「良いものを見つけた。変身…!」
左翔太郎「何なんだ、ありゃ…!?」
「我は、暗い闇の心を糧とし、戦う戦士!」
「異形となった悲しみを、憎しみの力に変える者…!」
「我が名は、仮面ライダー…!コア!!」
CV:立木文彦
スペック
身長 | 18m |
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体重 | 7t |
パンチ力 | 67.4t |
キック力 | 84t |
ジャンプ力 | ひと跳び98.4m |
走力 | 100mを1秒/最高時速999km(オートバイ形態) |
概要
『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE』に登場する仮面ライダー。
姿は仮面ライダー1号に似ているが、18mという巨体に燃え盛るような体、欠如した上腕部と左腿、腹……と禍々しいフォルムを持ち、ライダーの原型は留めながらも怨霊または悪霊のような怪物となっている。
こんなヤツでも公式では『仮面ライダー』カウントである。
メモリー(記憶)のガイアメモリとサソリ・カニ・エビの黒いコアメダルによって突如"発生"した謎の存在。
メモリーメモリに仮面ライダーの記憶がこめられていたために仮面ライダーの姿をしているが、その記憶が異形の姿に変えられた苦しみや大切な者たちを失った悲しみといった偏ったものしかないため性格が非常に邪悪なものになっている。
エネルギー源もそうした負の感情である。
公式が考える仮面ライダーの本質が「負」である事の証左とも言え、スーパー戦隊の正義の心から生まれた「正」の存在であるアカレッドとは対を成す。
戦闘力は歴代MOVIE大戦のラスボスの中でも屈指の高さで、口からは光線を吐き一瞬で町をも焼き尽くし、身体を構成する炎は常時6000℃の熱で湖を煮えたぎらせ、大地を焼き焦がす(『てれびくん』2010年12月号より)。
見た目はバッタをモチーフとした仮面ライダーのステレオタイプ像そのものだが、甲殻類の要素は外骨格という形で表れている模様。
首からたなびく「マグママフラー」もまた、高温を帯びており、熱風や敵を締め付けて敵を溶かす事が出来るとされるが、この能力は未使用に終わる(出典:「仮面ライダー図鑑」より)。
動向
地殻の奥深くに存在する「地球の記憶の結晶」から無尽蔵にエネルギーを吸収する不死身の身体を持つが、フィリップの機転によりあっさり地下に侵攻されてしまい、サイクロンジョーカーエクストリームのプリズムブレイクとタトバコンボのオーズバッシュでこの中継地点を破壊されてしまう。
それでもなおダブルライダーを軽々圧倒するパワーを見せたが、アンクがオーズをタジャドルコンボに変身させると形勢は逆転。
最後はマントルまで潜って上昇気流の力を得たタジャドルコンボと、タジャドルの発生させた風の力でサイクロンジョーカーゴールドエクストリームに進化したダブルの地上からの落下の勢いを載せたダブルライダーキックを受け、コアメダルを割られた上でメモリブレイクされて爆発四散した。
必殺技はアンチライダーキック。
他作品での活躍
- ライダージェネレーション2
ゴウラに復活させられたライダーとして登場。仮面ライダーのおぞましい力やマイナスの感情の記憶から生まれたというそのあり方は、守るべきものの為に使ってきたライダー達には一蹴されている。
中にはゾルダのように全く興味のないライダーやその悲しみを受け止めてみせるとまで言ったG3-Xのような例外もいるが。
クウガやフォーゼはコアを撃破すると、今度生まれる時は笑顔の為に戦う戦士として、ダチの一人として再会を約束するという所で締めくくられる。果たしてコアが我らのヒーローとして復活する時は来るのだろうか……?
