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痛機

いたき

デカデカと漫画・アニメなどのキャラクターがマーキングされた、痛い「航空”機”」のこと。
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概要

デカデカと漫画アニメなどのキャラクターがマーキングされた、痛い「航空”機”」。
主に戦闘機などの軍用機旅客機に対してマーキングがなされる。まれにモビルスーツなど架空のマシーンにも。
車同様「ラッピングカー」的なもの(ポケモンジェット等)とは区別される。

技術・費用的には比較的手軽に行える「痛車」とは異なり、個人の所有が難しい軍用機や旅客機などが題材なので、初の本格的な「導入」はエメリア空軍アイドルマスターペイント機だと思われる。
旅客機におけるペイントにおいてはその面積の広さにより塗料の重さから来る重量バランスの変化=操縦性の悪化を招きかねず、綿密なマスキングによって別色の塗膜が重なる部分が一切無いように塗り分けられている。気圧差による収縮膨張や空気抵抗による剥離を防ぐために塗装が普通だが、剥離の心配のない箇所は印刷を行ったラッピングフィルムを貼り付ける事もある。
一応民間登録された軍用機(エアレースに出ているような古いものからSu-27まで様々)は存在しているし、飛行不可能なスクラップとしても出回っているので不可能というわけでは無い。今のところは実際にやった人は居ないようだが。

機体にワンポイントを添えるノーズアートとは区別される。

自衛隊において

ちなみに戦闘機にアニメイラストを描くのは痛車が一般に広く知れ渡る前からの航空自衛隊のお家芸、もちろんやりすぎると上に怒られるのでノーズアートの域を出るサイズではなかったが、自腹で本職の漫画家に原画を頼む気合の入りようだ。
陸上自衛隊木更津駐屯地では2011年より航空祭にてほむら似のAOIちゃん(隊員のデザイン)やオリジナルキャラクター木更津4姉妹(藤沢孝氏デザイン)の描かれた痛ヘリの展示が東部方面航空隊・第4対戦車ヘリコプター隊により行われていたが、陸上幕僚監部よりお叱りを受けたためか2013年を最後に展示を終了している。

ミンメイガード

最初は「電撃ホビーマガジン」の作例として作られた、『超時空要塞マクロス』のリン・ミンメイ護衛用のVF-1バルキリー。後にハセガワ等から商品化もされた。
厳密には(ファンが勝手にやったのではなく、統合軍による歴とした作戦なので)痛機ではないのだが、デザイン的には痛機の元祖と言えよう(アイドルコンバットより古い)。
後にVF-25用のシェリル・ノームランカ・リーの痛デカールもバンダイから発売されたが、こちらは紛れもなく痛機である(後付けでミンメイガードと同じ扱いになる可能性もあるが)。

模型展開

スケールモデルの雄・ハセガワがエースコンバット6に登場した機体を「アイマス機シリーズ」として展開を開始したのが模型における「痛機」としての展開が始まりと思われる。
その力の入れようといったら、金型を持たない機体は他社と提携してでも発売するわ、6発売当時では敵専用のV/STOL機を含むオリジナル設定のプロジェクトフェアリー仕様をプロジェクトエイセス協力の下で出すわ、新規金型のF-22ラプターSu-33フランカーDに至っては「アイマス仕様」のほうが一般仕様より先に発売されるありさま。
(発表当初は航空模型ファンだけでなくハセガワ社内でも賛否両論があったが、結果としてはこんな形でとはいえ、商品化された事はハセガワ製の該当機種プラモを待ち望んでいた航空模型ファンから歓迎される事となった。事実、Su-33(と言うかロシア(を含む東側諸国全般)の戦闘機)は、これまで「売り上げが見込めない」として商品化を見送られてきた代物である)
もちろん他社もこの動きを見逃してはおらず、なんと「痛空母」や「痛団地」までが発売されるありさま。デカールを貼る面があれば何でもいいのか。


ガンプラとは違うぞ

最近のガンプラ接着剤不用、塗装もほぼ不用(部品が色分けしてある)、薄くて精密な代わりに貼りづらく破れやすい水転写デカールではなく、お手軽なシールインスタントレタリングと、作る人に優しい仕様。
そういったバンダイ製プラモしか作った経験のない層が、痛機目的でハセガワ製プラモに初挑戦した結果、メーカーサポートに作り方の相談をしまくったため、通常業務に支障をきたしかねない事になったとか。
(痛機ではないが、ガンプラ「すーぱーふみな」もパチ組みでは邪神像にしかならないと評判で、可愛く作るには最低でも肌のテカリ具合を抑える必要があり、パチ組みしかしたことのない層からは混乱の声が)

痛戦車?

なお車体にスコップやらいろいろくっついていて平滑な面が少ない戦車を「痛」くするのは(原理的に)不可能ではなかろうが、ちょっと難しそうだ(仮にで認められても、戦場じゃ目立ちまくること間違いない)。

……と思っていたら、ガールズ&パンツァー」というアニメが登場。
劇中で主人公達が登場する戦車のプラモが発売された。痛機プラモ以上に作るのが難しい(というより面倒)と思うのだが……。
ただしこれらは「劇中仕様」の戦車であり、美少女キャラクターの大判デカールが付属しているというわけではない。
そういう意味では痛機ブームが起きる10年以上前にハセガワ(アクトハセガワ)が『エリア88』や『ザ・コクピット』仕様のデカール付き飛行機プラモを既に販売していた事が有る。中には『ああっ女神さまっ』仕様(猫実工大自動車部によるレストア機)の震電なんてのも。

関連タグ

痛車
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