「ルールは守るモノ、小学生でも知ってる」
「無理でもやらなきゃ!それが私の… 錬金術師の使命だから!」
変身する仮面ライダー
概要
『仮面ライダーガッチャード』の登場人物。本作のメインヒロインにしてもう一人の主人公。一人称は「私」で二人称は「君」。
普段は富良洲高校に通う高校生で、主人公・一ノ瀬宝太郎や加治木涼のクラスメート(物語開始当時は高校2年生、第30話で高校3年生に進級)。
成績優秀、品行方正な深窓の令嬢…というのは仮の姿で、その正体は学校の地下に隠された錬金アカデミーに通う錬金術師。
外見
長い黒髪を持つ清楚な雰囲気の美少女。普段は制服や私服を着用しているが、錬金術師として活動する際は青いマントを上から羽織っている。
私服では白系統の者を着てることが多い。
人物
基本的に冷静沈着且つ理性的・合理的だが、どこか冷めた雰囲気があり他人にも興味が無いのか、クラスメイトである宝太郎の名前すら彼が錬金術の世界に足を踏み入れるまで覚えていなかった。
しかし、錬金術師としての使命感は強くスチームライナーの暴走同然の活動を止めようと体を張って止めようとする正義感の持ち主でもある。担任であるミナト曰く「先祖代々錬金術師の家系である」とのこと。
今時の高校生にしては意外と世間知らずで規則を守ろうとするあまりに融通の利かないところもあり、それもあってか買い食いや寄り道の経験がなく、銀杏蓮華とカフェに立ち寄った際には店員の話す言葉が錬金術の詠唱のように聞こえて混乱していた。
ハイパーバトルビデオの予告で宝太郎と体が入れ替わった際に宝太郎がりんねの身体で創作料理を作って食べようとした際に「沢山食べたら太っちゃうからだめぇぇ!!」と制止したりなど年相応な部分を見せている。
掟や規則を重んじるとはいえ、身の危険が迫っている時であれば錬金術(バレットチョウチョ ワイルド)で一般人に対抗することも(相手が「地上げ屋」と名乗るヤクザであり銃を複数所持していた以上当然とも言えるが)。
宝太郎が仮面ライダーガッチャードに変身するところを目撃し、以後は彼とともに行動するようになる。
彼の口癖である「ガッチャ!」を「またそのポエム…。」と呟き呆れ果てているが、彼の明るさ・信念に影響され始めている。
第30話においては一応九十九静奈に男女の関係なのかと問われた際に「一ノ瀬とはそういう関係ではない」と言及しているが、内心宝太郎と仲良くする彼女に対し嫉妬心を抱いていたことも描かれている。これは九十九が宝太郎の幼なじみであり、「自分よりも宝太郎のことを知っている」ことへの危機感も相まって抱いた感情と思われる。
戦闘では、当初錬金術で近くに転がってる瓦礫等を操ったりしてマルガムと戦うガッチャードを援護したり、戦闘に巻き込まれた一般人の避難の時間稼ぎを行っていたが、後述のように仮面ライダーへの変身能力を獲得して以降は戦闘への参加へとシフトしている。
父の九堂風雅はケミーを研究していた偉大な錬金術師であったが、10年前に学校で管理されていたライドケミーカードを盗み出した容疑を掛けられ姿を消したことから複雑な思いを抱いている。
その後、宝太郎から父親がグリオンにより「裏切り者」にされたことを伝えられ、「九堂のお父さんは錬金術師の掟を破ってまで守りたかったルール(=信念)があったんじゃないか」という推測を聞いたことで父親と同じく信念で動く決意を固めた。
このように家族関係からして苦労人な彼女だが劇中では定期的にギャグ・シリアス問わず操作能力関係でピンチに遭うことが多く、アトロポス、ズキュンパイア、仮面ライダーグレアと複数のキャラクターに身体を乗っ取られるor洗脳される羽目に陥った。
第31話に至ってはクラーケンマルガムの術を攻略するためとは言え味方にライダーキックされたりする場面もある。
歴史(特に日本史)に興味があるようで、第9話では元々新撰組をテーマに彼らのゆかりの地を巡ろうとしていた。だが、加治木・宝太郎の2人とグループになったため自身のテーマが無下にされるどころか散々振り回されることに…。
宝太郎・加治木とは対照的にお化け屋敷を笑顔で楽しんでいたり、蓮華の祖母が暮らす村で妖怪騒動に遭遇した際には怖がる宝太郎と蓮華とは対照的に一人だけ楽しそうにしていたり激辛好きだったりと意外と恐怖や痛覚に対しての耐性がある模様。本人曰く、「お化け等を見るとつい笑ってしまう」らしい。
冥黒の三姉妹のアトロポスにしつこく狙われており、「これから起こることは全部君のせいだよ」と言われた上で錆丸が仮面ライダードレッドになったため、そのことを強く根に持っている。
その後も幾度となく彼女にしつこく狙われているものの、りんねはアトロポスに対して「自分たちの罪を償い同じ人間として生きてほしい」という感情を抱いている。
その後、グリオンの回想やガエリヤの暴露等によりアトロポスのモデルが「幼少期のりんね」であることが判明した。
母親との関係性は不明。そもそも母親の存在自体が劇中で語られておらず、本人も語ろうとしなかったため、物心つく前に亡くなっている可能性も否定できない。
『最強ケミー★ガッチャ大作戦』
以降、劇場版のネタバレ注意!
