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半沢直樹

はんざわなおき

池井戸潤による企業エンターテインメント小説のシリーズ名、及びその主人公。
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やられたら、やり返す。倍返しだ!

小説(原作)

池井戸潤による小説シリーズ。
第1作『オレたちバブル入行組』(文藝春秋)、第2作『オレたち花のバブル組』(文藝春秋)、第3作『ロスジェネの逆襲』(ダイヤモンド社)までが単行本化されている。
第4作『銀翼のイカロス』が『週刊ダイヤモンド』にて連載中。(2013年7月末現在)

テレビドラマ

『半沢直樹』にタイトルを改題し、2013年7月7日よりTBS「日曜劇場」枠にて放送。
主演は堺雅人
バブル期に大手都市銀行「産業中央銀行」に入行した銀行員、半沢直樹が銀行内外の人間や組織による数々の圧力や逆境と戦う姿を描き、『オレたちバブル入行組』をベースとする第一部と、『オレたち花のバブル組』をベースとする第二部の前後編二部構成となっている。
キャッチコピーは「クソ上司め、覚えていやがれ!」

ストーリー

第一部

2002年に東京第一銀行と合併して、世界第三位のメガバンク東京中央銀行で働く、融資課課長の半沢直樹は「上を目指す」と公言する有能な銀行マン。
彼がバンカーとして頭取を目指すことには、ある理由があった。かつて、両親の経営する工場が傾いた際、産業中央銀行が融資を引き揚げたがために、父親が自殺をした過去を持つ直樹は、その産業中央銀行に入行してのし上がり、銀行を変えてみせるという決意を持っていたのである。

直樹の勤める大阪西支店に、西大阪スチールという年収50億の大手企業への融資話が持ちかけられる。直樹は警戒したが、支店長・浅野の鶴の一声で「無担保で5億の融資」が決まり、大阪西支店は最優良店舗となる。しかし、直樹が懸念したように、粉飾決算で騙され西大阪スチールは倒産してしまい、融資金5億円の回収が困難な事態に陥る。同期入社で東京本店で勤務している情報通と同時に、親友の渡真利から、支店長は本店上層部に根回しを行い、直樹に全ての責任を負わせることで、事態を穏便に終わらせようと画策している事を知らされる。1週間後の聞き取り調査までに、雲隠れした元社長・東田を見つけないと、直樹は地方へ島流しにされてしまう。

そして、本店での聞き取り調査の日…。
支店長の息のかかった人事部長らに責任を追及される直樹は、葛藤の末にケンカ腰で応対したあげく、
啖呵を切って言い放つ。

「私は必ず、5億を回収する!二度と邪魔をしないで頂きたい!!」

第二部

西大阪スチールの案件での活躍により、直樹が東京本社の営業第二部次長に栄転して約1年。直樹は数十人の部下達を現場で取り仕切りながら、最前線で活躍していた。

ある日、200億円の融資をしていた伊勢島ホテルが運用失敗により、120億円の損失を出したことが判明する。海外渡航中だった伊勢島ホテル社長の湯浅は、かつて自分が勤務していたホテルの経営再建を担当していた直樹に白羽の矢を立て、頭取を介して直樹に今回の損失補填とホテルの経営再建を依頼した。この仕事は、金融庁監査を二週間後に控えていた東京中央銀行にとって非常に重要な案件であり、もし200億円を回収できなければ、金融庁からの命令で1000億円以上の莫大な保証金を収める事になり、それによる信用失墜から起きる株価暴落で銀行の破綻と頭取の解任を招く可能性があった。

しかし、200億円を回収すると伊勢島ホテルは経営破綻することが予想されるため、取締役会にて200億円の回収は諦め、伊勢島ホテルの経営再建のみで、金融庁検査を乗り切る決断をする。しかし、運用損失を出した伊勢島ホテル専務の羽根は、なぜか東京中央銀行へ非協力的であり、不正を告発した経理課長の戸越を解雇し、社長をも追放してトップの座を奪おうと暗躍していた。一方、帰国した湯浅は直樹と面会し、経営改善と戸越の復職を約束する。

そんな中、戸越の東京中央銀行へのリークを揉み消したのが、京橋支店支店長の貝瀬であることが判明し、京橋支店の歴代の支店長には、大和田常務と側近の岸川といった旧産業中央派が歴任していた。不正の疑いの濃い大和田に対して、半沢はバンカーの誇りを持って言い放つ。

