『VENOMDAKE!』
『DEEPMARINER!』
『ガッチャーンコ!』
「サンキュー九堂!」
『ヴェノムマリナー!』
概要
『仮面ライダーガッチャード』に登場する形態。
ヴェノムダケとディープマリナーのライドケミーカードをガッチャードライバーで組み合わせて変身するガッチャードの派生形態。
「パンクライダゴーグル」は横長・楕円形の作業用ゴーグル型に変化。複眼に重ねることで光が届かぬ場所の視界を確保する。
なんと長く伸ばす事も可能で、潜望鏡としても使えるらしい。
スペック
身長 | 197.0cm |
---|---|
体重 | 92.5kg |
パンチ力 | 5.5t |
キック力 | 6.4t |
ジャンプ力 | 7.3m(ひと跳び) |
走力 | 10.0秒(100m) |
腕の「ヴェノミックスクリュー」(多分30分後のこいつは関係ない)は キノコの傘の裏「管孔」形状のスクリューを持つ。これを回転させれば、流体を非常に効率良く送り出すことができる。 これは潜航時の推進器としての役割に加え発生させた気流による微粒子の拡散などでも活躍する。
足の「マッシュダイバー」は周囲の物質を流体化する能力を備え、様々な物質内への潜航を可能とする。
肩に搭載されているのは「パッシブレラ」と呼ばれる魚雷管制装置であり、物質に伝導する微かな振動を受けて対象の位置を特定しロックオンすることでハッチが解放され、追尾型特殊潜航魚雷「ディープトルピード」を発射し敵を撃滅する。
しかし、魚雷だけあって威力の分微細な調整はできないらしく、劇中では人質に取られたりんねを助けるため自ら変身を解いた。
ディープマリナーの呼吸機能を受け継いだ「マリンクラッシャー」は両側に管が伸びたシュノーケルの形状をしており、変身者の吐き出す息を随時酸素に交換することで半永久的な呼吸を可能としている。
2つのキノコが付いたダイビングヘルメット「ヴェノムトップ」はメタリックな外見に反して非常に優れた柔軟性と特殊形状を持ち、水圧をはじめとする様々な外圧から変身者の頭部を保護する。また傘についたハッチからは人間の喜怒哀楽の感情に作用する微粒子を放出する、何やら危なっかしい機能があるらしい。
ガッチャーブラザーズ
『ガッチャーンコ!』
『ヴェノムマリナー!ヒアウィーゴーン!』
CV:坂泰斗(ヴェノムダケ)、???(ディープマリナー)
スーツアクター:???
第44話に登場したヴェノムマリナーの特殊形態。復活したサブマリンマルガムに対抗して仮面ライダーレインボーガッチャードの能力・レインボーブレスによって生み出された。こちらは複眼部分と胸の炉部分が標準と違い虹色になっている他、ディープマリナーとヴェノムダケの意思が入っている点で異なっている。
余談
- これまでキノコは敵怪人のモチーフに使用されることが多く、今作で初めてヒーローのモチーフに使用されたが、初めてヒーローのモチーフに使われた割には劇中ではキノコ由来の能力を一切使っていない(能力的にはディープマリナーの魚雷のみ)。再登場時も魚雷と新たに潜水を披露したが、やはりキノコの能力は使用しなかった。
- オマケに「必殺技未使用」、「スーツが速攻他のスーツに改造」、「スーツ有りの形態ながらも出番は1分未満」等の要素も加わった事で1回きりの出番が多いガッチャードの形態の中でも「不遇の筆頭候補」として挙げられ易い。その為、第44話でガッチャーブラザーズとして念願の再登場が決定した際に大歓喜した視聴者は居ただろう(やはり視聴者からの衝撃は大きかったのか、予告及びスチール写真で再登場が確定した第43話放送後のXにてしっかりトレンド入りしている)。
- 尚、復活の要因としては第44話の脚本担当だった長谷川圭一氏が湊陽祐プロデューサーとの打ち合わせの時にダメ元で「再登場してほしいフォーム」として要望したもの。CGの予算やロケ地の都合で初登場時に活躍させられなかった事が心残りだったらしく、渡辺勝也監督による演出によって念願の水中戦が実現。サブマリンマルガムを地上へと追い込むという活躍を見せた。
- 腕のヴェノミックスクリューは恐らく仮面ライダービルドキリンサイクロンフォームの金型流用だと思われる。
- ライトニングジャングルと同様、変身に使うケミーはどちらも一度マルガム化している。
- 潜水艦モチーフのライダーはハチマリンフォーム以来。