「ビ・カ・ソ!ビ・カ・ソー!」
パーソナルデータ
概要
CSMオーズドライバーコンプリートセットのブックレットで存在が明かされた、新造コアメダルで変身する節足動物系コンボ。映像作品未登場でゲーム作品の『仮面ライダーブットバソウル』と『仮面ライダーシティウォーズ』にのみ登場する。
ちなみに、サソリはクモと同じ鋏角亜門クモガタ綱に属する節足動物である。
鴻上生体研究所の分析によれば、瞬発力を活かした打撃系の格闘戦中心の形態とされる。
また、柔軟な体組織と強靭な外骨格で包む構成は衝撃吸収面でも優秀とも言われ、要はガードを捨てて近距離で殴り合うステゴロ形態、といったところか。
なお、ビカソのコアメダルは鎧武者怪人や仮面ライダーコアが使用したコアメダルを解析して新造された。同属性かつモチーフに差異はないが新造された別のメダルであり、頭部と脚部のモチーフが逆になっている。色も黒一色からそれぞれオレンジ、マゼンタ、紫色に変化している。
属性はクローズアップされている装甲の硬さや変身時に発せられる硬質な音から、鋼属性と推測される。
- 頭部(エビヘッド)
グリッド状の複眼「エビアイ」の色は水色。ほぼ全周囲を視野におさめることができ、動体視力にも優れる。
顔面の左右に広がる装甲「エビリアクティブバウンダー」は受けた衝撃を弾き、対象方向へ反射させるリアクティブアーマーとして機能する。
微かな音も聞き逃さない「エビソナー」も有しており、意識を集中させると10km先の音も聞き取ることができる。
- 腕部(カニアーム)
両手にラインドライブが変化したギザギザの刃を持つハサミ「カニシザース」が装備されている。 最大で10億Nに達する圧力により、相手を挟んで握り潰す技「クランピングクラッシュ」とを発動する。
鋏の表面は非常に高い硬度を持ち、簡易的な盾としても使用することができる。
- 脚部(サソリレッグ)
軽量であることを活かした素早いフットワークが持ち味。膝にある「サソリニーディアス」にも小型の鋏が装備されており、ニーキックの威力を高める機能を有する。
大きく張り出した爪先「サソリアグソール」には鋭い毒針が生えており、神経毒が分泌されている。
ターンニーキックとハイキックを連続で叩き込む技「ターニングスコーピオン」を発動する。
必殺技
- ビカソスプラッシュ(スキャニングチャージ)
腕のカニシザースで百烈拳を打ち込み、敵を葬る。ちなみに必殺技を発動する際、オースキャナーはカニシザースで器用に持ちスキャンを行う。
余談
同名のコアメダル(およびセルメダル)は当時から商品化されていたが、あちらではコンボ音声が流れておらず、7年近くの歳月をかけてやっと登場した、少なくとも一部のファンにとっては待望のコンボでもある。また、劇中では裏面がサソリが1本、エビが3本だったのだが、DX版では何故か逆となっており、CSM化の際に「新造にあたり、メダルの序列が最適化された」という設定で、オリジナルは劇中同様、新造されたものはDX版と同様の数となっている。
このイラストはCSM発表以前のものだが、CSMと同じように頭部と脚部のモチーフが逆になっている。
名前が似ているがキュビズムで有名な画家ではない。
関連タグ
ゲーム限定フォーム:『ブットバソウル』と『シティウォーズ』にしか登場していないので、実質的にこれに該当する。
鎧武者怪人、仮面ライダーコア:黒いコアメダルが使用された怪人や仮面ライダーたち。
仮面ライダーバースX:解析後の同じコアメダルを使用する仮面ライダーバースの新形態。
未来のメダルコンボ
シガゼシコンボ ムカチリコンボ セイシロギンコンボ サラミウオコンボ
関連・類似項目
- 仮面ライダーシザース:同じく蟹をモチーフとする仮面ライダー。
- 仮面ライダーサソード、仮面ライダーバース、仮面ライダー滅:同じく蠍をモチーフとする仮面ライダー。