宝太郎「いくぞ!ゴルドダッシュ!」
『ケミーライズ!GOLDDASH!』
「ダーッシュ!」
データ
レベルナンバー | 7 |
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英語表記 | GOLDDASH |
属性 | ビークル |
モチーフ | バイク |
ガッチャンコ相手 | メカニッカニ |
ガッチャンコケミー | ゴルドメカニッカー |
カスタムアップ相手 | マックラーケン |
カスタムアップ形態 | マックロダッシュカスタム |
マルガム | - |
CV | 一条和矢 |
概要
『仮面ライダーガッチャード』に登場するケミーの一種でバイクがモデルのビークルケミー。
複眼はブルー。矢印は複眼の上。
金色のボディが特徴で、もの凄いスピードとテクニックが自慢。
本作におけるライダーマシンの役割を担っており、メインビジュアルでもでかでかと映っている。
マシンとしての性能
全長 | 2.023m |
---|---|
全幅 | 0.880m |
全高 | 1.560m |
乾燥重量 | 248kg |
馬力 | 202.3ps(148.8kw) |
最高時速 | 265km/h |
フロントカウル『ダッシュカウル』は気流を味方にして空気抵抗を軽減する他、高い電気絶縁性を持つ絶縁樹脂でフルコーティングされているため、雷の直撃を受けてもダメージを受けない。この点は第10話でも触れられ、バッテリーマルガムとの戦闘に有効活用された(詳細は後述)。
横に装備されたアーム『ゴルドレーター』はゴルドダッシュの腕であり、高速走行中でも物質を掴んだり対象の追跡、捕縛を得意としている。その特性からある程度自衛もでき、空中に投げ出されても上手く着地してすぐに走行できる安定性にも優れる、ただのバイクに留まらないケミーとしての個性を持っている。
ハンドル『ダッシュコミュニケーター』は基本構成こそ普通のバイクと同じだが、人間と一緒に走ることが大好きなゴルドダッシュが乗っている人間とコミュニケーションを取るための重要な装置としての機能を持つ。
動力源である『ゴルドハートエンジン』は自分より速そうなライバルがいるとやる気が燃え上がって出力が高まるが、一方でゴルドダッシュの気分次第でもあるらしい。
車体後部の『ゴルドブースター』はガッチャードからのエネルギー供給を受け、そのエネルギーを閃光と共に猛烈噴射することでエンジンパワーの限界を超えた圧倒的なスピードを生み出すことが可能であり、グリップのボタンを押すことでブースターが点火、一時的な超加速を行える。
タイヤ『ダッシュトレッダー』は内圧を高めて膨らませることで車高を変化させ、どんな悪路でも走破可能とする。更に衝撃吸収能力の向上やパンクのカバーなども行うことで高い耐久性を誇っている。
活躍
- 第2話「追跡、錬金、スケボーズ!」
第1話にて人間界に解放されたケミーの一体として暴れ回っていたがミナトに再封印されたらしく、スケボーマルガムに逃げられそうになった一ノ瀬/ガッチャードのところへミナトが連れてきたことで彼と邂逅。走りたい意志を受け取ったガッチャードと意気投合し、彼に運転されて共にスケボーマルガムを追い詰める。
途中で妨害を受け、スリップ大回転したりショベルカーに激突しそうになったが、前者は気合で持ちこたえ、後者は宝太郎の機転によってスチームホッパーワイルドが踏み台になって蹴り上げ、ゴルドダッシュを飛び越えさせることで切り抜けた。
追い付いた後もアームで相手のスケボー弾を引き伸ばして盾にする臨機応変さも見せつけ、スケボーマルガムの撃退及びスケボーズ救出に大いに貢献した。
- 第6話「超A級☆ネジれスター」
りんねを誘拐したホークマルガムを追跡するためにケミーライザーを介して召喚され、ホークマルガムを追いかけた。
- 第9話「ダッシュで京都!修学旅行!」
