サボニードル
さぼにーどる
「サボ~」
『仮面ライダーガッチャード』に登場するケミーの一種で、サボテンがモデルのプラントケミー。
複眼はオレンジ。矢印は頭部と左腕に刻まれている。
陽気なリズムを刻み、無数の針はいくら飛ばしてもまた生えてくるらしい。また稀に針を飛ばした後に花が咲くこともあるという。
また、陽気なイメージと裏腹にサボニードル自身の性格は臆病で弱虫である。
ひょんなことから砂山理玖という少年に拾われ、「サボスケ」というニックネームをつけられ友情を育んでいたが、父親の砂山堅二に捨てるように言われてしまい一ノ瀬宝太郎たちの元に連れてこられ捕獲される。
しかし、「本当はサボニードルと離れたくないのでは」と宝太郎は理玖の本音を聞こうとする最中にドラゴンフライマルガムに襲われ、ニードルホークへのガッチャンコに使用されるが、突如としてガッチャードライバーから抜け出し離脱。変身が解除されてしまう。
その後、スマホーンの力を借りて理玖と初めて出会った公園で再発見され、改めて理玖から「友達になりたい」という本心を伝えられて調子を取り戻し、息子を愛するあまり悪意に暴走する堅二/ドラゴンフライマルガムの討伐に貢献した。
最終的に、錬金術の掟によって理玖はこれまでの記憶を消され、離れ離れとなってしまうが、宝太郎は人間とケミーが共存できる世界を作るとサボニードルに改めて約束した。
第18話ではデイブレイクタイムロードの能力で宝太郎が飛んだ過去の世界にて登場。グリオンによって黄金像に変えられクロトーに踏み潰されかけるも九堂風雅によって救われることとなった。
最終話では、グリオンが変身した仮面ライダーエルドの黄金化光線で再び黄金像になった。最後は他のケミーと共に仮面ライダーエルドに立ち向かい、アルティマスチームホッパーを援護した。
デイブレイクサボニードル
仮面ライダーガッチャードデイブレイクが使用するデイブレイクケミーカードの一種。全体が炎のような赤色になっており、炎のエフェクトが追加されている。
レインボーサボニードル
仮面ライダーレインボーガッチャードとニジゴンの能力でライドケミーカードおよびその中に封じられているケミーが強化されたレインボーケミーの一種。
ガッチャーブラザーズの召喚に使用される。
演じる阿澄佳奈は本作が特撮初出演(※)となる。彼女の代表作「這いよれ!ニャル子さん」にて仮面ライダーのパロディをこれでもかと行っていたが、遂に本家にも出演することとなった。
なお、第1話のみ明らかに阿澄女史では無い男性のCVが確認されているが、クレジットには記載が無く誰なのか、なぜこうなったのかは不明。
※ゲーム作品まで範囲を広げると、『サモンライド!』のメモル役以来。