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痛車

いたしゃ

外装にアニメキャラなどが描かれている『痛い車』とイタリア製の車の略語である『イタ車』を掛けた造語。
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痛車とは

漫画・アニメ・ゲームなどの二次元なキャラや、製作メーカースポンサー企業)などのロゴをかたどったステッカーを貼り付けたり、塗装を行った車(実車、プラモ、ラジコンなど)のことで、青島文化教材社の登録商標(商標登録番号:第5145997号)でもある。

同様のコンセプトを持った商品にフジミ模型の「きゃら de CAR~る!!」シリーズなどがあるが、先述通り商標権の制約で「痛車」を商品名に使うことができない

「この車で街中を走るのは痛いよなー」というのが語源で、昔からイタリア車は「イタ車」と呼ばれていたが、それにあてらえての造語。

本来「痛車」とは広告目的や広告料の収受を伴わず、個人の趣味でアニメやゲームのキャラを描いて走るもののみを指し、広告目的である「ラッピング車両」とは区別される

これは、広告目的でアニメやゲームのキャラなどを車体に描くのは、スポンサーとの契約に基づく商行為の一種であるのに対して、痛車とは誰にも頼まれてもいないのに、自分が好きで描いたり貼り付けたりしている訳で、車の見た目だけでなく、単なるヲタ主張という動機だけでこういう行為に及ぶことも含めて「痛い」と表現することにも由来しているからだ。
ちなみにその作品に関連したロゴやデザイン背景等を組み合わせた痛い絵を一切用いない一見痛車に見えない痛車も存在している。

前述のように「痛車」と「ラッピング車両」は区別されるものであるが、痛車の存在が浸透してきてからは、広告目的である痛車風のラッピング車両に対しても「痛車」と表現されるケースがしばしば見られる。

2010年10月31日にBSフジで放映された「2010スーパーGT 第8戦「ツインリンクもてぎ」」では初音ミクポルシェランボルギーニとの間を詰めた際「なんと、イタシャ同士のマッチアップとなりました!!」と言う実況があった。(勿論イタ車(ランボルギーニ)と痛車(初音ミクポルシェ)の引っかけ)

また2011年6月19日に開催された「2011スーパーGT第3戦「マレーシア・セパン」」においても「前痛車、イカ娘フェラーリ(イタ車+痛車でイカ車)、後ろ、こちらは正真正銘のイタリアンカー、ランボルギーニ」といった実況があった。

・・・誰が上手いこと言えと

さらに、2011年シーズン中盤からは、初音ミクBMWZ4がポイントランキングでチャンピオンの芽が出てきたこともあり、ほぼ毎回放送席からの実況で痛車の簡単な説明がなされていた。

現在競技車両で活躍中の痛車

SUPERGT GT300クラスで出走している「GOODSMILERACING 初音ミク」「エヴァンゲリオンレーシング エヴァンゲリオン初号機」「LMP MOTORSPORT イカ娘」「ハンコックKTR ハルヒレーシング」「DIJON RACING インフィニット・ストラトス」「PACIFIC μ's」や、全日本ラリーで出走している「メロンブックス」「CUSCO(※1)」、D1グランプリに出走している「ラブライブ!」「にょろーんちゅるやさん」、D1ストリートリーガル(※2)に参戦していた「Rewrite」などが有名で、実際レースの場では、大きなロゴやイラスト、カラフルな色調は普通の競技車両でも行われているため、それほど痛く見えないのが実情のようだ。
と言うか前述した「痛車の定義」に従えばすべて痛車ではないのだが(たとえば初音ミク車は、スポンサーであるグッドスマイルカンパニーの広告である)、一部のプライベーターがスポンサーなしに貼っている為、一応は痛車の競技車両は存在している。

※1 CUSCOはHKSなどと同様にカスタムパーツメーカーなのだが、ある時期からCUSCOジュニアラリーチームのマスコットキャラクター高崎くす子福太郎が描かれるようになった。
なお、CUSCO(キャロッセ)が輸入するプロトン社のサトリアネオを使用した車両のうち1台には新キャラクターの佐藤りあが描かれている。
※2 D1ストリートリーガルはD1グランプリのアマチュア向けの大会。もちろん車検を取った車両が中心となる。

