「そうか...!お前ら二人が相性バッチリのパートナーか!」
『MECHANICHANI!』
『GOLDDASH!』
『ガッチャーンコ!』
『ゴルドメカニッカー!』
ジャングルマルガム「金ピカ...!?何なんだてめぇはぁ...!」
概要
『仮面ライダーガッチャード』に登場する形態。
メカニッカニとゴルドダッシュのライドケミーカードをガッチャードライバーで組み合わせて変身するガッチャードの派生形態。初登場は第10話。
ガッチャード共通の「パンクライダゴーグル」は金色で縁取られたマウンテンゴーグルの様な形状。複眼に重ねることで高速で移動する対象を追尾して各種武装の照準器としての役割を持つ他、光量を自動調節する調光レンズの機能も備える。
また他の形態と違い2体のケミーが直接アーマーとして分離・合体したような姿になっている。
スペック
身長 | 202.4cm |
---|---|
体重 | 132.5kg |
パンチ力 | 13.6t |
キック力 | 8.2t |
ジャンプ力 | 4.6m(ひと跳び) |
走力 | 6.4秒(100m) |
バーニングゴリラに次ぐパンチ力とアッパレスケボーに次ぐ走力を持ち、固有の武装にレールガンや擲弾を有する。更にはガッチャートルネードも用いた多彩な攻撃手段を持つフォーム。寸胴な見た目通り重量はスチームホッパーより40kg以上増加しているためジャンプ力はワーストと低く、立体的な行動には向いていない。
遮蔽物の少ない環境で真価を発揮する形態と言える。
それまでの形態と異なり素体自体が大型化しているのが特徴。上半身全体~大腿部付近までが高い電気絶縁性を持つ装甲「ゴルドシェル」に覆われており、当然限度はあるものの電流による攻撃には大きな耐性を持つ。黄金色の樹脂コーティングが施されたアーマーは空気抵抗を軽減してスピードの減衰を抑える効果もある。
頭の左右と両肩に配置された「マルチプルトルクロー」は変身者の意思で自在に操ることが可能で、高トルクを誇る左右の6本を駆使して複雑なオペレーションを実行する。
両手には大型の遠心加速式レールガン「ビードロフォーク」を武装。腕部の「マッシブサスペンション」でしっかり支える事で射撃時の反動を吸収。命中精度を高めている。
脚部の「サイドダッシャー」は野太い見た目に反して巧みなサイドステップを得意する上に凄まじいダッシュ力を備えるため進路妨害は意味を成さず、迅速に対象へ接近することが可能。腰部には擲弾「ボイルグレネード」がマウントされている。
頭部を覆う「メカニギア」はメカニッカニの特殊電波により周囲の機械にジャミングをかけることで、自らの位置の特定や軌道予測を防いでいる。
口の「ゴルドクラッシャー」はゴルドダッシュの反応速度を受け継ぎ、スピードに適した行動速度を発揮する。
必殺技
- ゴルドメカニッカーフィーバー
ワイルドモードに変形し、横移動で攻撃を回避しながらハサミで拘束。
その隙にライダーモードに戻り、その重量を乗せた強烈なかかと落としを食らわせる。
また、映画『仮面ライダーTHE WINTER MOVIEガッチャード&ギーツ 最強ケミー★ガッチャ大作戦』では、キックに加えて両肩のマルチプルトルクローでポーンジャマトを挟んで潰し、一度の必殺技で敵を三体撃破した。
久しぶりに登場した32話ではビードロフォークとマルチブルトルクローからビームを一斉掃射してカッシーンを凪ぎ払っている。
ガンバレジェンズではマッシブサスペンションで具現化したロボットアームで敵を掴んで地面に叩きつけ、マルチプルトルクローとビードロフォークから同時にレーザービームを放つ。
- トルネードアロー(アッパレブシドー)
ガッチャートルネードの射撃必殺技。アッパレブシドーのカードを装填した後にレバーを引いて発動。天高く放たれた黄金のエネルギーが巨大な刀状になり、相手に向かって振り下ろされる。アッパレブシドーの力を使ったことにより、射撃必殺技でありながら斬撃必殺技のような形となっている。
ワイルドモード
ゴルドメカニッカーワイルド
「今度こそ決める!」
第10話に登場。
見た目は巨大な金色のカニで、ゴルドダッシュの腕がハサミになり、タイヤが後ろ足になっている。
また、上部にはメカニッカニ型の装甲がそのままくっついている。
両腕のハサミ「ワイルドゴルドメカニッカークランプ」は凄まじい握力を発揮し、つかんだものを決して離さない。
タイヤ型の両脚「ワイルドゴルドメカニッカードリフト」はゴルドダッシュの直進性とメカニッカニの得意な横移動を組み合わせ、高速でのドリフト走行を行える。
また、ゴルドダッシュのカウルにあたる頭部「ワイルドゴルドメカニッカーヘッド」からは煙幕入りの泡玉「エキゾーストバブル」を放出し、対象を煙に巻くことが可能。
ガッチャーブラザーズ
『MECHANICHANI!レインボー!』
『GOLDDASH!レインボー!』
『ガッチャーンコ!』
『ゴルドメカニッカー!ヒアウィーゴーン!』
スーツアクター:???
第39話に登場したゴルドメカニッカーの特殊形態。仮面ライダーレインボーガッチャードの能力・レインボーブレスによって生み出された。こちらは複眼部分と胸の炉部分が標準と違い虹色になっている他、メカニッカニとゴルドダッシュの意思が入っている点で異なる。
ビードロフォークによる銃撃等各スペックもレインボーガッチャードの変換炉「プレシャスアタノール」との共鳴により格上であるギギストを吹っ飛ばすほどのまでに強化されている。
『ザ・フューチャー・デイブレイク』にも登場。スチームホッパーとともに民間人の避難とドレットルーパー軍式の撃破に向かおうとしたが、ヘルクレイトの風船爆弾に巻き込まれ、強制解除された。
なお、第45話にも登場予定だった(公式SNSのスチール写真で確認可)が、尺と展開の都合上登場シーンがまさかの全カットとなった。
余談
- 素体自体が一回り大きくなっているのは初だが、実はこれはガッチャードファイルにて確認できるスパイクルホエールのライダーモードと同じ仕様である。
- 初登場となる第10話では序盤と終盤で二度マルガムを撃破しており、派生フォームながら大きな活躍を見せた。
- バイクモチーフの仮面ライダーはサメバイクフォーム以来。
- カニをモチーフに含んだライダーはビカソコンボとドラゴンさるかにがいるが、TV本編に登場するのは仮面ライダーシザース以来2例目である。