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概要

優秀実力のある人材を意味する言葉である。

フランス語で「選ばれた者」などという意味でéliteと記され、カタカナで表し、日本語で使われる表現となった。


フィクションの世界、とりわけ刑事ドラマ特撮ヒーローもの等ではエリートは「立場を鼻に掛けた嫌みなキャラ」として描かれ、マニュアルやシミュレーションに沿った行動や指針しかとる事ができず、とんちんかんな捜査や作戦を組んで現場叩き上げの刑事(や実働部隊の隊員)の噛ませ犬引き立て役扱いされる事が多く、中にはエリートという立場や肩書を悪用して悪徳行為や汚職に手を染める者さえもいるなど、悪しげなキャラ付けをされてしまうケースも珍しくない。


また、主人公を含めた現場の人間(特に叩き上げでキャリアを重ねてきた苦労人など)からは「エリートが偉いのかよ!」等と反発されたり、「現場の事を何も解ってない頭でっかち」、「ぬるま湯に浸かって育ってきた甘ちゃん」等と皮肉を買う事も少なくないが、キャラクターによっては主人公との出会い、彼らやそれまで見下してきた者に敗れたことで挫折を味わうと同時に、自分の慢心・未熟を思い知らされ成長の一歩を踏み出すこともある。そのためか再登場した際には以前と比べて好感が持てる人物に成長したか、拗らせてますます歪んだかのいずれかになることがある。


彼らの立場を弁護すると、当たり前の事だが全てのエリートがスタートから今の立ち位置にいたわけではなく、親や家柄故に最初からそこにいた者であっても、『親の七光り』と小馬鹿にされたり、過度なプレッシャーをかけられるなど、それはそれで苦労した者もいる筈である。

そして何よりも、現在の地位に至るまでに難しい国家試験等の受験戦争や、厳しい体力試験を乗り越えてるなど一般の人間…それこそ叩き上げと変わらないどころか、それ以上に苦労を経験した者が大半であり、むしろ初めからつぎ込んだ努力の量が一般の人達とはそもそも違う

現場の人間と垣根を隔て敬われたり、仕事に対する考え方に差異が生じてしまうのも当然の事なのだ


勿論、だからといってエリートであれば必要以上に驕り高ぶったり、自分の知識や主義思想を過信して周囲の意見に耳を傾けずにいてもよいという理由にはならない。


エリートであろうが、叩き上げであろうが、大切なのは自分の非や異なる意見も素直に受け入れる柔軟性と謙虚さである。



ただし、エリートを自称する配信者・バーチャルYouTuberによっては、本来の意味とはある程度かけ離れていることもあるため、注意。


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叩き上げ…エリートの対義的存在

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