デイブレイクケミーカード
あかつきのけみーかーど
ライドケミーカードの一種。
公式サイトでは、仮面ライダーガッチャードデイブレイクが携行しているケミーカードとして名称が登場。
スピリットライダゴーグルの説明文では、「100体のケミーとの絆の象徴となっている。」の一文があり、本編での描写から既存のケミーとは別種の模様。
既存のケミーに炎属性を追加したデザインとなっており、カラーリングはオレンジを基調としている。ケミーの周りのエフェクトは全て炎を基調したものにリデザインされている。
ガッチャーイグナイターを装着したガッチャードライバー(デイブレイクVer)に装填する事で、ガッチャードデイブレイクへの変身、更に各種武器との連動で力を発揮する。
ガッチャードローホルダーを開けると、ケミーカードが各属性毎に空中に展開され、ガッチャードデイブレイクが使用するケミーが手元に移動する。
また裏面の描写から、レベルナンバー10に相当するケミーも存在する事が分かる。
通常のケミーが101体なのに対し、公式のガッチャードデイブレイクの説明から全部で100体存在するようで、そもそも通常のケミーとの差異は現状不明。
特別な存在として描写されたレベルナンバー10を含め、最後の1体を除く全てのケミーが揃っている為、デイブレイクの戦力が相当である事が窺える。
デイブレイクの正体の考察や、錬金術師としての到達点である設定から、『錬金術を極めてパワーアップした未来の時間軸のケミー』という可能性もある。
実際に第18話で明らかになったデイブレイクの変身者の正体から考えても、このデイブレイクケミー達も未来の存在であることは間違いないようだ。
また、カードの表面には傷のような無数の細い線が入っているほか、端も白くなって酷く傷んだようなデザインとなっており、これまで如何に使い込んで来たかが分かる。
裏面は通常のケミー同様のライダーフェイスが描かれている。こちらは表と違い傷のようなディテールもなく、後に登場したレインボーケミーカードのように色の変化等も起こっておらず通常のケミーカードと全く同じデザインとなっている。
劇場版ではデイブレイクケミーに変化した経緯が若干触れられたが詳細は未だ不明。
後にその存在が判明した最後のケミー、ニジゴンは恐らく含まれていない。
この101体目のケミーの存在が、未来世界の顛末とどう関わるのかは現状不明。
※記載順はケミーの属性順。
亜種
LN | ケミー | 属性 | 初登場 | カード使用用途 |
---|---|---|---|---|
EX | シャイニングホッパー1 | インセクト | 夏映画 | シャイニングデイブレイクへの変身 |
EX | シャイニングスチームライナー | ビークル | 夏映画 | 同上 |
3月2日から発売される「ライドケミートレカ PHASE:03」にレプリケミーカード共々収録。いずれもレア度はコモンのみ。
5月18日発売の「PHASE:04」では全てスーパーレアで収録。これら2弾の収録内容は基本的に劇中で使用されたものとそのガッチャンコ相手となっている。ただしニードルホークの二枚はどちらも劇中未使用であるほか、一枚だけベルトや武器に装填することなく使用されたデイブレイクタイムロードのガッチャンコ相手であるデイブレイクパクラプターのみ未収録となっている。
更に2024年7月26日より、プレミアムバンダイより「ライドケミートレカ デイブレイクガッチャファイル&デイブレイクケミーカードコンプリートセット」の予約が開始。
デイブレイクケミー100種に加え、デイブレイク仕様のブランクカードを含めた全101枚が収録されている。
- この商品のカードはパック産同様、頑丈で硬いカードのためエクスガッチャリバー等で遊びやすいが分厚いため、ドローホルダー等に収納する際には注意が必要。
- この商品の101枚の内、バウンティーバニーがエラーカードになっており、箔押しがニードルホークのものになっている。 現在、正しいカードは購入者全員に配布するため準備しているとのこと。
トワイライトケミーカード:TV本編で登場した強い想いによって変質したケミーカード。名前も対になっている。
劇場版のネタバレ
その正体は、本来辿るはずであった破滅の未来で変化したケミー達。
正確には、奇跡のガッチャードが誕生する事なく、最後の仲間まで犠牲になり、宝太郎の慟哭に呼応する様に既存のケミー達が変化して誕生。
その時点ではまだ登場していないケミーもいるが、100体全てがデイブレイク化している為、独りになってもケミー達をガッチャし続けた事が示唆されている。
しかし、あるデイブレイクケミーだけは特殊な事情があるようで………………
前述のように公式サイトの解説や商品展開などで総数が100体であることが強調されているが、本編の世界において101体目にあたるニジゴン(タマゴン=賢者の石の破片)がどうなったのかは劇場版においても語られず、逆に未来の宝太郎がニジゴンやレインボーガッチャードの存在はリアクションを見せることもなかったため、こちらは一切が不明のままとなっている。
ただし本編における該当の場面でガッチャードライバーが奪われていたこと、破滅の未来においてはグリオンが暗黒の扉を開いて冥黒王の力を手に入れたこと、グリオンを操っていたというその冥黒王が本編における賢者の石を三分割した三位一体の姿ではなく一体の怪物になっていたことと合わせると最悪の展開も想像できる。
はたして、今後の物語でその顛末が語られることはあるのだろうか……?