「行くぞ!!」
『WRESTLER G!』
『ANTROOPER!』
「変身!!」
『ガッチャーンコ!』
『アントレスラー!』
「5+5は10…。いや、最高のタッグパートナーが組めば、パワーは百万倍だぁ!!」
概要
『仮面ライダーガッチャード』に登場する形態。
レスラーGとアントルーパーのライドケミーカードをガッチャードライバーで組み合わせて変身するガッチャードの派生形態。
胸の変換炉の真上にはゴングが配されている。
ガッチャード共通の「パンクライダゴーグル」はこの形態ではスター性を高めるらしい。
スペック
身長 | 194.9cm |
---|---|
体重 | 98.2kg |
パンチ力 | 9.1t |
キック力 | 9.1t |
ジャンプ力 | 11.8m(ひと跳び) |
走力 | 8.2秒(100m) |
上半身にのみ装甲を装備しており一見すると腕力重視のパワー特化形態に見えるが、キック力はパンチ力と同等。スピード面もそれなりの水準を維持している全体的に高めに纏まったスペック。「レスラー」ではあるのだが組み技、投げ技は用いず、打撃主体の戦闘スタイルを取る。
一方他形態の持つ軽快なフットワークやスケートトリック、物質内潜航と言った変則的な動きは不得手らしく、真っ向勝負に適したフォームとなっている。
宝太郎の性にも合っているのか使用回数も他のガッチャンコケミー形態と比べるとそこそこ多く、『ガッチャ大作戦』では居合わせた仮面ライダーナーゴからビートアックスを借り受ける珍しい場面もあった。
胸部の変換炉で生み出されたエネルギーを腕部「グレートラリアント」に纏わせることで腕力を強化。溢れるパワーと豊富な格闘技のバリエーションで敵と正面から殴り合う。
魂が揺さぶられると更にパワーが急上昇し、錬成したタッグパートナーとのツープラトン攻撃を決めることができると言う。腕部にはアリの頭部を模した手甲を装着しており、ホルダーはそちらに移動している。
脚部の「レスラートループ」は外見上は素体のままだが、体重の300倍を超える荷重に耐えうる強靭な足腰を持ち、どんなに巨大な相手にも怯むことなく立ち向かう。
アントルーパーの外骨格が反映されたのか頭頂部「アントヘッドバット」は高い耐久性と強度を備え、仮に巨大岩石が激突したとしても岩石の方が真っ二つになる程の剛性を有する。「Gクラッシャー」は気合いを入れて闘志を高める働きがあり、レスラーG同様何度でも立ち上がるガッツを変身者に与える。
必殺技
アントレスラーフィーバー
『アントレスラー!フィーバー!』
相手をロープに振って、反動で跳ね返ってきた所に両足のドロップキックを叩き込む。第18話では宝太郎本人の成長もあってか、デイブレイクの協力もあったとはいえコズミックケミーの上級マルガムであるムーンマルガムの上半身を吹き飛ばす威力を見せた。
ガンバレジェンズではリングのコーナーポストから敵に目掛けてボレーキックを放ち、ジャイアントスイングをして投げ飛ばす。最後はポストで決めポーズをする。
ワイルドモード
アントレスラーワイルド
ガッチャードのワイルドモードの一つ。初登場は第6話。
トップスターとなる本体と、2体のアリ型メンバーによって構成された集団戦闘形態。
スリープラトンの華麗な合体技を披露する。
短いながら有り余るほどのパワーを有する「ワイルドアントレスラーアーム」による投げ技を得意とする他、「ワイルドアントレスラーヘッド」には巨大構造物すら持ち上げる強固なアゴを持つ。
2体のアリ型メンバー・ワイルドライトルーパーとワイルドレフトルーパーは、強固な顎と強靭な足腰から繰り出す体術で本体を支援する。
強化形態
ガッチャーイグナイターを使用することで変身する強化形態。第33話で初登場。
詳しくは仮面ライダーファイヤーガッチャードを参照。
ガッチャーブラザーズ
『WRESTER G!レインボー!』
『ANTROOPER!レインボー!』
『ガッチャーンコ!』
『アントレスラー!ヒアウィーゴーン!』
アントルーパー「ルーパー!」
レスラーG「レスラージー!」
スーツアクター:???
第41話に登場したアントレスラーの特殊形態。仮面ライダーレインボーガッチャードの能力・レインボーブレスによって生み出された。こちらは複眼部分と胸の炉部分が標準と違い虹色になっている他、レスラーGとアントルーパーの意思が入っている点で異なる。
第46話にも登場。
レインボーガッチャードにより召喚され、ゴリラマルガム(ケミー因子)に対して優先に立ち回っていたが、ガエリヤが強奪したヴェノムダケを近くにいた悪人と結合、ポイゾナスマッシュルームマルガム(冥黒)を生み出された事でニジゴンが力を発揮できなくなり強制解除された。
余談
アリモチーフの仮面ライダーはムカチリコンボ以来。プロレスラーモチーフの仮面ライダーはこれが初。
また、初登場した第5話が放送された2023年10月1日は奇しくも、元プロレスラーのアントニオ猪木氏の命日にあたり、「アント」も同氏のリングネームやかつて異種格闘技戦で闘ったモハメド・アリ(蟻=アント)を彷彿とさせるギミックを感じさせる。