「くう〜!俺の好みどストライクじゃ〜ん?サイッコーの標的、ロック、オーン♪」
「さぁ、カ〜ノジョ?一緒にどこまでもダイブしようぜ〜?」
データ
概要
『仮面ライダーガッチャード』第3話に登場。
ビークルケミー「ディープマリナー」が恋多き粘着男(所謂ストーカー)狩谷守の悪意と結合して誕生したマルガム。
シュモクザメのような白い牙を持つ水色の潜水艦と銀色の素体を強引に結び付けたような外見をしており、左側には膨らんだ胸元を抑え込むような銀色の腕とは別に潜水艦からは発射された魚雷のような腕を持つ。
様々な物質内への長期潜航を得意とし、伸ばした目で対象に気づかれることなく追跡・調査を行う。これは特定の対象の拘束にも転用可能で海面のように変化させられる。
攻撃面では特殊潜航魚雷を備えており、姿を見せずに対象を撃沈させる事ができる。
また、憑依したストーカー・狩谷のメンタリティーによって好みの異性に執着し、何処までもストーキングする習性を持っている。作中で突然、りんねの前に現れたのもこの習性によるもの。
活躍
経緯は不明だが、既にディープマリナーとの結合を果たしており、パイレッツの封印を終えた九堂りんねを「好みのタイプ」だと狙いを定めるとサブマリンマルガムへ変貌。上記の能力を使って人知れず潜航と追跡を開始する。
ポイゾナスマッシュルームマルガムがガッチャードに倒された直後に浮上するや否や、一ノ瀬宝太郎とミナトとりんねの足元を拘束。歯が浮くどころか同性ですらドン引きするような上記の口説き文句と共に追い詰めるが、突如現れた黒鋼スパナの狙撃に妨害されてしまう。
「何だお前っ、人の純愛を邪魔しやがって!」
文句をぶつけるも、その歪んだ精神性を嘲笑されたことに激昂し、彼が変身したヴァルバラドと戦闘になる。
魚雷の連射や周囲を海面のような状態にして拘束しようとするもヴァルバラドに通じるはずもなく、ゲキオコプターカスタムが発動した空中から降り注ぐ「ヴァルバラブレイク」で成敗された。
解放されたディープマリナーはスパナに再封印され、りんねにプレゼントされた。
サブマリンマルガム(ケミー因子)
ガエリヤ「何人もの女性に執着し、その人生を無慈悲に奪った。これから始まる大いなる作業の出始めに相応しい素材です。冥黒に染まれ」
「ワ〜オ♪また会えたねぇ、最高のターゲット!怖がらなくていいよぉ?俺と一緒にダイブしようぜぇ♪」
データ
- ケミー:ディープマリナー(ケミー因子)
- 身長:224.5cm
- 体重:225.2kg
- 特色/力:暴走/物質内潜航/魚雷
第44話に登場。
冥黒王・ガエリヤの冥黒の力で、守の体内に残るディープマリナーの因子と守の強い悪意が暴走・結合し、人間単体でマルガムと化した姿。
素体部分が冥黒王が生み出すマルガム共通の赤黒いものに変化している以外は、サブマリンマルガムとほぼ同一。
能力やひたすらターゲットにした女性をストーキングする宿主のメンタリティも変わっていないが、冥黒の力が加わった事で以前よりも悪意も戦闘力も強大になっている。
騒動後は逮捕されて収監されていたが、クロトーに連れ去られる形で脱獄、ガエリヤの手で身体に残っていたディープマリナーの因子を利用される形で変貌。
公園で女性たちを襲っていた所を駆けつけた宝太郎・りんねと交戦する。
その最中、自らの能力で加治木の元へ向かおうとした宝太郎を地下に沈めるが、直前にりんねから受け取ったディープマリナーを使いヴェノムマリナーをガッチャーブラザーズとして召喚。
更に宝太郎が水中への適応力を得た事で2対1という状況になり、ヴェノムマリナーのミサイル攻撃で行動を妨害された隙に地上に引きずり出される(その際に地上にいたゴーレムと衝突している)。
そして、仮面ライダーマジェードの「サンユニコーンノヴァ」を喰らい、撃破された。
余談
- 潜水艦モチーフのライダー怪人は初。