概要
ロックマンZXAに登場する空中要塞。
その正体はマスター・アルバートが海底火山基地で密かに集めていたライブメタル・モデルVを、プロメテ、パンドラの負の感情を利用して覚醒させ、モデルVを融合させたもの。
融合したその姿は、かつての「支配者」が地球へ落とそうとした衛星兵器を彷彿とさせるが、中央部に巨大な空白が存在するため、円環の様な形をとっている。「ウロボロス」という名はここから由来していると思われる。
支配者の憎悪、怨念は数世紀の時を超えて、その厄災を撒き散らしたのだ。
周囲は無数のイレギュラーにより堅く守られ、各国を無差別に攻撃していた。
イレギュラーの中にはバイオラボより発進したと思われるクレイド・ザ・ジャイアントやウォーライアなどの大型メカニロイドも散見される。
モデルV同士が結合、融合した為要塞そのものがモデルVで構築されている。内部はモデルVで埋め尽くされており、非常に不気味である。
内部の背景に大型の球体の装置(?)と思しき物が存在する。
(ロックマンゼロ4のパッケージにこれと酷似する球体がある。)
ボスラッシュ部屋では神々しい礼拝堂の様な背景が出てくるが、その部屋のボスを全滅させると背景が割れ、背景がまるで生きている様に鼓動を繰り返す不気味なモデルVに変わる。
更に奥では背景のモデルVがまるで生きているかのように脈打つ背景になる。この背景はアルバートを倒すと鼓動が弱まっている。
アルバート亡き後は、ウロボロスは崩壊しモデルVもただの石になり海に沈んでいった。
こうして、世代を超えた「支配者」の呪いは終止符を打たれたのだった