データ
概要
『仮面ライダーガッチャード』第8話より登場。
プラントケミー「ハピクローバー」が冥黒の三姉妹の一人・ラケシスに取り込まれて誕生したマルガム。
上半身が四つ葉のクローバーを思わせる巨大な葉と茎で覆われており、顔部分の四葉のクローバーの虫食いを思わせる隙間からは四つの赤い瞳が覗いているなど一般的なクローバーのイメージとは程遠い不気味な姿をしている。
茎と葉で構成された両腕を持ち、素体の両腕は胸の下で組んでいるなど女性らしい仕草となっているのも特徴。
ラケシスとの相性が良く、強靭な繊維質を誇る茎を伸ばして鞭のように振るう他、対象を捕縛することが可能。
稀に幸運によってその戦闘力が強化され、攻撃命中率と回避率が著しく向上する場合もある。
ミクスタス
ラケシスはマルガム態から別のケミーを取り込むことでヴァルバラドと同じように多重錬成による強化を行うことができ、ケミーの属性を揃えることで掛け合わせの効果を数倍に高めている。詳細はリンク先を参照。
活躍
「純度の高い器」であるドラゴンフライマルガムが倒されるのを防ぐべく変身し、自身の能力でガッチャードを拘束。そのまま攻撃しようとするも、突如現れたヴァルバラドに妨害される形で交戦。
元々正面からの戦闘を得意としないためか流石に追い詰められてしまい、必殺技の「ヴァルバラブレイク」を叩き込まれる寸前に姿を消して撤退した。
尚、憑依させたハピクローバーは最初からライドケミーカードに封印された状態でラケシスが所持しており、カードごと取り込む形でマルガム化していた。ヴァルバラドことスパナもこのことを問い詰めていたが、結局明かされなかったものの、その真相は第11話で明らかとなる。
第9話にて周辺を嗅ぎ回るスパナの前に現れるやマルガムに変異し交戦。バンバンブーをミクスタスし、鉄鋼したヴァルバラドに遠距離攻撃を行うも三重錬成のトライカスタムを目の当たりにしたことで撤退した。
その後はドレッドの完成もあり、しばらくは登場しなかったが第15話で久し振りに登場。バクレシアを取り込んで更に三重錬成を行うも、最後は仲間の声援で強化されたクロスエックスレックスの『エックスレックスシャイニングフィーバー』を受けて撃破され、プラントケミー達は3体ともラケシスから解放されて宝太郎の仲間になった。
余談
クローバー単体をモチーフとしたライダー怪人は初となる。
また、強化形態とはいえ竹が怪人のモチーフとなるのはイナズマンのタケバンバラ以来だったりする。しかも作品の原作者の名前が同じでもある。