曖昧さ回避
概要
ハサミやペンチと同様に交差した構造を持ち、柄をにぎりこむ事で刃が締まり、材に刃が食い込むことで切断する。
従来からある一般的なものは電線の被覆剥きの為に孔が開いていることが多いが、近年はガンプラを筆頭にプラモデルが普及した結果、プラスチック用の刃が薄く鋭い物がよく知られるようになった。
また、切断する対象に応じて刃が斜めを向いているものや縦になっているもの(食い切りと呼ばれる工具に類似)もあり、形状や用途なども前述の物の他に精密切断用に刃の薄いもの、硬線用に刃先が厚くなっているもの、介護用品(爪切用)のものなど、色々ある。
動力工具
工場の省力化用に空気圧で刃先を動かす設備として用いられるが、手持ち式の空気圧工具のものもある。普通のニッパーとは異なり消耗品である刃は交換可能になっている。また、人力では切断できない部品を切断する為の大型の空気圧式のものもある。これは、据付式の物のみである。
空気圧式に対してあまり一般的ではないが電気動力の手持ち式の物もある。
注意事項
刃の能力を超えた切断は、刃の破損どころか場合によっては刃が破壊される(つまり刃が折れる)ことがあるので、刃の能力を超えた切断はしない事。