概要
大会社の工場や町工場が集まる工業団地、中小規模農家や観光農園の多い農業団地、物流会社が集まる倉庫街など様々であるが、一般的に「団地」と言われると住宅団地を指す事が多い。
これは自治体や民間会社が、人口増加対策や社宅向けに集合住宅を計画的に大規模に開発したものである。
農村から都市への大量移住が起きていた高度成長期に多く建設されたが、現在では都心回帰や老朽化、所有する企業のリストラ政策、高度成長期に一斉に入居させたことなどもあり、過疎化や高齢化が問題になっている。対策として、リノベーション(改修改装)や建て直し、一般マンションや一戸建て用地への転用が相次いで行われている。