「私は担当として、どんな事をしてでも伊勢島ホテルを守ります!」

主な登場人物

半沢家

半沢直樹


半沢直樹/堺雅人、中島凱斗(少年期)
本作の主人公。石川県金沢市出身。東京中央銀行大阪西支店融資課課長→東京本部営業第二部次長→東京セントラル証券営業企画部長へ出向。
妻と幼稚園児の1人息子がいる。慶應義塾大学を卒業し、1992年に産業中央銀行(後の東京中央銀行)に入行したバブル組銀行員。入行理由は、父親が産業中央銀行に融資を断られ自殺したからで、頭取になり銀行を変える為である。曲がったことが大嫌いで、それに反する存在に対しては徹底抗戦して、倍返し以上の仕返しを行う。常に父・慎之助のネジを形見のように携帯している。
東京第一銀行との合併を経て、大阪西支店の融資課長に着任し、中西らと仕事に邁進していたが、西大阪スチール倒産事件の一件から浅野の策略を知り、全面対決の末、浅野を失脚に追い込み、自身は東京本店営業二課への栄転を果たした。
栄転後は、自分の父を自殺に追いやった大和田常務と伊勢島ホテルの経営危機問題を発端に衝突し、役員会の場で大和田に土下座をさせるという大勝利を収め、その目覚ましい功績から昇進間違いなしと思われた。しかしその後、頭取から直々に銀行の子会社である小さな証券会社へ出向を命じられてしまう。

上戸彩


半沢花/上戸彩
直樹の妻。専業主婦。
夫を家庭面で支える良妻で、直樹が唯一頭が上がらない人物である。思ったことをすぐ口にするが、その口うるささが直樹の心の救いとなっている。時々近所との井戸端会議で直樹に役立つ情報を仕入れ、仕事面でも直樹を支える事も。元はフラワーアレンジメントの仕事をしていたが、夫を支えるため諦めている。

半沢慎之助/笑福亭鶴瓶
直樹の父。半沢ネジ工場の社長。故人(ドラマオリジナルの設定。原作では健在)。
直樹の人生に大きな影響を与えた人物。直樹が中学生の時、工場が得意先の倒産による煽りを受けて倒産の危機に陥り、頼りにしていた産業中央銀行の融資も当時の担当だった大和田により拒否され、追い詰められた末に首吊り自殺した。商売で人間関係を非常に重んじており、直樹にも常日頃から「ロボットみたいな仕事はするな」と教えていた。

主人公の同期

結局いい人だった渡真利さん


渡真利忍/及川光博
東京中央銀行東京本部融資部。
直樹と同じ慶應義塾大学出身で、入行当時はプロジェクト・ファイナンス志望だった。
「人事が全て」と公言するほど、人事を重要視している情報通で、
本部から情報提供や働きかけにより直樹のサポートをしたり、
大和田派の関連情報や行内の動向をちょくちょく教えている。
近藤が半沢と自分を裏切って、大和田との取引に応じたことを知った当初は、
時折嫌悪感を示していたが、半沢から「お前も近藤も、俺にとっては一生大事な同期の友だ」と聞かされてからは考えを改め、負い目を感じながら銀行に戻ってきた近藤を、直樹と共に笑顔で出迎えた。

半沢直樹〜タミヤ電機の近藤さん


近藤直弼/滝藤賢一
東京中央銀行大阪本店システム課→東京本部人事部扱い→タミヤ電機へ出向→東京本部広報部異動。
慶応義塾大学商学部出身で、直樹とは大学時代からの剣道仲間。
元は同期3人の中で最速で出世街道を走っていたが、上司のパワハラにより心を病み休職してしまった。この休職がきっかけで出世街道から窓際に転落し、マイホームも手放し家族諸共転勤する羽目になる。出向先でも当初は銀行の融資を得るための道具として扱われ、再び精神を病みそうになったが、直樹との剣道の手合わせなどを通じ本来の自分を取り戻し、職場での自分の地位を確立に成功した。しかし、やっと安住の地を見つけたと思ったのもつかの間、今度は業務の過程で会社の粉飾に気付いてしまい、会社の浄化のため社長や部下の経理課長と対立する事になる。このため、一時は会社中から疎まれた挙げ句、別の会社へ出向させられる危機を迎えたが、粘り強く社長と経理課長を説得させた末、本部の大和田常務指導による迂回融資を突き止めて会社の浄化に成功し、大和田と対決中だった直樹に大和田への強力な攻撃材料を与える事になった。だが、今度はそれを阻止しようとする大和田の「本部復帰を条件に迂回融資に関するタミヤ電機社長の証言などの資料を破棄する」という提案に家族などの事を考えた末に受け入れてしまい、資料を大和田に渡してしまった。翌日、近藤は直樹に泣いて詫び、直樹達も家族の事を考えた行動に理解を示し近藤を許した。
その後は大和田の失脚を狙う直樹と渡真利と共に大和田を攻撃する資料集めに奔走する。