ゲームで活躍中の痛車

Xbox360の「Forza」シリーズは車体に図形のパターンやレイヤーの組み合わせによるペイント機能があり、これを最大限に活用した、さまざまなキャラの痛車が登場している。
また、オンラインゲーム「ドリフトシティ」内にも痛車が多数存在する。
後者に関しては制作するためにステッカーをゲーム内通貨で購入した上で、さらに「ステッカーコーティング剤」なる高額な使い捨てアイテムを購入しなければならない(しかも、かつては有効期限1ヶ月で500円以上もする課金アイテムだった)
最初に痛車を作った人間は痛車がこんな形で商売に利用されることになろうとは思ってもいなかったであろう。

また、R-TUNED:Ultimate Street Racing、GTI Club supermini Festa!といったようにあらかじめ痛車のデザインが用意されたゲームも存在するがほとんどが自社ゲームのキャラクターを用いられている(R改はソニックサクラ大戦など。GTIClubはクイズマジックアカデミーbeatmaniaIIDX、家庭用版では武装神姫も追加された)。


各自動車メーカーの反応

現在痛車プラモとして売り出されることが多いのはトヨタ車とマツダ車で、いかにも人気の高そうな三菱スバルはあまり見ない。
日産ホンダに関しては皆無・・・。
とりわけ日産とホンダに関しては普通のモデルカーでも公式ライセンスの表示を求めるほどに厳しいため、モデル化の許可が出ないのだろうか? ・・・そのうち不自然に思われるのは必至だ。

※その後、ホンダ車に関してはアオシマ・フジミ両社から数車種が発売されている。

ちなみに、ダイハツは公共の電波とカクカクシカジカを使って痛車乗りに対していろんな意味で喧嘩を売っている疑いがある。
問題のムービー

ネタの作り方

本来はもう何でもありなのだが、時に見られるネタの作り方にはこんなモノがある。
・キャラと車両のネタの掛け合わせ
実際にあった例としては、Carina同士(トヨタ・カリーナカリーナ・ベルリッティ)の引っかけがある。
また、ボカロ痛車を作る際にYAMAHAを強く意識するのもこれに当てはまると言えよう。
また、先述のようにベースがイタリア車であった場合、"イタ車で痛車"などと言われてしまうこともある。
ゲーム開発会社アクアプラスとスバル車チューンを行っていたカーショップAQUAとの関係からベース車両にインプレッサを選ぶというひねった掛け合わせもあった。

・擬人化キャラを作ってしまう
その車に思い入れがあるあまり擬人化キャラを作り、それで装飾した結果どう見ても痛車にしか見えないような様相を呈するケースがある。これを痛車と言うかどうかは、オーナーの自己申告に委ねるしかない。

モータースポーツにおける例として2014年の4月1日にエイプリルフールとして、SuperGTの500クラスのLEXUS KeePerTOM'S RC F にメインスポンサーのKeePer(カーコーティング)を擬人化したととれる『キパ子』を車体全面にあしらったカラーリングシートを公開した例がある。当時、チーム関係者すら事前情報を持っておらず、レース関係者やファンを驚愕させた。
もちろん実際にプリントが施工される事は無かったが、ワンポイントでキパ子のステッカーが貼られた状態で走った実績がある。
その為その後、ネットのファンからはキパ子と呼ばれる事が少なくない。

・痛車じゃないんだけど…
SuperGTのGT500で活躍しているカルソニックチームインパルのGT-Rは、一部から早苗の愛称で親しまれている。
これは2011年の第2戦富士(実質的な開幕戦)にて、カルソニックGT-Rが300クラスのイカ娘フェラーリを抜く際にスピン、そのままフェラーリと激しく接触したことが、侵略!イカ娘に登場した長月早苗のイカ娘に対する過剰なスキンシップにたとえられた結果だ。
11年シーズンはイカ娘とカルソニックGT-Rが動画面に映るたびにその事がネタとしてコメントされていた。



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