での採用になるだろう。
「かいがらのすず」については攻撃したときに与えたダメージの1/8だけHPを回復するというもの。
与えたダメージが少ない場合は殆ど回復できないが、レベル1戦法などはたべのこしではできない芸当である。またテラレイドバトルではあちらのほうが需要が高い。
入手方法
SVではカラフシティのデリバードポーチで初めて市販されており、序盤~中盤に入手可能。
ちなみにお値段は二万円。なぜこんなものを売っているのか、高過ぎるのではないか、など疑問はあるだろうが細かい事は気にしない方がいいのだろう。
BDSPまでは、主にクリア後に進入できるフィールドに落ちている。
またほとんどの作品でカビゴン系統が野生出現した際必ず持っており、ものひろいで低確率で入手できるなど入手手段は多様。
剣盾では、ワイルドエリアで一つ入手できる他、「みのなるき」を揺らした際に低確率で落ちてくる。
木にはホシガリス等のポケモンが住んでいるので、彼らのきのみの食べ残し……なのだろうか?
余談
かつてニンテンドウカップ2000ルール発表前、64マリオスタジアムでは持ち物重複アリのルールで番組大会が開かれたが、多くの出演プレイヤーがこれと「きせきのみ」ばかり持たせて対戦したため、これではつまらないと持ち物重複を禁止する公式ルールが制定されたという話がある。
また、全能力に満遍なく努力値を与えることができたため、耐久型のポケモンにこのアイテムを持たせるとあまりにも耐えすぎてしまい、試合が終わらなくなることが問題視されていた。エキシビションマッチで解説者が怒って途中で帰ってしまったことも。
第3世代から現在の努力値の仕様に変更された遠因でもある。
関連タグ
くろいヘドロ・・・どくタイプ専用のたべのこし。ポケモンSVでは、テラスタルを考慮してどくタイプにたべのこしを持たせることもある。