概要
意味合いとしては学習と大きな差は無いが、学習の中でも「努力」を強調したニュアンスの言葉になることがある。
「勉強」は本来は「強制する」という意味合いである。
社会に出て働くようになると勉強した内容もさることながら、それ以上に「勉強する力」があるかどうかが大きな意味を持つようになる(ちゃんとした勉強の仕方がわかっていれば、社会に出ても必要な知識を効率よく身につけることができる)。
勉強すること自体が仕事の一つである職業は研究者や薬剤師、警察官等が挙げられる。
試験前や入試前のその場しのぎの一夜漬けの勉強は何の意味もないから、ちゃんと実力が身につく勉強をしよう!ただし根性論だけでは限度があるため多少の計画や効率化も必要である。
仮に自分が「絵を描くのがが好きだから、イラストレーター(または漫画家)になりたい!だから、学校の勉強はしなくてもいい!!」なんて思っていたとしたら、大間違いである!!
まず、絵しか描けないのにデビューしてもつぶしがきかず、手持ちのネタ・アイデア(大抵の場合は先行の作家の模倣)を出してしまえばそれで終わり。現実世界や先人の作品からネタを仕入れたうえで自分なりに消化する方法論(すなわち調査や勉強の技術)が必要になってくる。
いろいろ知って知識を蓄えれば、大量のネタの引き出しの中から使い放題である。常識にとらわれない柔軟性も必要になるが。
解き方が分からない
「んなこと言ったって方程式とか難しくてわからねーよ!」という方、今はインターネットやYoutubeなどで詳しい人が親切丁寧に解説している事例も多い。恥ずかしがらずに検索してみよう。変なプライドを持たず初心者レベルから始めてみるのも良い。
同じ内容を複数の人や動画で紹介している場合もあり、分かりやすさも大きく異なるため複数を参照してみるのも重要。
勉強量や内容
「自分がしたい仕事に就く」には周りの友人や、同級生以上に勉強する必要があるということを心に留めておいてほしい。
もちろん難易度の低い仕事や年中募集中の仕事もあるのは確かだが、職業や企業によっては高い能力が求められる場合があり、(よほどの人手不足でもない限り)「資格や技術が多く成績優秀です」と「資格も技能もなく成績悪いけど頑張ります」ならどちらを採用したいか言うまでもない。
ただし中には労働基準法違反のとんでもない超やべー企業もいるので知っておくと回避しやすいだろう。知らずに社畜で過労死コースな人も大勢いる。
あと仕事によっては体力も必要になる。必要なくとも免疫力がなく欠勤だらけでは困るため、10分程度のウォーキング程度でもやっておくと良いかもしれない。脳に血流が循環したり疲労物質を流してくれるので割と利点がある。
人によっては家で勉強をするのは集中できずに苦手と感じる人もいるだろう。そんな人はカフェに行くのもよいが、より勉強をすることにフォーカスされている自習室を利用するのがおすすめ。
最近では全国にあるおすすめ人気の自習室をまとめた専用メディアも立ち上がり始めた。
好きなことを学ぶ
とりあえず、絵や漫画、ゲーム、アニメ以外で自分が一番好きなことや興味があることを徹底的に勉強してみよう!(ただし、学校の科目でなくてもいい)意外なところから自分が一番したい仕事に就く道が見つかるはず。むしろ人生で何が役に立つか分からないし、雑談のネタにも大いに使える。
あらゆる創作のうえで必ず役に立つ知識は国語(日本人であれば日本語)と歴史(まんべんなく知識を持っている必要はなく、興味のある国・時代を掘り下げると良い。ただし日本人なら日本近代史の知識は持っていたい)。それ以外でも森羅万象ほとんどあらゆるものが、何でもネタになるものである。
本屋や図書館などで興味のない趣味の本や資格書などを手に取ってみるのも面白い。意外な知識が手に入ることも。
値引き
今ではかなり使用頻度が少なくなったが、商売用語としても「勉強」という言葉が使われる。これは要は「値引き」「サービス」の意味合いを持つ。
例えば…
「今回はかなり勉強しました!この価格でどうです!?」
「こんなに買ってくれるのかい!?よしわかった!今回は勉強させてもらうよ!」
…と言った使い方がある。