『最強ケミー★ガッチャ大作戦』で黒幕が変身したウィザードマルガムの魔術に苦しむガッチャードとギーツの戦士達を見て自身が無力であることを実感したりんねは、ミナトが持ってきた「浄化」の力を持つ「ユニコン」と「無尽蔵のエネルギー」を持つ「ザ・サン」の力を使うことを決意する。
そのために彼女は、ウィザードマルガムの能力を利用し、「夢の世界で父・風雅から二つの強力なケミーの力の使い方を聞く」という危険な賭けに出る。
そして夢の世界ながら自我を持って自分に「戦う覚悟」を説いた風雅から新たな力を託されて現実に帰還し、新たな仮面ライダー「マジェード」に変身を遂げる。
サンユニコーンの力でウィザードマルガムの魔法を無力化・彼を倒し、宝太郎達の窮地を救った。
しかし、本来は上級錬金術師しか扱えない強力なケミー2体の影響かりんね自身の錬金術師の力が一時的に喪失するほどの消耗を受けてしまい、冬映画最終決戦にも参加せず、冬映画後の16話でも変身しなかった。
錬金術の力と父から託されたマジェードの力がりんねに戻る時、世界はどんな局面を迎えるのか——
覚醒!真の仮面ライダーとして
第19話
ミナトの裏切りによって錬金アカデミーを退学をさせられ新たな力を得た宝太郎や錆丸達と共にキッチンいちのせ連合を立ち上げるも錬金術師としてのルールに縛られる自分に苦悩する。そんな時にミナトが現れ、「錬金アカデミーに戻ってこい」という誘いとともにハイアルケミスリングの受け渡しを要求されるが宝太郎によって何とか退けることに成功。
風雅が冥黒の三姉妹のボス・グリオンの策略で裏切り者にされた事を宝太郎から知り、安堵したが、その後ケルベロスマルガムの襲撃現場を訪れるものの、アトロポスの命令を受けたケルベロスマルガムに狙われる。
しかし、流れ弾によりパンパイプが破損し、アトロポスの支配から脱したケルベロスマルガムが彼女を襲撃。その際に「助けて」と呟いたアトロポスが幼少期の自身と同じく孤独な存在であることを感じ取り、ケルベロスマルガムの攻撃から彼女を守る。
ルールに縛られてばかりの自分を変えるために「自分のルールは自分で決める!」という新たな信念を持ったことでアルケミスドライバーが起動しマジェードへと再び変身。ケルベロスマルガムを撃破した。
戦いが終わって珠美から常連からのプレゼントとケーキを貰うと、一皮剥けたことでタガが外れたのか、「ケミーを回収した人がケーキを先に取るのが私のルール!」とちゃっかりした一面と年頃の女の子らしい爽やかな笑顔を見せている。
第23話
ズキュンパイアに一時的に憑依される羽目に陥るが、ガッチャード・バニーパーカーによって一時的とはいえ「宝太郎を着ている状態」になり、彼の助けでズキュンパイアの憑依から救出されている。
第25話
久方ぶりに父親との再会を果たし、「これは夢じゃない?」と半信半疑になりながらも「バカ…大嫌い…。」と呟きながら、しっかりと父親と抱擁を交わしていた。
第30話
3年生に進級して宝太郎とまた同じクラスになり、互いに笑顔で過ごしていた。だが新学期宝太郎の幼馴染を名乗る女の子が自分達のクラスに転入。人前で宝太郎の手を取る、宝太郎がロミオに推薦されたことを知り自身もジュリエット役に立候補するなど積極的に宝太郎にアタックする静奈を見てやきもきしており、公園で1人黄昏れていた所にやって来た静奈から自身と宝太郎の関係について問われる。
更にアトロポスの手で生み出されたマンモスマルガムによって静奈が凍らされてしまい、それが「りんねちゃんのせい」だとアトロポスに言われたことでマンモスマルガムとの戦闘にも集中できずにいた。
第31話でマンモスマルガムをガッチャードと共に倒した後も静奈とはギクシャクした関係が続くが、りんねの真意や宝太郎の思いを知った彼女とは少しずつ関係は改善されていった。直後に現れたクラーケンマルガムの闇の術に対してはわざとネミネムーンの力で仮死状態となるという奇策で攻略し、仮面ライダープラチナガッチャードと共にライダーキックでトドメを刺した。
