概要
大柄でガタイがよく、その身体つきを活かした役を多く演じている。
pixiv的にはドラマ「半沢直樹」の悪役・東田満、もしくは仮面ライダーOOOに登場する謎の富豪・鴻上光生として有名か。
大河ドラマにも出演したことがある。演じたのは西郷隆盛(新選組!)、源頼政(平清盛)など。
新宿の紀伊国屋書店地下にあるカレー専門店には、彼が店を訪れ書いたサインが今も貼られている。
学生時代は手のつけ用のない札付きのワルで幾度の逮捕の末についには暴走族の総長までに登り詰めた。この暴走族「ブラックエンペラー」は他の暴走族団体と連合し、当時の暴走族の中心的存在として2000人以上のメンバーを有したという。
同じ暴走族出身のヒロミによると宇梶の名を聞けば誰も戦慄を覚えるほどに知れ渡っていたと言う。暴走族同士の抗争で警察に逮捕され、少年院の中で見たチャールズ・チャップリンの映画を見て改心。俳優の道に進むことになったという。
なお、ブラックエンペラーらが合流した団体『関東連合』はその後2003年をもって解散した。しかしその後も一部のOBたちを中心として闇社会の横断的な連盟が自然的に発生したという。注意しなければならないのは、その後の伊藤リオン事件などを引き起こした半グレ「関東連合」とはこちらを指す(このOBたちの連盟に対して外部がかつての所属メンバーから便宜上つけた名前であり、必ずしも自称しているものではない)。宇梶がこちらの関東連合に関わっているという事実は無い。
また、暴走族の総長になるまでグレた理由はアイヌの活動家であった母親が家を頻繁に留守にし、恵まれない家庭環境にあったことが遠因という。しかしながら現在では北海道白老郡白老町にあるアイヌ民族博物館内でのアイヌ文化の紹介VTRに進行役として出演しているなど、自らもアイヌ文化と積極的に関わり、活動している模様。
なお、高校中退時に母の弟(日高国浦河郡のアイヌ長老・浦川治造)にグレ過ぎているということで預けられ、その際「アイヌは人に迷惑をかけない。ここで撃たれるか、北海道で働くか選べ」と猟銃を突きつけられて働くよう言われ、叔父から礼儀を教わったという。しかし、働き始めて間もなく叔父の経営する土建業は取引先の倒産に巻き込まれ連鎖倒産。東京に戻った後はまた暫く荒れた生活を続けてしまい、前述の逮捕に繋がった。
その後叔父は東京で会社を再興させるが、改心して俳優となった後も一時的に仕事が減った時期があり、その時も叔父の会社で糊口を凌いだことがある。
もう一つ、宇梶がグレたのは所属する部活や学校生活への不満があったからというのもあるという。その宇梶が所属していたのは野球部。大柄な体格を活かしプロのスカウトも度々視察に訪れるなどかなりの腕前であったといわれている。
吉川晃司と竹原慎二は小学校の後輩であり、現在も親交がある。……戦闘力が高すぎやしませんかね。
関連イラスト
(前述の鴻上光生のイラスト)