概要
仕事を遂行するために必要な人材が足りておらず、業務に影響が出ている状態のことである。
パートやアルバイト・派遣社員を増やすだけでなく、臨時に正社員の求人も行うなどして対策されている。2010年代以降の建設業界では東南アジアや中南米出身者を対象に外国人労働者を広く受け入れている。また、飲食業界では出戻りも広く受け入れている傾向にあり、店長クラスまで昇進した元現場従業員の中には無断退職した筈なのに出戻りの勧誘が来た例があるぐらいである。2020年代になると都市部ですら店によっては現場が外国人労働者のみの時間帯が存在するコンビニが普通にある。
極度の人手不足のため、応募してきた人間が極端に質の悪い人間であっても採用せざるを得ず、問題の解決どころか様々な問題を引き起こすなど本末転倒な場合もある。
原因
- 単純に仕事そのものに魅力がない、将来の夢になりえないものは大抵これ。
- 時代の需要に即していない、将来性のない所に入りたくない。
- 広告・宣伝費用をケチって知られていない。広告自体が目立たない。
- 単純に広告等に提示した給料が安い(他の求人と変わらない)
- 危険・汚い・きつい・休憩ない・帰れないなど悪いイメージ。(3Kとも)
- 業務に特殊な資格、知識・経験・センスなどが必要。
会社自体に問題がある場合
既存の社員・従業員が次々に退職する場合は「こんな仕事やってられっか!」という意味に等しい。仕事や給料・報酬、企業態勢そのものに問題があり、経営陣が労働者側を軽視している、労働基準法を無視している、絶望的に経営センスがない可能性がある。(サービス残業の常態化、有給休暇の不許可、ノルマの強制買取など。)ため、就職活動の際はよく調べておくと良い。近年は企業レビュー等も見られる。
求人などを見ると社員を安く使い潰そうとしているのが見え見えな場合もある。ちなみに人手不足なので退職させない、代わりを連れてくるまで辞めさせない…といったのは違法。(強制労働)