基礎データ
全国図鑑 | No.0819 |
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ガラル図鑑 | No.024 |
パルデア図鑑 | No.029 |
ローマ字表記 | Hoshigarisu |
分類 | ほおばりポケモン |
タイプ | ノーマル |
高さ | 0.3m |
重さ | 2.5kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | ほおぶくろ/くいしんぼう(隠れ特性) |
タマゴグループ | りくじょう |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ホシガリス | 欲しがり+リス |
英語・スペイン語・イタリア | Skwovet | squirrel(リス)+covet(むやみに欲しがる、むさぼる) |
ドイツ語 | Raffel | raffgierig(強欲な)+raffen(強欲にかき集める)+squirrel(英語でリス) |
フランス語 | Rongourmand | ronger(かじる)+rongeur(齧歯類)+gourmand(貪欲、大食漢) |
韓国語 | 탐리스 | 탐(欲しがる)+리스(リス、日本語の音写) |
中国語(簡体字) | 贪心栗鼠 | 贪心(欲張りな)+栗鼠(リス) |
中国語(繁体字) | 貪心栗鼠 | 貪心(欲張りな)+栗鼠(リス) |
進化
初期 | 最終 | |
---|---|---|
ホシガリス | → | ヨクバリス(Lv.24) |
鳴き声
「ビヨ ビヨヨ」 | ブラッシータウンの個体 |
「き ききっ」 | エンジンシティの個体 |
「ぷちゃーいッ!」 | キルクスタウンの個体 |
「むちゃありー」 | SV主人公の自宅の個体 |
概要
ポケットモンスター 第8世代『ソード・シールド』で初登場したポケモン。
その姿の通りリスをモチーフにしたポケモンで、ガラル地方の至る所に生息している。
実際にガラル地方のモチーフとされるイギリスではリスは非常に身近な生き物のひとつで、都心部でも普通に見られるという。
性質は名前の通り貪欲で、進化後共々他者の食べ物をパクッてしまう事に全く躊躇いを持たないトラブルメーカー。
好物はもちろんきのみで、ぷっくりと膨らんだ頬袋がチャームポイント。
腹ペコになる事を恐れるあまり、頬袋の中にきのみを蓄えていないと不安になるらしく、きのみを狙って畑に出没する他、どうしても余分がない場合は小石をふくんで耐えしのぐらしい。
その名に反して「ほしがる」は覚えない。
こうして常にきのみを頬張っているため見かけよりもタフだといい、これを反映してか、ゲーム中のステータスではHPの種族値が高めとなっている。
獲物の跡を執念深く追うのが得意なデカグースにとっては「単純で物足りない」らしい。
モチーフ
おそらくトウブハイイロリスと思われる。アメリカからやって来てイギリスに定着した外来種で、高い繁殖力と適応力により爆発的に数を増やし、在来種のキタリスをほとんど駆逐してしまったという。
作物を盗み出して食害する貪欲性や生息数の多さ、灰色がかった体色などがホシガリスの持つ特徴と一致する。
ただ、ヤングースと違ってホシガリスの方は今のところ外来種という記述は無い。
ちなみに、進化後の体色はむしろキタリスに近いと言えるため、こちらもモチーフに含まれている可能性はある。
色違い
色違いの姿は進化体と同じく赤みを帯びている。
ゲームでの特徴
序盤から出現する他、ワイルドエリアやDLC『ヨロイ島』でも捕獲することが可能。また、道路やワイルドエリア内にあるきのみの木を何回か揺らすことでも出現する。
近年では恒例になりつつある主人公の自宅にいるポケモンで登場。ちなみに最初の自室にもぬいぐるみがある。
パルデア地方ではパチリスも生息しているため、リスポケモン同士の共演が実現。しかも、西3番エリアではどちらも生息している。
ストーリーにおいては、本作の重要キャラクターであるペパーの手持ちとして登場し、主人公との最初のバトルで繰り出してくる。後の偽竜のヌシ戦ではヨクバリスに進化した形で登場する。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
70 | 55 | 55 | 35 | 35 | 25 | 275 |