最終的には『ロミオとジュリエット』で静奈から譲られる形でジュリエット役を引き受けていた。
第33話ではハンドレッドの一人であるミメイが変身した仮面ライダーグレアと対決する。スパナと協力してグレアに奮戦するりんねだったがグレアの持つヒュプノレイによって洗脳されてしまい一時的にスパナと対決することになる(その後、乱入してきたクロトーレビスによって変身解除し再び自我を取り戻した)。
その後は度々アトロポスと接触をするが、情報を提供する代わりにジェルマンを倒して欲しいと1度結託したこともあった(アトロポスの目的はジェルマンの内部にいたグリオンの救出だったが)。
本編では基本的に宝太郎のアシスト役として活躍することが多く、ガッチャードのトドメの一撃へと繋げるために露払いや協力を試みる場面も多々見受けられた。
第42・43話ではたまたま宝太郎が錬成中の「ウゴケナークナル溶液」が掛かったために身体が動けなくなってしまい、2週ほど変身せずにアカデミーで待機する羽目になった。
『ザ・フューチャー・デイブレイク』
第43話と第44話の間に当たる本作でももちろん登場。ギガントライナーの力で未来に飛び立とうとした宝太郎のサポートをするために(ちゃっかり付いてきた加治木と3人で)20年後の未来へと移動した。
遂に、この世界では初めて素顔の未来の宝太郎と出会うのだが…。
20年後の時代では既に故人。グリオンとの度重なる激闘の末に錬金アカデミーの面々はほぼ壊滅状態となってしまい、事実上この世界ではグリオンの作る金色のマルガムを倒せるのはマジェードだけという悲惨な状況だった(この時の宝太郎はファイヤーガッチャードの力を手に入れておらず、スパナも仮面ライダーに目覚める前に戦死した模様)。
グリオンのあまりの強さに弱気になってしまう宝太郎を献身的に支えた彼女だったが、グリオンが暗黒の扉を開く際に奪われたケミー達を救出すべく単身攻撃を仕掛け、冥黒王によって無惨にも殺害されてしまう。自身を支え続けてくれたりんねの死はあまりにも深い傷を宝太郎に与え、ガッチャードデイブレイクの力を与えることとなった。
その事実を知ってもなお現代の宝太郎と共に未来の宝太郎へ共に戦うことを説得し、仲間達と共に最後の決戦へと出撃。変わり果てた恩師の姿をした木偶人形に対しても怒りの一撃を与え、かつて完敗を喫したドラゴンマルガムにも勝利する大金星を飾る。
その後、仮面ライダードラドには力及ばず敗退、危うく未来と同じく殺害される寸前まで追い詰められた所、突如カードから声が鳴った。
実は、殺害されたデイブレイクの世界のりんねはアルケミストリングを通じて意識がザ・サンと融合していた。彼女はデイブレイクケミーの一員として宝太郎と共にグリオンと戦う傍ら、ずっと彼へ声を掛け続けていたことを語る。
人間時代に今際の際で呟いた「一緒に戦いたい」という言葉は、その台詞通りに宝太郎と共に歩みたいという彼女の祈りでもあったのだ。もう一人の自身に呼応した現代のりんねも、2人の宝太郎と共にドラドを撃破した。
その後、復活した冥黒王にもゴルドダッシュに乗る形でガッチャード達を援護。デイブレイク世界のりんねもザ・サンの力をデイブレイクホッパー1とデイブレイクスチームライナーに与えて新たな力に目覚めさせ、デイブレイクはシャイニングデイブレイクへとパワーアップ。共に冥黒王を倒した。
なお、こちらの世界のりんねは20年後の宝太郎を「一ノ瀬」ではなく「宝太郎」と呼ぶようになっている。現代のりんねが元の世界に戻っていく際にも「私は宝太郎を支えるから、あなたも一ノ瀬を支えてあげてね」とエールを贈った。
現代に帰ってからも相変わらずガッチャードとのコンビで怪人と戦っていたが、第46話ではガエリヤとの戦いで腕に何やら怪しい紋章を与えられてしまい…?