東京中央銀行東京本部

中野渡謙/北大路欣也
頭取。
「人」を大切にする考え方を持っており、直樹をいびっていた他の上層部や幹部達とは一線を画す存在。第二部で直樹に伊勢島ホテルの案件を一任(伊勢島ホテルの湯浅社長による依頼を受けたもの)したり、金融庁検査の最終日に立ち会ったり、最終話で大和田の降格や直樹の出向を直接言い渡したりと、物語の転換期や重要な場面ではほぼ必ず姿を現す人物である。

大和田常務


大和田暁/香川照之
代表取締役常務→取締役降格
本作の後半戦で直樹と衝突する巨悪の1人。史上最年少で常務に上り詰めた産業中央銀行出身者の出世頭で、昔ながらの派閥を重んじる。気に入った部下は可愛がるが、一度でも失敗や問題があれば容赦なく切り捨てる。直樹の父親が自殺するきっかけとなった工場への融資を拒否した張本人。
タミヤ電機に依頼し、妻が経営するアパレルメーカー「ラフィット」に迂回融資させたうえ、伊勢島ホテルが資金運用に失敗し、多額の負債を抱えていたのを知りながら東京中央銀行が出資させるよう仕向けていたことが取締役会で半沢によって明らかになり、取締役たちの前で半沢に土下座させられた。出向や取締役解任を覚悟していたが、結果は平の取締役降格という穏便なものだった(但し、これは敢えて処分を軽くすることで、自分の勢力へ抱き込んで二度と反旗を翻させないようにする中野渡の狙いも含まれていた)。

岸川慎吾/森田順平
取締役業務統括部長→出向
産業中央銀行出身の大和田派筆頭格で、大和田が取り巻きを連れて現れるシーンではほぼ必ず大和田の横を歩いている。大和田の不正に加担させられたうえ、娘が黒崎検査官と結婚することが決まり、黒崎から情報提供を求められ、良心の呵責に苦しんでいた。そこに結婚の話を嗅ぎ付けた半沢に、取締役会で大和田の不正を証言するよう要請された。
そして、取締役会当日。大和田の不正を追及した半沢の報告書の事実を認め、結果大和田の詰め腹を切らされる形で出向させられる羽目となった。

小木曽


小木曽忠生/緋田康人
人事部次長。
浅野の元部下で、浅野による直樹への損失責任転嫁も見て見ぬふりをし、それどころか東京本部に呼びつけ直樹を追求した。性格はかなり劣悪であり、刃向かう者には大声での叱責や机を強く叩きながら叱り続けるなど、かなりの粘着質である。直樹の同期である近藤にパワハラを行い心の病に陥れた張本人である。大阪西支店への抜き打ち調査(裁量臨店)を浅野と画策し、融資の不備により直樹が左遷されるよう支店の倉庫から重要資料を盗み出すなどしたが、裁量臨店最終日にそれが明るみになり、自身が出向する事となった。

東京中央銀行大阪西支店

はんざわー!


浅野匡/石丸幹二
支店長。
第1部で直樹の宿敵と言える人物。元は紳士的で家族愛に満ちた良きエリート銀行員だったが、株取引の失敗を機に巨額の借金を抱え、中学時代の同級生である東田満の計画倒産に手を貸してしまう。その一件により負った銀行の損害を全て、融資課長の直樹1人に押しつけようとしたが、直樹の執念の回収作業により失敗。逆に自分が刑事告訴されそうになった為、それを免れるための条件として直樹を希望する東京本部に転勤させた。その後、直樹が本来行くはずだったマニラ出向を自分が命じられる羽目となり、家族と共にマニラへ移住した。

江島浩/宮川一朗太
副支店長。
浅野の腰巾着として散々直樹をいびり倒していた。浅野が転勤となった際、自分が支店長になると期待していたが、別の人間が赴任する事となり、大きく落胆した。

垣内


角田周/モロ師岡、垣内(画像の人物)/須田邦裕、中西英治/中島裕翔(Hey!Sey!JUMP)
融資課に所属する直樹の部下達。
直樹を心底信頼しており、浅野の謀略で直樹が窮地に陥った際も直樹を全力でサポートした。直樹が東京本部に栄転してからは、角田は直樹の後任に、垣内と中西は別の店舗に栄転した。

