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ドクターバイル

どくたーばいる

ドクターバイル(Dr.バイル)とはロックマンゼロシリーズに登場するキャラクターである。海外名は「Dr. Weil」。変更理由はおそらくVAVAの海外名と被るためと思われる。
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CV:大塚周夫

経歴

ネオ・アルカディアの悪の科学者。かつて人類の6割、レプリロイドの9割を死に至らしめた大戦争である妖精戦争を惹起した罪で肉体を機械化される「不死の刑」を受け、ネオ・アルカディアを追放された過去を持つ。
記憶はプログラムデータに変換され、傷ついた体は機械が自動的に修復するため死にたくとも死ぬ事を許されず、戦争によって荒廃した宇宙空間を100年間も彷徨っていた。
やがてそんな生き地獄がドクターバイルを狂気に駆り立てる事になる。

性格

自身に罪を与えた人間もレプリロイドの全てを憎悪している。
また(憎んでいる割に)極度の人間至上主義者であり、度を越した支配欲の持ち主。
「他者を意のままに動かす快感は人間にしか味わえない」と豪語する。
(ゼロは「まともな人間にも理解できるとは思えん」と返した)

活躍

ロックマンゼロ2

エンディング後に台詞のみ登場。
「またお前にもひと暴れして貰わなければいかんな、オメガ…」
と明らかに黒幕然とした言葉を残し、クリアしたプレイヤーをモヤモヤさせた。

ロックマンゼロ3

幽閉されていた宇宙船が地球に墜落。自身に都合よく改造し復活させたコピーエックスと、オメガを引き連れ登場、ネオ・アルカディアに復帰した。

四天王を幹部の座から降ろす、八審官を改造して凶暴化させる、コピーエックスの死を意図的に引き起こしネオ・アルカディアの統括者に君臨するなど、謀略の限りを尽くす。
またダークエルフ確保のために人間の市街地にミサイルを撃ち込むなど、目的のためなら他の犠牲は顧みない非情な行動を起こしている。
最終的にダークエルフの力を引き出したオメガをゼロにぶつけるも倒され、その野望は潰えた…はずだった。

ロックマンゼロ4

コピーエックス亡き今もネオ・アルカディアの支配者として君臨し続け、「逆らうもの、逃げ出す者は人間もレプリロイドも処分」という地獄のような世界を築いていた。

そしてバイル配下のレプリロイド部隊アインヘルヤル八闘士を使って『ラグナロク作戦』を決行、各地へ部隊を展開し同時攻撃をしかける…というのは陽動で、真の目的である衛星砲台『ラグナロク』で外界の自然を全て破壊し、ネオ・アルカディアに閉じ込めた人間やレプリロイド達に自分と同じ永遠の苦しみを与えようと企む。

そして作戦の切り札であるラグナロクが完成してしまうも、バイルに反旗を翻したクラフトがラグナロク管制室を制圧。ラグナロクの副砲による砲撃を行いネオ・アルカディアに住む多くの民間人を巻き添えにする上でバイルの抹殺を図る。
そしてラグナロクの砲撃はバイルが居るネオ・アルカディアに直撃し、バイルは死亡した…。

かに思えたが、バイルの機械化された肉体はそれでも機能を止めずにバイルを生かしていた。
ラグナロクの砲撃をもってしてもバイルは死なず、バイル自身も「(「生きていた」のではなく)死ねなかった」と言っている。
さすがに無傷では済まなかったが、傷ついた体や顔面からは機械化された部分が露出しており、その状態からバイルが言い放った「これでも私は人間なのだよ」というセリフはバイルの狂気を如実に表現している。

その後ラグナロク・コアのパーツを身に纏い、立ちはだかったゼロと死闘を演じ一度は敗れるものの、不死の体により健在。ラグナロクそのものと融合することで「怪物」のような姿になりながらも、英雄に戦いを挑む。
最終的にその野望は阻止され、ラグナロクと共に灼熱の大気圏で焼き尽くされていった…。

