概要
焼き物(陶器)の街多治見を舞台に、主人公たち女子高生が初心者から始まってだんだん作陶のレベルを上げていくというのが大体のスジである。
が、キャラクター設定に若干の毒吐きがあり、ヒロイン姫乃が多治見に来た理由自体結構エグい。
「父親がリストラにあい、父は既に他界した妻(姫乃から言うと母)の実家を頼ってそれまで住んでいた街を離れて多治見に来た」
夢もカケラもねえ・・・
多分父親の実家はもっと遠いか、都心部で生活費が嵩むかのどちらかなのであろう。
姫乃と父のセリフには多治見近辺の東濃弁どころか近縁の名古屋弁の訛りもなく、おそらくそれまで住んでいたのは関東方面ではないかと推測される。
既に故人である姫乃の母はマグカップなどのカップ類を得意とする有名な陶芸作家だったとされている。
多治見市内の各所・東濃各地で配布されているほか、全国各地でも配布。東濃以外ではアニメショップが配布場所の事が多い。公式サイトでバックナンバーまで含めてダウンロード可能。
既に痛タクシーも走っている。
登場人物
豊川姫乃(CV:田中美海)
久々梨三華(CV:芹澤優)
成瀬直子(CV:若井友希)
青木十子(CV:本泉莉奈)
豊川刻四郎(CV:石川界人)
姫乃の父親。脱サラで妻の実家を頼って開業したカフェときしろうのマスター。
豊川姫菜
姫乃の母親。故人。旧姓は土岐川。幻の陶芸家として名前が知られていた。
土岐川幸恵(CV:真山亜子)
姫菜の母で姫乃の祖母。カフェときしろうのオーナー。
青木十兵衛
十子の祖父で有名な陶芸家。
小泉真美(CV:小川真奈)
織部学園の女性教師で、姫乃のクラス担任。陶芸部の顧問。
真土泥右衛門(CV:内田彩)
カッパのような焼き物。三華が作り、部室に置かれている。
かみさま
陶芸部の部室前に置かれている、カッパのような焼き物。
アニメ
2021年春アニメとしてテレビアニメ化。アニメーション制作は日本アニメーション。
TOKYOMX、AT-Xに加えてBS11とかTBS系列局約2局にて放送。
前半はアニメ本編、後半はメインキャスト4人が出演する実写パート『やくならマグカップも-やくもの放課後-』となる。
主題歌
OP
『扉を開けたら』
作詞:金子麻友美 / 作曲:和泉一弥 / 編曲:久下真音 / 歌:MUG-MO
MUG-MO:豊川姫乃(田中美海)、久々梨三華(芹澤優)、成瀬直子(若井友希)、青木十子(本泉莉奈)にて構成。
ED
『Pale Blue』
作詞・作曲・編曲:hisakuni / 歌:内田彩
実写パートOP
『まわる世界に』
歌:まねきケチャ