東京中央銀行京橋支店

貝瀬支店長


貝瀬郁夫/川原和久
支店長。
大和田、岸川と産業中央銀行出身者が脈々と受け継いできた京橋支店の支店長を務める大和田派の銀行員。大和田の根回しで、伊勢島ホテル経理課長からの経営損失に関するリークをもみ消し、銀行に200億円の大損害を与える原因を作った。

古里


古里則夫/手塚とおる
融資課課長代理。
貝瀬の腰巾着で、伊勢島ホテルの経営損失に関するリークを貝瀬が揉み消した際も黙認した。また、融資交渉などで現れる顧客などには悪態を吐きまくり、出向先の融資交渉のため現れた近藤も精神的に追い詰められた。だが、直樹や近藤達によりリークの揉み消しを黙認した事が暴かれ、リークの報告書を探しに金庫の解錠を手伝わされた。

その他

黒崎検査官


黒崎駿一/片岡愛之助
金融庁検査官→大阪国税局査察部統括官→金融庁検査局主任検査官。
元は金融庁の敏腕査察官だったが、1年前に大手銀行を破綻に追い込み「やり過ぎ」という批判が起きたためほとぼりが冷めるまで大阪国税局に異動となった。オネエ口調が特徴的なキレ者だが、一度怒らせると、ヒステリックな性格になり、怒らせた相手が男性の部下の場合は股間を鷲掴みにして怒鳴り散らす。直樹と先を争うような形で粉飾決算の末計画倒産した東田の行方を追っており、1度は直樹の差し押さえた物件を横取りする事に成功したが、最終的には隠し財産の通帳を直樹に取られ敗北を喫する。しかし、その後金融庁に復帰して直樹と金融庁検査で再度対決し、直樹の担当する伊勢島ホテルを巡り、大バトルを繰り広げたが、最後は直樹やその同僚・部下達の機転により敗北する。
ちなみに演じる片岡は「歌舞伎の女形」も経験している。

東田満/宇梶剛士
西大阪スチール社長。
本作の第1部で浅野と並び直樹と敵対した巨悪の1人。浅野とはかつて同じ中学の同級生で、「ターちゃん」と呼んでいる。周囲にはヤクザと相違ない悪態を吐きまくり、行方を突き止め追って来た直樹に対してゴルフクラブなどを用いて襲いかかるなど、非常に粗暴な一面も持っている。
粉飾決算を続けた挙げ句に自社を計画倒産させ東京中央銀行から5億円を騙し取った。表向きは自己破産したにもかかわらず、隠し財産で贅沢な暮らしをしており、愛人の美樹が勤務するクラブで豪遊していた。
しかし最後は美樹の裏切りにより、隠し財産を直樹に差し押さえられ、無一文となる。

藤沢美樹/壇蜜
ホステス。東田の愛人。
自分の店を持つため東田に寄り添い、銀行や国税局から逃れるための逃避行にも同行した。
東田が直樹に初めて捕まりかけた際は、空き缶の入ったゴミ袋で直樹を背後から殴打し、
東田を助けた。しかし、最後は直樹の懸命な説得により、隠し口座の通帳をバイク便で直樹に手渡した。

竹下清彦/赤井英和
竹下金属社長。
東田の計画倒産の煽りで自分の会社が倒産してしまい、首吊り自殺を図ったところを直樹に止められた。
以後は直樹と協力して東田を追跡し、5億円回収作戦の功労者となった。

羽根夏子/倍賞美津子
伊勢島ホテル専務。
本作の第2部で直樹と敵対する巨悪の1人。
傲慢かつ狡猾な野心家だが、25年以上も財務関連に携わっている仕事柄、
ホテルマンとしての技量は一級品で、一度会った人の顔と名前は忘れない技量を持つ。
ワンマンだった先代社長の尻拭いをさせられてきた自分こそが伊勢島ホテルの社長にふさわしいと考え、社長の座を獲得するべく、大和田と結託して自身が株運営の失敗で発生させた120億円の運営損失を使い、社長の湯浅を退陣に追い込もうとした。しかし、湯浅の依頼により現れた直樹のタッグで様々な新しい経営戦略や奇策を前に乗っ取りは失敗し、自身がホテルを追放される。
なお、彼女はドラマオリジナルの登場人物であり、原作で該当する人物は「羽根夏」である。


