『FLAYROSE!』
『HIIKESCUE!』
『ガッチャーンコ!』
『ヒーケスローズ!』
「放水開始!」
概要
『仮面ライダーガッチャード』に登場する形態。初登場は第10話。
フレイローズとヒーケスキューのライドケミーカードをガッチャードライバーで組み合わせて変身するガッチャードの派生形態。
ガッチャード共通の「パンクライダゴーグル」は薔薇の棘を模したレスキューゴーグル形状。
複眼に重ねることで耐火性能に優れた面体として機能し、バラの成分から抽出した特殊コーティング剤により耐傷性を向上させる事が可能。
変換炉の周囲は、ワインレッドをベースに薔薇の茎が巻き付いたような装飾が施されている。
スペック
身長 | 199.8cm |
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体重 | 96.2kg |
パンチ力 | 7.3t |
キック力 | 5.5t |
ジャンプ力 | 10.0m(ひと跳び) |
走力 | 8.2秒(100m) |
どちらかと言うとスピード型ではあるが、ワースト2のキック力を除けば低くも高くもない目立たないスペック。超高速・超高圧の放水が可能なため制圧性や攻撃力が大きく劣る訳でないが各種機能は戦闘より消火や人命救助に適しており、ある意味ではもっともヒーローらしい形態である。
自在に操れるイバラのホースを使うことで迅速な移動や素早い消火を可能としている。
腕部の「ソーニスプラッシャー」は花弁状のインテークを備え、空気を取り込みその水分を超高圧水流に変換。伸びるホースから放水することで、狭い隙間や障害物で立ち入れないような場所でも確実な消火が行える。赤色灯が一体化した肩「ローゼスアラート」はホースの制御を行う機能を持つ他、その名の通り緊急時に音と光を発し周囲に危険を知らせる役割を持つ。
脚部の「エマージェントレッガー」は外見上は素体のままだが、3000度以上の超高熱にも耐える優れた耐熱性を誇る。単純なパワーは低いものの、超高速水流のウォータージェットカッターを放つ事で文字通り切れ味鋭いキックを繰り出す。
頭部を覆う防火帽「ヒーケスガード」にはヒーケスキューの耐熱装甲を受け継ぎ、あらゆる障害を突破して要救助者のレスキューが可能。
口の「ローズクラッシャー」は火災時に発生する有毒ガスや悪臭等を防ぐ重要な役割があり、フレイローズの優雅な香りで変身者を癒す。
必殺技
- ヒーケスローズフィーバー
胸の「パッションアタノール」から薔薇の花吹雪を起こし対象の視界を覆った後、回し蹴りの勢いを乗せたウォーターカッターで切り裂く。
余談
- 肩部はバーニングゴリラ、腕部はヴェノムマリナーの改造と思われる。また胸アーマーも基本造形は共通なため改造されている可能性があり、ヴェノムマリナーのスーツは頭部しか残っていないと予想される。
- しかし、後にヴェノムマリナーに戻されている。
- 薔薇および消防車をモチーフに含む仮面ライダーはビルド(ローズコプターフォーム、ファイヤーヘッジホッグフォーム)以来。
- 薔薇と消防車の組み合わせであるトライアルフォーム ローズ消防車も登場している。
- 前作には消防士や放水が武器の形態、イバラで攻撃する形態が登場している。
- フレイローズは炎を付与する能力を持つ事が判明しているがこの形態は炎を放つ能力を持っておらず、バーニングゴリラに譲る形になっている。