鎧武者怪人に使われていた甲殻類系メダルとプテラノドンヤミーが所持していたメモリーメモリが合体し、リジェスが依り代となることで生まれた(つまり、ライダー系エネミーから選ばれたラスボスという事になる)。よって例のマダオボイスの自我はなく、リジェスの意思で動いている。
ラスボス3連戦の2番手としてヒーロー達の前に立ち塞がる。
見た目どおり火属性の攻撃に対して非常に強い耐性を持っているため、ウルトラマンゼロとゴッドガンダムの強力な火属性クロスオーバースキル「爆熱ビックバン・フィンガー」で攻めるのは避けたい。
本作ではWとオーズのダブルライダーキックも使用可能な為、原作再現を行うことが可能な上、火属性スキルではないので軽減されず爆熱ビックバン・フィンガー並に威力も高いので仮面ライダーコア戦に見事刺さっている。
- バトオンライン
巨大ボスとして登場するが、サイズの都合上、上半身のみが画面に収まっている。
- ストームヒーローズ
巨大ボスとして登場。
レイドバトルのボスとして登場。
作中のストーリーではウェザー・ドーパントやカザリと共謀したMr.Xの手で復活。
意外にもMr.Xの命令には従順な態度を見せた。
ジョーカーのライダーキックでウェザー、スカルのスカルパニッシャーでカザリが撃破されると自ら出陣するが、ライダージェネレーション2同様にスカルに「繋がりを全て灰に還す悲しき怪物」と評されて激昂、Wの姿に戻ったジョーカーとスカルのマキシマムドライブを受けて撃沈した。
- クライマックススクランブル ジオウ
ストーリーモードのボスキャラとして登場。
「仮面ライダーのおぞましき記憶」を基にコアエナジー、時空の裂け目から噴き出したエネルギーの3つが合わさって復活し、ジオウ&ゲイツと交戦した。
敗北寸前のところで憎しみの記憶を持つシャドームーンを取り込んでパワーアップを測るが、シャドームーンを庇ったBLACKを取り込んでしまい、体が黒炎に包まれ、目が赤く発光した強化形態に変貌してしまった。
そのままBLACKの悪を憎む心を糧に進撃を続けるも、シャドーキックでBLACKを弾き出されて弱体化、最期は平成20大ライダーの声援を受けたジオウらに倒される末路を迎えた。
余談
仮面ライダー史上初のフルCGで描かれている仮面ライダーでもある。
モチーフは仮面ライダー1号であると推測されるが、体の造形は後に登場したアナザー1号やアナザー新1号に酷似している。(というより、メタ的にはアナザー1号がコアのCGモデル及びデザインを参考にしているといえる。)
言うまでもないが、こいつのCVはガイアメモリのガイアウィスパー(システムボイス)担当の立木文彦氏であるため、メタ的に見ればコアメダルに加えてガイアメモリそのものが怪物化したとも言える。
なんとガンバライドにも登場。設定の為カード化はしていないがランダムで乱入し様々な効果をもたらす。またメダルスキャン時にエビ·カニ·サソリのメダルを使うと必ず登場する。
乱入時の効果としては、
- なぎ払い···どちらかのチームに攻撃を加える。攻撃を受けたチームは、ゲキレツアイコンがなくなるかスロットが一本になる。
- 雄叫び···両チームのライダースキル封印、ゾクセイ効果2倍、ゲキレツアタックの発生率UPの3つがある。
- ビーム···両チームのタイリョクを1にする。
006弾のボスEXステージでは必ずこちらを攻撃する。
バンダイでは平成二期で区分する際に仮面ライダーアクアと共に仮面ライダーOOOの枠組みとしている。
2作品のアイテムを使って変身するボスという発想は次回作の超銀河王に続く事となる。
関連タグ
劇場版限定ライダー ダークライダー 巨大ライダー 地獄の仮面ライダー
劇場版限定ライダー
エターナル/ジョーカー → コア → ポセイドン/アクア/なでしこ
キバーラ/スカル → コア → ポセイドン/アクア/なでしこ
黒色のコアメダルについて
中核を成している黒いコアメダルについては謎が多く、なぜメモリーメモリを取り込んでコアとなったのか、そして映画のオーズパートでなぜ真木博士が持っていたのかなど、映画公開からしばらくは解明されていない点が多かった。
そして未来にてこのメダルを元に節足動物系コアメダルが新造され、更に、2018年5月発売の『CSMオーズドライバーコンプリートセット』付属のブックレットにてその謎が明らかとなった。(外部リンク)
警告:ここから先は、ブックレットのネタバレが含まれています。 |
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CSMオーズドライバー2次発送・3次発送をお待ちの方、そういった情報を知りたくない方は、直ちに他のページに飛ぶか、ウインドウを閉じてください。 |
会長「何?それでも知りたいだと?いいだろう!それもまた欲望だ!」
実は、オーメダルの殆どを生成した錬金術師ガラとは別の錬金術師により生成された黒色のコアメダルだと推測されている。これのデータを鴻上生体研究所が解析した結果、新たに色付きのコアメダルとして新造・復元された。
また、メダルの序列が最適化されたため、メダル背面のラインがオリジナルだとサソリが1本、エビが3本に対し、新造されたものはサソリが3本、エビが1本に変化している。
但し、肝心のオリジナルは鎧武者怪人、ならびに仮面ライダーコアの中核となった3枚しか確認されておらず、さらにそれらも消滅してしまったため、データ不足により『黒色の』オリジナルの復元には至っていない。
だが、結局真木が所持していた理由は不明のまま。恐竜系メダルの時と同様こっそり盗み出した可能性が考えられるが、その真木もグリード化した挙句消滅したため、真相は闇の中である。