仮面ライダー、地球の中心「核(コア)」へ。
概要
現在放送中の仮面ライダー・前作の仮面ライダーが競演するクロスオーバー作品『MOVIE大戦シリーズ』第2弾。『OOO』としては最初の、『W』としては3本目に当たる劇場版作品。
尚、仮面ライダーバースは本作が初登場。前作で先行登場した仮面ライダーアクセルは変身者の顔見せ程度と言う扱いであったが、バースはストーリーにガッツリ絡んで来ると言う扱いである。
時系列
『W』側はシンプルにTVシリーズ最終話のその後となっているが、『オーズ』側はTVシリーズ放送前に脚本が執筆された(一応、脚本担当の井上敏樹はメインライターの小林靖子から監修を受けていた。)ため、キャラのブレ(特に映司の行動)が大きく、特にある怪人の死亡描写は後に色々突っ込まれる事となった。(本編との設定が矛盾するため)故にファンからはTVシリーズとは異なるパラレルワールドでの出来事と解釈される事が多いものの、TVシリーズに準拠した小説仮面ライダーオーズでは当作品についても触れられているので、恐らくTVシリーズの世界でも似たような出来事は起きていたと考えられる。(CSMのビカソコンボの解説でも仮面ライダーコアのメダルを基にメダルが新造されたという記載がある。)
ストーリー
『仮面ライダーオーズ ノブナガの欲望』
鎧を身にまとった織田信長のミイラが発見され、鴻上ファウンデーションは、セルメダルを用いた最先端技術で、織田信長をホムンクルスとして蘇生させた。
青年姿で蘇生したノブナガは記憶を失ったまま、鴻上生体研究所を脱走する。戦国武将の子孫を殺害して回る鎧武者怪人を追っていた火野映司は、その過程で偶然出会ったノブナガの面倒を見ることに。
無垢だったノブナガは図書館等で急速に現代の知識を学んでいき、アルバイトからとある会社の社員になると、比奈の先輩である明智よしのが出場するダンスオーディションの場で会社を乗っ取って社長にまで上り詰める…。
『仮面ライダースカル メッセージforダブル』
鳴海亜樹子は紆余曲折の末に芽生えた照井竜との愛を育み、結婚することに。だが、結婚式当日もアクセルに変身して戦おうとする竜に激怒。"仮面ライダー"自体に嫌気がさす。
途中、亜樹子はWが謎の怪人プテラノドンヤミーと戦う場面に遭遇。その怪人が所持していたメモリーメモリの力によって、亜樹子の意識は過去の風都へ飛ばされる。
過去の風都で起きた「最初のドーパント事件」を通して、亜樹子は父・鳴海荘吉の「ビギンズナイト」を知る。(その為、翔太郎、フィリップ、竜の出番はかなり少なめ。)
『MOVIE大戦CORE』
過去の仮面ライダーの苦しみ・悲しみといった偏った記憶を取り込んだメモリーメモリと、サソリ・カニ・エビの3枚のコアメダルが融合し、邪悪なエネルギー集合体・仮面ライダーコアが誕生した。
再会した Wとオーズは、全てを破壊し尽くそうとするその脅威を喰い止めるために、地球の中心である「核」に戦いの場を移し決戦を繰り広げる。
登場キャラクター
『仮面ライダーオーズ ノブナガの欲望』
- 火野映司/仮面ライダーオーズ…演:渡部秀
- アンク…演:三浦涼介
- 泉比奈…演:高田里穂
- 後藤慎太郎/仮面ライダーバース…演:君嶋麻耶
- 里中エリカ…演:有末麻祐子
- 真木清人…演:神尾佑
- 白石知世子…演:甲斐まり恵
- 鴻上光生…演:宇梶剛士
- ウヴァ…CV:山田悠介
- カザリ…CV:橋本汰斗
- ガメル…CV:松本博之
- メズール…CV:ゆかな
- ノブナガ/鎧武者怪人/仮面ライダーバース…演:大口兼悟
『仮面ライダースカル メッセージforダブル』
- 鳴海荘吉/仮面ライダースカル…演:吉川晃司
- 左翔太郎/仮面ライダーW…演:桐山漣
- フィリップ/仮面ライダーW…演:菅田将暉
- 鳴海亜樹子/メリッサ…演:山本ひかる(2役)
- 照井竜/仮面ライダーアクセル…演:木ノ本嶺浩
- 刃野幹夫…演:なだぎ武
- ウォッチャマン…演:なすび
- サンタちゃん…演:腹筋善之介
- 真倉俊…演:中川真吾
- クイーン…演:板野友美
- エリザベス…演:河西智美
- 風麺のマスター…演:どうきひろし
- 小森絵蓮/バット・ドーパント…演:かでなれおん
- マツ/???…演:山本太郎
今作の敵
- プテラノドンヤミー♂…CV:下山吉光
- プテラノドンヤミー♀…CV:道添愛美
- ギル…CV:浜田賢二
- 仮面ライダーコア…CV:立木文彦
主題歌
- HEART∞BREAKER
作詞:Maki Ohguro/作曲:Koji Kikkawa/歌:DaiKichi~大吉~
当曲を歌うDaiKichi~大吉~は「W」で挿入歌を務めた吉川晃司氏と「OOO」で主題歌を務めた大黒摩季氏が結成したユニット。劇場版仮面ライダーの主題歌を吉川氏が担当するのは劇場版仮面ライダーカブトに続いて2回目である。2013年には吉川氏がソロでセルフカバーを行った。
関連タグ
劇場版限定フォーム→スカルクリスタル サイクロンジョーカーゴールドエクストリーム
AtoZ/運命のガイアメモリ→MOVIE大戦CORE→レッツゴー仮面ライダー
MOVIE大戦2010→MOVIE大戦CORE→MOVIE大戦MEGAMAX