概要
危ないこと、つまり身体や生命に危害または損失の生ずる恐れがあることや、そのさまのことである。
ここで注目しておいたほうがいいのは、必ずしも損害・被害が起きているというわけではない事である。被害が起きることが予想できれば危険なのである。すなわち、実際に被害を及ぼすかどうかということと、危険であるということとは関係がない。
便利なものとして開発・考案されたものが一定の条件下で牙を剥く、不正な利益を得てしまうというパターンもある。物品や制度の悪用や乳幼児の誤飲・転落などが良い例。
ちなみに安全に関しても同様のことが言える。むしろ、安全のほうが、個人の思い込みが妄想と言ってもよいほど激しいため、実際に被害を及ぼさないということと安全かどうかとの間に大きな乖離が生じやすい。
危険予防としては巡回だけでなく、想定・予防・軽減、早期警戒・早期発見・避難や応急処置や危険性自体や特性の教育・周知なども必要となる。
いくら明白に目視できていても素人が危険な状態と認識していなければ意味がない。あらかじめ危険な場所や状況に近づかない(距離を取る)、価格の安さだけに釣られない、リスクを過小評価しない、物理的な軽減措置を講じるなどがある。
危険を示す・知らせるもの
関連タグ
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警告 警報 警備 警戒 監視 見張り(歩哨) パトロール 哨戒
対義語 : 安全