HPの数値は70と高めで、これは歴代の序盤ノーマルの進化前としてはトップクラス。
ヨクバリスに進化すると更に欲深く、タフになる。
ちなみに素早さはオタチよりも少し高い25で、歴代の序盤ノーマルの進化前の中ではワースト2の数値。
今までの1進化する序盤ノーマルとは異なり進化レベルは遅いが、今作ではレベルアップがし易い部類なので特に問題はないだろう。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
番外作品
ポケモンGO
企画「ウルトラアンロック」の第三弾として、2021年8月下旬より第7世代を差し置いての実装が決定。
昨今登場した序盤のポケモンの中でも抜きん出て入手が容易で、プレイヤーレベルが高レベルの個体でもモンスターボールで簡単に捕まえられるのが特徴。距離も遠すぎず近すぎないことから、エクセレントスローも狙いやすく、ヨクバリス用の飴の確保ついでに経験値を稼ぐのも良いだろう。
アニメ版
アニポケ・第1~7シリーズ
レギュラーの手持ち
- ゴウのホシガリス
新無印13話のガラル地方で登場した野生個体をゴウがゲット、そのままサクラギパークに移住する。
他の簡単にゲットされたポケモン同様に基本的にサクラギパークで過ごすモブキャラに近いポジションだが、23話では元来の習性によりパーク中のポケモン達がもらうはずだった餌を全て自分の巣穴に持ち去るという行動を起こしており、パーク内でポケモン同士が争う原因になっている。
さらにはその争いを止めようとして攻撃に巻き込まれたゴルーグが胸の封印が外れて暴走してあまごいによる大洪水を起こし、マユルド達が倒木に巻き込まれかけてあわや進化できなくなる危機に陥るという大騒動の元凶となってしまった。
後に事の真相を知ったサトシ達は今回の件に関してホシガリスの習性を理解していなかった事が騒動の原因になったとして彼を咎めはせず、今後はエサを多めに与えるという対策を取る事で騒動の再発を防ぐようにしている。
その後の第47話では、底無しの食欲を買われてクチバシティの大食い大会に出場。木の実の種をまとめてタネマシンガンで空中に放出する、タルトの甘さをリセットさせるためにマトマの実のスパイスを入れて味覚をリセットするといったゴウの作戦や、前大会で優勝の座を争ったバシャーモとカビゴンが結果的に敗退するという幸運も重なって決勝へ進出。モルペコとの一騎打ちの末、優勝まであと一皿というところで限界が近づいた際、ヨクバリスに進化。ゴウに優勝をもたらしたのだった。
ゲスト等
- 新無印:44話(冒頭)・50話
- めざポケ1話:コラッタとドングリの取り合いしていた。
声:真堂圭
オコヤの森の住人で、キーパーソンであるココの友人ポジション。人懐っこい性格で、気性の荒さ故に他の住人達から嫌われていたザルードに心を開いていた唯一の住人であった。サトシたちとも出会ってすぐに打ち解けている。
アニポケ・第8シリーズ
- 8話:モブで登場
- 19話:エンジンシティの食品売場でリコにオボンのみをオススメしていた。また、モブでスイーツを食べてた。
- 27話
ワイルドエリアの野生で登場。最初に出てきた2匹はオレンのみを取り合ってた。
その後、ロイとホゲータがカレーの材料として採っていたクラボのみを奪ったヨクバリスにけしかけられ、圧倒的数の暴力でホゲータをもみくちゃにするが、ドットのクワッスのみずでっぽうを受けて退散した。
- 63話:モブで登場
ポケモンローカルActs
栃木県宇都宮市にエレブーと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。真岡りす村ふれあいの里から宇都宮動物園にリスが譲渡されたためか?|
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0818.インテレオン(キョダイマックスインテレオン)→0819.ホシガリス→0820.ヨクバリス
関連ポケモン等+グループタグ
グループ | ねずみポケモン 序盤ポケモン 序盤ノーマル 主人公宅のポケモン組 |
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コラボ | 栃木ポケふた組 |
リス仲間 | パチリス |
大食い仲間 | ゴンベ/カビゴン ゴクリン/マルノーム モルペコ(まんぷくもよう・はらぺこもよう) |
きのみ仲間 | マケンカニ チェリンボ カジッチュ |
技 | ほしがる |
その他