湯浅威/駿河太郎
伊勢島ホテル社長。
一族代々が経営していたホテルをワンマン経営で有名だった父親から受け継いだ若手経営者。しかし、父親のようなワンマン経営は行わず、積極的な経営方針の変更によりホテルの経営再建を行おうする優秀な経営者。かつて修業時代に務めていたホテルが経営危機に陥った時に直樹と出会っており、ホテルの建て直しのため奔走する直樹が印象に残り、その時の名刺をずっと持っていた。そして、自身のホテルが経営危機に瀕した今回、直樹を頼ろうと根回しをし、頭取を経由して直樹を担当に指名した。その後、直樹と共にホテルの経営再建に奔走し、直樹の提案により大手の外資系ホテルの傘下に入ることでホテルを急場から救う事に成功する。
なお、演じた駿河は半沢慎之助を演じた笑福亭鶴瓶の実子(鶴瓶の本名は「駿河学」という)でもある。

戸越茂則/小林隆
伊勢島ホテル経理課長→廃品回収会社社員→伊勢島ホテル社員。
ホテルが取引している銀行に経営損失の事をリークした人物。しかし、善意のつもりのリークを東京中央銀行に揉み消された挙げ句、逆にホテル側にこの事を知らされ解雇された。後日、廃品回収会社に再就職したが、再就職後に事情を聞くため現れた直樹に協力した事で状況が代わり、直樹に依頼された湯浅(湯浅は戸越の本当の解雇理由は知らなかったと思われる)により謝罪と伊勢島ホテルへの再雇用が決まった。

反響

“敵”を追い詰める攻撃的な顔と、部下や家族への優しい顔の両面を持つサラリーマンのヒーローとも言える存在で、自らの信念を貫き、時として上層部に盾突くことも厭わない半沢の男気に“スカッ”とする視聴者が続出している。番組のフェイスブックなどには、20代後半から50代のサラリーマンやOLから「私も倍返ししたい」、「月曜日からの仕事を頑張れそう」など、多くの意見が寄せられている。 また、オネエ口調の国税局統括官など、個性的なキャラクター達も支持を集めている。
最終話で関東で42.2%、関西で45.5%を記録し、1977年以降の民放のテレビドラマ史上第1位の視聴率となった。瞬間最高視聴率は関東で46.7%、関西では50.4%も記録した。

ブームは様々な所に起きていて、番組関係者によると、原作の小説がビジネス書籍コーナーに陳列されていたり、1、2話では半沢が鞄を右手に持ち、歩道橋を駆けるシーンが多くあったため、それを見た小学生が「半沢走り!」と言いながら、鞄を持ってダッシュする遊びが流行っているらしい。
第一部で登場した東京中央銀行大阪西支店の建物外観は、大阪駅前の梅田阪急ビルがモデルとして使用されている。

関西地区では第5話の瞬間最高視聴率が32.6%を記録するなど特に人気を得ていることから、ヒルトンプラザ大阪、阪急百貨店うめだ本店、梅田スカイビル、芦有ドライブウェイなど、一連のロケ地が観光名所化している。
その後も人気は衰えず、ロケ地の1つである道頓堀では飲食店に「倍返し」にちなんだ新商品が登場したり、ロケ地目当ての観光客も増えている。

また、オフィシャル商品として2013年8月中旬からTBSストアで発売された
『半沢直樹 倍返し饅頭』は、営業が上手くいくと言うことで、それを買い求める会社員などで長蛇の列になり、ネット通販でも1か月待ちになるほどの人気を博している。
さらに人気は海外にも広がり、台湾では2013年10月からケーブルテレビで「半澤直樹 王牌銀行員(半沢直樹 エース銀行員)」のタイトルで放送が開始。現地では名台詞である「倍返し」を意味する「加倍奉還」が流行語になりつつある。
ドラマ終了に前後して、ソフトバンクモバイルのCMにも半沢を演じた堺雅人、笑福亭鶴瓶(堺より若干早い段階で登場。ただし「白戸家」メンバーと共演)も出演している。なお、同社のCMにはすでに「白戸家」の一員として上戸と北大路(声のみ)が出演しており、更に及川も上戸と共演したことがある。

本作の直後のクールに放送された『リーガル・ハイ』第2期第1話では、半沢と同じ堺雅人演じる古美門研介による「やられてなくてもやり返す、身に覚えのない奴にもやり返す、誰彼構わず、八つ当たりだ!」というセルフパロディが放送された。

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倍返しだ! 倍返し

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