概要
『仮面ライダーガッチャード』に登場する錬金術を操る人物達のこと。
古い時代から歴史の裏で世界の繁栄と調和のため、時代が科学技術によって著しい進歩を遂げながらも衰退することなく、錬金術の研究を続けている。
普段は人間社会で一般人として生活しているが、有事の際には専用の制服と指輪・アルケミストリングを纏う。公式によると彼らが身に着けている指輪は錬金術の発動に必要な道具であると同時に、階級を見分けるための証明書のようなものであるらしく、青<緑<赤の順番にランクが上がる。
この錬金術師の階級は定期的に行う「昇級試験」によって実力のある者が選別され、限られた力ある人物がよりランクの高い錬金術師として任命される。スパナは鉛崎ボルトとの最終試験の対決に見事勝利を果たし超A級錬金術師へと昇格した。
また、錬金術自体は科学に近い学問であるためか若い錬金術師たちは普通にタブレットやバイクなどの文明の利器に使うことに抵抗はない様子。
錬金術師を育成する錬金アカデミーや、その上部組織である錬金連合の存在が判明している。更に、悪の錬金術師である冥黒の三姉妹という集団も存在する。
一ノ瀬、九堂親子、ホムンクルス達、フルネームが不明のミナトと亜琉美を除き「銀」「錆」「鋼」などの金偏が付く漢字が名前に使用されている。
錬金術師のタイプ
錬金術が学問である以上、彼らは科学者なのだが個人ごとに研究テーマが異なるように錬金術師にも様々な分野がある。
黒鋼スパナや彼の両親は武装錬金術を専門分野とし、錬金術で錬成した武器を用いた戦闘が得意であり、恐らくは錬金術師の不正や犯罪を取り締まる役割を担っている。
また、枝見鏡花は錬金具の開発を専門としており、10年前の錬金アカデミーは彼女と同じ作業着を身に纏った生徒達が大勢いた。(実際、鏡花のみならずミナトや錫屋も10年前は開発部門に所属していた。)
ただ、近年ではグリオンの襲撃によって若手の錬金術師が数を減らしているのか、明確な区分分けなどはあまりされていない様子。