曖昧さ回避
英語のtroublemakerのカタカナ表記。嵐や南野陽子など、同名の楽曲や映画のタイトルが多数ある。
注意
この記事は特定のキャラクター・人物の名称を記載または誹謗中傷する項目ではありません。具体例は避けてください。
トラブルメーカー
troubleをmakeする者、つまりトラブルを起こす人、面倒な揉め事や騒動の原因となる人物の意味。だいたいこいつのせい。主にキャラクターでは、疫病神を始めとしたキャラからや自己中心的で性格の悪い悪役や小悪党、憎めない奴、おっちょこちょいなキャラや、やんちゃなキャラや、融通が利かないキャラ。そして殺人鬼や戦闘狂などシャレにならないレベルのキャラなど多方面に渡る。
また、当人はいたって常識人あるいはトラブルを解決する側の人間(トラブルシューター)であるものの、体質的に次から次へと事件やトラブルを呼ぶ事となったり、図らずもその渦中に立たされる羽目になるキャラ(所謂『巻き込まれ体質』型)も珍しくなく、その中には人相が悪い、声が特徴的、ヒール役等の理由だけでトラブルを招いてしまう不幸なキャラ(所謂『レッテル』型)もいる。
特に物語(とりわけ探偵、推理作品)の主人公やメインヒロインなどは、どういったキャラクターであれ、その人物が何かしらのトラブルや事件の中心に入っていかなければ物語としても成立しない故、上記のパターンに至る事が半ば必然となっている。端的に見れば、物語の主人公こそ作中最大の『トラブルメーカー』ともいえなくもない(基本的には『巻き込まれ体質』型)が、それを言ってしまえば本末転倒である為、敢えてその点は指摘しない事が暗黙の了解となっている。
暴力や殺人、世界の危機などとは無縁な、いわゆる「日常系」とされるノホホンとして起伏の少ない内容の作品もまた然り、なにかしら登場人物や舞台をかき回し、“物語”を始めるためには、ストーリーの根幹となる『トラブル』を起こす役割が必要であり、そうした役割を担うため、元気っ子系やウザカワ系がメインキャラのメンバー中に配置されるのもよくあることである。逆を言えば、登場人物全員が常時のんびりした真面目ちゃんばかりではなかなか話が弾まないわけである。
それ故にトラブルメーカーとは決して悪い意味で捉えてばかりな存在ではなく、時に物語を構成する上ではなくてはならないポジションでもあるのだ。
キャラクターの起こすトラブルが人助けに繋がるなど、結果的に別のトラブルを解決するという結果も珍しくはない。
関連タグ
トラブル 事件 迷惑行為 ドタバタコメディ / ドタバタギャグ
どうしてこうなった これはひどい おいやめろ だいたいこいつのせい 問題児
アホの子、ポンコツ(主人公(笑)、愛すべき馬鹿・残念なイケメン・残念な美人・憎めない悪役)、KY、勘違い、ドジっ子、意地悪、残忍…「自覚なきトラブルメーカー」とでも言うべき存在。
こいつおまわりさんです…トラブルメーカーなおまわりさんたち。
フラグメーカー…動作や言葉がその後の事件を予感させる人物または様々な恋愛感情を芽生えさせる人物。
歩く死亡フラグ…存在しているだけで死を予感させる人物。
トラブルシューター…対義語。トラブルメーカーの起こした問題を解決する人物。
不審者…「影のトラブルメーカー」。ただし実際はただの変態で基本的に無害であるケースもある。
主人公…自身はこう思いこんでいるケースも多い。