概要
要接着剤、要塗装が当然だったプラモデルだが、接着剤不要のスナップフィットや多色成型(いろプラ)採用によって、極端に言えば素組みのままでそれ相応に見栄えがする物が出来る物も出てくるようになっており、特にキャラクターモデル(マスコミモデル)系統にはこのような物が多い。これらは工具はニッパー一つで出来てしまう、或いは工具すら必要ないタッチゲートが採用された物も存在する。
このニッパーでランナーからパーツを切り離す、タッチゲートランナーから指でパーツをもぎ取る際に出る音やパーツを組み立てる際に出る音の「パチ」という音から「パチ組み」という言葉が生まれている。
現在で言う「素組み」は言うなればパチ組みと同義語扱い(要接着剤のプラモの素組みすらそう呼ぶ事例もある)されている部分が強い一方で、素組みに対する侮蔑めいたニュアンスで用いられている事も多い。