概要
『仮面ライダーガッチャード』に登場する施設。
その名の通り錬金術を学ぶための学校だが、世間的には秘匿されているらしく、表向きは普通の高校である富良洲高校の地下に設立・存在している。そのため教師や生徒の中には、普段富良洲高校の生徒や教員として通っている者もいる模様。
また、卒業生の中にはそのまま錬金術師の上部組織・錬金連合へ所属する者もいる。
校章は「両掌の伸ばした親指と人差し指の内、人差し指だけを対面させて作った上向きの矢印と、それから左右一対に生えた翼」となっている。
制服は青と水色或いは臙脂と青のマント付のジャケットを羽織っておりその下には校章が入った半袖のシャツを来ている(下は男子は通常のズボン、女子はショートパンツスタイル。蓮華は黒ストッキングを着用している)。
逆に教師はマント含めほとんどが黒色に染まっている。
第17話からは、冥黒の三姉妹とその親玉グリオンに事実上乗っ取られた状態にある。しかし第27話でグリオンを倒したことにより再び宝太郎達の拠点となる。
その後、最終話でグリオン及び冥黒王の打倒が果たされたことで、錬金術に興味を持ち始めた学生に向けたアカデミーへの体験入学を行うなど徐々に浸透し始めている。
活動
本来はその名の通り錬金術の学習が主な活動だが、第1話で101体のケミーが解き放たれてしまったので、しばらくはケミーの捕獲・回収が優先されており、達成後は冥黒王陣営の打倒が優先されていた。(その一方で、幹部はケミーの引き渡しを要求するなどアカデミー側と連合上層部側で対応に関して意見に相違が生じている。)そのため、普段の具体的な活動内容は不明。
こうなってはさすがに成績評定がやりづらいため、ケミーの捕獲・回収の結果を成績評定の参考の1つとして加えている模様。劇中でも、銀杏蓮華が成績のことを気にしている節の発言をしたり、ミナトがサボニードルの件で宝太郎に対して成績から減点しておく旨を告げたりしている。
ケミーの捕獲等は生徒達が担当しており、アカデミーから支給された各種ガジェットを用いてケミーを探索・捕獲していく。
捕獲したケミーの保有並び管理については全て捕獲した人物に一任されており、本人同士の合意があればケミーの譲渡・交換も可能。
一方教員達は主に裏方を担当する。
具体的にはケミーを偶然目撃した一般人の記憶消去などの後始末を行っている。
ちなみにマルガムとなった人物の記憶消去も行っているが、その人物が犯罪者の場合は記憶を消去したうえで警察に引き渡している模様。
ちなみに、記憶消去は厳密には「記憶に新たなものを上書きする形で"蓋をする"形」とのこと。その原理を逆にすることで一般人の記憶を戻すことも容易に可能だと思われる。
ただし、やりすぎてしまうと脳に多大なる負荷をかけてしまうとのこと。記憶の完全消去も可能だが、一般人の日常生活を考慮するとリスクがあるため、容易に実行できない(現に加治木涼がその危機に瀕している)。
後にミナトの独断もあり、加治木とその彼女である姫野聖は例外として記憶消去を行わなかった。
しかし、ガエリヤの謀略により人々がケミーと錬金術及び錬金術師に関する記憶を思い出したことで意味をなさなくなることになってしまう。
その後、グリオン及び冥黒王の打倒やケミー達の第2の地球への移住により一般人にとっては都市伝説と化してしまい、記憶消去の必要性もほぼ無くなっている。
現在は、宝太郎が錬成した第2の地球に人間が定住できるかどうかの実地調査を中心に行っている。
所属者及び元所属者
教員
- ミナト(本来の所属は錬金連合)
生徒
卒業生
- 黒鋼スパナ(卒業後錬金連合に所属)
過去の関係者
余談
- 主人公の宝太郎、ヒロインのりんね以外でフルネームが判明している学生は、「銀杏」「錆丸」「黒鋼」「鉛崎」「錫屋」と名前の一部に金属が含まれている。これからいかなる物にでもなれるという暗喩か。
- 冬映画のオーディオコメンタリーにて、セットに狐の面を被ったアヒルがある事をりんね役の松本麗世氏が語っている。尚とても小さい造形のため実際の映像に映ってるか怪しいとのこと。
- 冬映画のメイキング映像にて宝太郎達が入口付近に置かれてる小物と一緒に紛れ込んでることが明かされた。
関連タグ
錬金術(仮面ライダーガッチャード) 錬金術師(仮面ライダーガッチャード)
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