概要
『MOVIE大戦CORE』のオーズパート。仮面ライダーオーズの劇場作品としては第1作ということになる。『仮面ライダースカル メッセージforダブル』の後に第2部として上映された(DC版では逆になっている)。
本作ではTV本編に先駆けて恐竜系ヤミーと仮面ライダーバースが登場している。
脚本はあの井上敏樹が手掛けており、どことなーく井上作品っぽい仕上がりになっている。(一応、シリーズ構成担当の小林靖子氏も監修として参加。)また、本作はオーズのTVが放送される前に脚本が完成したため、作品後半とはやや食い違う描写が有るパラレルワールドである。(但し、TVシリーズの内容に準拠した小説版では本作での出来事に触れる場面があるので、完全なパラレルという訳では無く、限りなく似た出来事は本編時空でも起きていた可能性が高い。)
また、本映画ではアンクはオーズこと火野映司にメダルホルダーを一時貸しており、映司が自分でコアメダルを選んで変身している。
あらすじ
鴻上ファウンデーションはついに「史上最も欲深かった男」こと織田信長のミイラを掘り当てる。セルメダルを使いミイラから採取した遺伝子をコア代わりに用いて鴻上はホムンクルス「ノブナガ」を作り上げるが、ノブナガはガラスをぶち破って研究所を脱走してしまう。
行き倒れたノブナガを拾った火野映司は彼を介抱するが、次第に現代の知識を得たノブナガは持ち前の強欲さから頭角を現し、遂に大会社を乗っ取ってしまうまでに成長する。
その一方で、次々と戦国武将の子孫たちが何者かに暗殺される事件が発生し…。
余談
本作では過去の東映作品ゆかりの人物がチョイ役でゲスト出演している。
関連項目
仮面ライダーゴースト:死後の信長が登場する。
仮面ライダージオウ Over_Quartzer:クローンでも幽霊でもない真の信長が登場する。しかしその実態はというと…。まあ、ある意味日本の歴史上一番欲深そうではある。
信長の野望:タイトルの元ネタ。