しかし彼の狂気は流星の如く世界各地に降り注ぎ数百年後、更なる悪夢を生み出す事になる…。

ある意味では作中最大の被害者とも受け取れるが、妖精戦争が巻き起こる切っ掛け自体、バイルが引き起こしたことであり、冷酷な処罰自体も妖精戦争で人間とレプリロイド双方が甚大な被害を受けたのもお構いなしに無謀な力押しを重ね続けた故の仕打ちである。

その最期について

バイルは本来レプリロイドが守るべき『人間』であり、レプリロイド(ロボット)の手で傷つけることが決して許されない存在であるが、ゼロは悩まずに『敵』として彼を叩き斬った。
この「人間だろうが敵なら一切容赦しない」という迷いの無さの根底にあったのが、
「ゼロは悪の科学者が世界征服の最終兵器として開発したのロボットだったから」だとすると、「悪の科学者の野望が、悪のロボットの手で阻止された」ということになる。
なんとも皮肉な話である。

これに限らず、ゼロシリーズ自体
一作目ラスボス前シリーズ主人公の複製品。
二作目暴走した元一般人の手で前シリーズ主人公の肉体が破壊される。
三作目主人公が複製品で、ラスボスの方が本物前シリーズ主人公が完全消滅。
という、とにかく全面に渡って皮肉づくめのシナリオ構成である。

ちなみに、あっちの悪の科学者ある時危うくロボットの手で殺されそうになっており、
「ワシを撃つのか?このワシを!ロボットのお前が、人間のこのワシを!」と似た発言までしている。
最終決戦が「過去では未遂に終わったロボット最大の禁忌破りを、今度はしっかりと達成することによって決着をつける」という結末を迎えたのは、ある意味では過去の栄光を片っ端からガンガン切り捨てていったゼロシリーズに相応しい幕引きだったのではないだろうか。

戦闘時

第一形態

ラグナロクコアと合体し、巨大なアーマーを纏う。
物量に物を言わせた包囲攻撃やバイル八審官を召喚し波状攻撃を仕掛けるなど、ラスボスの名に恥じぬ多彩な技を繰り出し、更に本作では数少ない回復技も使う。

第二形態(最終形態)

ゼロVSドクターバイル


一度は撃破されたがバイルはそれでも死ねなかった。
ラグナロクの動力ケーブルなどが次々と突き刺さり、最終的にはラグナロクそのものと融合、巨大な異形の怪物と化した。
この時に巨大な角が現れるが、この角には赤い光点がいくつもある。
この光点はおそらくモデルVのコア部分に変化したと推測できる。
なお、この最終決戦は120秒の時間制限がある。

台詞

「理想だと!?戯言だ!!」
バイル第一形態の戦闘直前の言葉。
ゼロの「それが貴様の理想か…?」という問いかけに対する反応であり、ゲーム中には「理想」という言葉は無いが、これはドラマCD版を意識した台詞である。
ちなみに後作で登場したある人物も上記とほぼ同じ言葉を口にしていた。

「流石だな!英雄!」
バイル第一形態撃破時のバイルの台詞。
撃破されたのにも関わらずゼロを英雄と皮肉っており、余裕を伺わせる。

「死ねん!この程度では死ねんのだ!」
ラグナロクコアの残骸を纏い、撃破されてもなおも生きているバイルの呪詛。むしろ「殺してくれ」と言っているようにも感じられる。
永遠に生きる苦しみを与えた人類と、レプリロイドへの憎悪の現れなのだろうか。

「終わらぬ悪夢だ!」
ラグナロクそのものと融合し、再びゼロに戦いを挑んだバイルの台詞。
地球環境を破壊し、自分に生き地獄を味わわせた地上の者達への憎悪、憤怒、狂気をはらんだ言葉である。

「この…ワシが…!人形如きに…!滅べ!滅んでしまえぇぇぇ…!」
ゼロに倒され、爆散していくバイルの最期の言葉。ゼロ、もしくは全人類、レプリロイドへ向けた呪詛を吐きながら光に消えていった。
最期まで憎悪をまき散らすことに終始していたバイルの怨念は、ラグナロクの破片と共に地球へ降り注ぎ、後の世へ災いを齎すことになる…。

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