覚醒する"黄昏"(第48話ネタバレ注意⚠️)
第48話にて、第46話でガエリヤに与えられた紋章の詳細が判明。それはりんねをモデルにした「ホムンクルス」たるアトロポスを自我を失った破壊兵器「キマイラ」へと変貌させるためにモデルとなった人間を死に追いやるという悪辣なものであった。
この事態をグリオンから聞いた父・風雅はグリオンとともにガエリヤの元に向かったものの、ガエリヤはその行動すらも読みりんねとアトロポスをブランクカードに閉じ込め、風雅とグリオンの足元を拘束。「互いの生命を賭けたロシアンルーレット」を強制開催させる。
そんな状況の中でも、りんねは風雅のみならずアトロポスの心配までしており、その様はアトロポスにとっては理解し難いものであった。
その後、宝太郎の機転でバレットチョウチョの能力で扉の突破に成功。ガエリヤがそのままガッチャードとの交戦を始めたことにより術が解け、2人は外に投げ出されてカードの中から解放される。
助けてくれた父親の元へ向かい抱擁するが、その直後にグリオンがガエリヤの紋章を上書き。これには風雅、アトロポス共々唖然とするが、りんねは父を嘲笑するグリオンに対し「絶対許さない!」と啖呵をきった。
その後、グリオンの野望を阻止するべく、自身に襲いかかってきたガエリヤに対して不調を押してまで「この生命が尽きるまで戦う!」と覚悟を決めてマジェードに変身。しかし、その不調が祟り変身解除に追い込まれてしまう。
そして、トドメを刺されそうになった瞬間。彼女を庇った者がいた。
そう、アトロポスである。
彼女はりんねとの対話を通し、やっと自身の本心に気づき、今際の時までも父から愛されていたりんねが羨ましかったこと、本当はりんねのような友達が欲しかったことを告白。そして今までの悪行に対する謝罪の言葉を遺すと、その肉体は粒子となって消滅。
救えるはずだった友達であり、そして「もう1人の自分」であるアトロポスを失ったことに慟哭するが、そんな彼女らの遣り取りを嘲笑い「喜劇と言えるほど愚かしい」と吐き捨てたガエリヤに対してとうとう怒りが爆発。
「…あなたにはわからない…!」
その叫びと共にアトロポスの吹き独楽がプロミスアルケミストリングに変化。更に、それに呼応するかのようにアルケミスドライバーもマジェスティードライバーへと変化を遂げる。
そして、りんねは新たな姿仮面ライダートワイライトマジェードへと変身。
こうして火蓋が切られたガエリヤとの決戦では、アトロポスも精神体としてサポートし、2人で共にガエリヤを圧倒。
満身創痍のガエリヤは「意思を持たず星の導きに従うのが救済だ」と縋るように呟くが、りんねはそれを強く否定する。
「あなたは間違ってる!どんなに辛くても、自分の生き方は自分の心で決めなくちゃいけないんだ!」
そう真っ直ぐに言い放つと共に必殺技「トワイライトノヴァ」を繰り出し、ついにガエリヤを撃破。
そして、りんねとアトロポスは精神世界で最期の対話を行う。
アトロポス「勝ったみたいだね。」
「うん、アトロポス。約束、守ってくれてありがとう。今度は私が…。」
アトロポス「いいんだ。僕は、君の中へ還るよ。」
こうして、宿敵と呼ぶには奇妙な関係で、最後にようやく心を通わせることが出来たもう1人の自分との別れを経験した彼女の顔は、どこか寂しそうなものだった。
最終決戦ではドレットルーパー軍式やグリオンによって再生されたガエリヤやジェルマン達と対決。援軍として駆けつけた仮面ライダーウインドとも共闘し、親子の力で復活した冥黒王達をまたも撃破した。
宝太郎がグリオンを打倒した後は再び父と平穏に暮らす日々に戻ったらしく、風雅に将来の目標を聞かれた際には「父を超える大錬金術師」を目指すことを語った。
『仮面ライダーガッチャードGRADUATIONS』
本作では遂に宝太郎達と共に富良洲高校を卒業。学生生活も大詰めになる中、何やら彼女から宝太郎に言うことがあるらしく…?