修学旅行中にジャングルマルガムに遭遇したものの、ほとんどのライドケミーカードをアカデミーに置いてきてしまった宝太郎から連絡を受けた銀杏蓮華が鶴原錆丸を後部座席に乗せ、マッハの速度で京都まで疾走する。何とその日の日没前に到着し、その際にジャングルマルガムを蹴散らしてガッチャードの危機を救う。
- 第10話「炎の京都!〜悲恋・ケミー雷電事件〜」
ジャングルマルガムを相手に苦戦するガッチャードの元に駆け付け、メカニッカニとガッチャンコしてゴルドメカニッカーに変身。強固なボディで見事ジャングルマルガムを撃破した。
その後聖が変貌したバッテリーマルガムに追い詰められたガッチャードの元に再び駆け付けた。ガッチャードがゴルドメカニッカーに変身後、絶縁樹脂でフルコーティングされているボディを避雷針にすることでバッテリーマルガムの雷撃を弱めた。
- 第20話「微笑む天使、笑えぬ真実」
黒鋼スパナから「両親と再会した」と報告を受けた枝見鏡花だったが、彼女はスパナの両親はグリオンに殺害されたことを思い出し、グリオンの罠と察する。すぐさま宝太郎はりんねを後部座席に乗せスパナのいるスタジアムへ向かう。
- 第45話『運命の出会い、愛憎分岐点!』
バイクとしては久々の登場。加治木涼を後方に乗せ、姫野聖の救出に向かった。
- 最終話『キミと僕のCHEMY×STORY』
空中に橋を作ったレインボーガッチャードが乗車し、仮面ライダーエルドの元へと届けた。流石に巨大な金色のキューブには耐えきれず、キューブに入った後はカード化してしまった。
最後は他のケミーと共に仮面ライダーエルドに立ち向かい、アルティマスチームホッパーを援護した。
最終決戦にて登場。ブーストライカーとの並走を披露した。
グリオンの要塞へと侵入する際にデイブレイクゴルドダッシュとともに並走。妨害用のトラップを突破して無事に宝太郎たちを送り届けた。
また、ギガントライナーを牽引するシーンではマジェードが乗車した。ガッチャード以外がゴルドダッシュを運転したライダーであり、数少ない女性ライダーの搭乗シーンでもある。
亜種
デイブレイクゴルドダッシュ
全長 | 2.023m |
---|---|
全幅 | 0.880m |
全高 | 1.560m |
乾燥重量 | 248kg |
馬力 | 244.7ps(179.9kw) |
最高時速 | 320km/h |
仮面ライダーガッチャードデイブレイクが使用するデイブレイクケミーの一種。実際にケミーとして召喚する。他のデイブレイクケミーと同様、各部にファイヤーパターンが入っており、複眼も青から黄緑に変化している。
各パーツが錬金の業火によって強化されており、スペックも通常のゴルドダッシュより高い。
第17話では、ガッチャードとムーンマルガムが交戦してる際デイブレイクが乗車し、登場した。
劇場版では上記通り、通常ゴルドダッシュと並走した。
レインボーゴルドダッシュ
仮面ライダーレインボーガッチャードとニジゴンの能力でライドケミーカードおよびその中に封じられているケミーが強化されたレインボーケミーの一種。
ガッチャーブラザーズの召喚に使用される。
余談
- 名前の由来は「錬金術」と「ゴールドラッシュ」と思われる。
- ベースはホンダのCRF1100Lアフリカツイン・アドベンチャースポーツ。
- 一応、つぶらなヘッドライトがオリジナルから引き継がれている。
- ちなみに令和ライダーのバイクでは2023年9月時点で排気量が最大である。(※)
※排気量で言うなら最大は『仮面ライダーセイバー』のライドガトライカー(1300cc)だが、あちらはトライクな上に免許や法律では自動車扱いになる。
- 第2話に登場して以来は細々と活躍していたが、第10話では積極的に宝太郎を守るなど、第3の相棒としての側面がより強調された。
- デイブレイクゴルドダッシュのパーツはほとんどが通常のゴルドダッシュとパーツを共有しており、複眼もクリアでは無い為、パーツ付け替えやステッカーで表現している。その関係で、夏映画で並走するシーンは合成で表現する形を取っている。
- バイクモチーフの変身アイテムはバイクフルボトル以来。
関連タグ
仮面ライダーガッチャード ケミー(仮面ライダーガッチャード)