概要
その名の示す通り、登場人物として美少女がたくさん出てくるコンピュータゲームのことである。
登場人物の傾向に焦点を当てた名称であり、具体的なゲーム内容はシミュレーション、シューティング、RPG、アクション、育成、音ゲー、パズル等々多岐に渡る。
多くの場合、登場人物のいずれかと関わるイベントが含まれている。
対象年齢(レイティング)について
登場人物の傾向やゲームの演出方法ゆえに年齢制限がかかることが多くある。
PC用タイトル
一般流通の場合は基本的に全年齢対象であるが、一部の企業ではCEROによる審査を経ていることがある。
アダルトゲーム関連の流通を経る場合には、審査団体により審査がなされた上で対象年齢が決まり流通する。
審査団体として日本コンテンツ審査センター(JCRC)やコンピュータソフトウェア倫理機構(EOCS)がある。
EOCSの区分:一般ソフト/一般ソフト(12歳以上推奨)/一般ソフト(15歳以上推奨)/18歳未満販売禁止
ゲーム機用タイトル
主にCEROによる審査を経てA~D(推奨年齢指定)もしくはZ(18歳以上限定)となる。詳細はCEROを参照のこと。
またコンテンツディスクリプターアイコンとして『セクシャル』または『恋愛』が付くことがよくある。
PCゲームからの移植作で、もとがR-18または18歳未満販売禁止である場合はその該当要素は削除される。
移植とレイティング
もっとも多い方向は
であるが、審査でAとなることは少ない。
それ以外に、
のようにPCゲーム側が全年齢対象であっても、それよりも厳しいレイティング裁定となる場合がある。
また、
PCゲーム(全年齢対象)⇔PCゲーム(R-18または18歳未満販売禁止)
ゲーム機→PC(多くは全年齢対象、まれにR-18または18歳未満販売禁止)
という場合がある。
余談:全年齢対象PCゲームをめぐる悲しい事態
全年齢対象であるにもかかわらず、誤ってアダルトゲームコーナーもしくはアダルトゲームフロアに陳列されてしまうことがある。
また、予約の開始や予約受付中のお知らせにも同様の事態が発生している。
そのため探している、あるいは予約をしたいゲームが見つからないという事態が発生したり、逆に誤ってアダルトゲームだと思って全年齢対象のソフトを予約したり購入してしまう事態が発生している。
ゲーム店舗を運営している方々には、くれぐれも誤って配置しないように留意をしていただきたい。