ハイパーバトルDVD
宝太郎がミナトとクロスウィザードの静止を聞かず不用意にファイヤマルスとインフェニックスに触ったことで宝太郎と入れ替わってしまう。
その後、2人の息を合わせるため渋々コーチを務めることとなったスパナ指導のもとバレーボールを行っただけでなく、ミナトとクロスウィザードによるアルプス一万尺を行ったが、結局この日の成果は無し。
その後、身体が宝太郎のままキッチンいちのせに帰宅。
その際に宝太郎のカバンの中に「錬金術ノート」があることを知り、宝太郎も陰で努力していることを知った。
その後、魔法使いジャマトの集合体であるウィザードマルガム(に似た紛い物)と対決するために変身したことで元に戻り、抜群のコンビネーションでこれを撃破。
その後、宝太郎にノートを見た件を謝罪したが、その直後に自身の黒歴史ノートとも言える紙を見られたことを知ったことで宝太郎をビンタして立ち去った。
余談
- 名前の由来は「輪廻」だと思われる。
- 演者の松本氏は、兄の影響で幼少期から仮面ライダーシリーズを視聴しており、特に『仮面ライダー電王』と『仮面ライダーキバ』がお気に入りだった模様。前作『仮面ライダーギーツ』では敵役(役名は明言しなかったが恐らくこの人)のオーディションを受けていた。りんねの役作りにあたり、脚出しも含め『Doctor-X』で大門未知子を演じる米倉涼子氏を意識しているとのこと。
- 松本女史は本作にてマーキュリンの声も兼任している。
- 公式サイトによるとりんねの立ち位置はもう1人の主人公であり、「少年と少女のW主人公感」は当初から1本軸として決まっていたとのこと。そのためか、同サイトの所持ライドケミーカード一覧には彼女の所有カードを示す欄が、まだ1枚も所持していない段階から存在している。
- なお、アトロポスとの因縁を持たせるために「元は同じ人形」「既に死んでいる」などの案が出たものの、「アトロポスのモデルが幼少期のりんね」という設定で落ち着いた。
- そのため、上記の母親に関する設定は元から無い状態だったと思われる。
- また、元々初期案は海外から来た留学生という設定であり、『カードキャプターさくら』の李小狼をイメージしていたとのこと。
- 近年では毎年女性ライダーが登場しているが「初の2号ライダーの女性変身者である」(仮面ライダーイクサも女性が変身可能だが、あくまでメインは男性である)。
- 仮面ライダーシリーズのヒロインとしては珍しく、主人公の事は名前ではなく名字で呼んでいる。しかも苗字呼び捨てであり、これは史上初。
- 田口清隆監督回では、キャラ崩壊したり動きを制限されたり等通常時と比べるとやたらコメディーリリーフ的扱いを受けている。
関連タグ
仮面ライダーガッチャード 錬金術師(仮面ライダーガッチャード) 仮面ライダーマジェード ライダーヒロイン
ライダーヒロインの系譜
2号ライダー変身者