概要
棘(トゲ)とは、先が尖っていて、物に刺さる突起物のことである。
針と比べて太く、受動的に刺さるものに使う傾向がある。しかし、針との区別が難しい場合もある。また、ガラスの破片のように尖った小片のことを指すことも。
応急処置
刺さった場合の応急処置として、ピンセットのような「トゲ抜き」を用いることや五円玉の穴を押し当てトゲを浮かせるといった手もある。
防御・比喩
一部の生物の体表には附属して、主に外敵から自身を保護するために存在する。
防御用の防具や壁などに付与した場合、接触によってダメージを与えられるため、電撃のように機能維持にエネルギーが必要なく構造が単純、接近戦を躊躇させるといった点も有利。トゲに毒などが塗られている場合は特に厄介。
武器に付与した場合、命中時に威力がトゲの部分に集中しやすく単純な威力が向上する。(トゲ付き鉄球など)ただし先端が折れないよう丸みをもっている場合もある。
転じて他者を傷付けるものをトゲと表現することがある(トゲのある言葉など)。
テレビゲーム
アクションゲームではトゲは触るとダメージを受ける障害物としてよく登場する。
体力制のアクションゲームにおいて、ダメージ量はいろいろあるが、
ものによっては当たると即死、少し触れただけで一発アウトの場合がある。
ロックマンシリーズがその代表例であり、核ミサイルや機械をも溶かす超高熱火炎を食らっても即死しない主人公はトゲを踏む事で即死するというのがお約束になっている。素材がなんであれ即死するのが面白い所であり、植物であろうが、ゲルが凝固してできたブロックであれ触れれば死ぬのである。
ただし、難易度設定が可能な作品やサイバーエルフを使える作品では即死にならない事も。