来歴
1980年12月3日生まれ、秋田県横手市出身(東京都世田谷区育ち)。T158、B85-W60-H89。バストサイズはEカップ。
本名(旧姓)及び旧芸名は齋藤 支靜加(さいとう・しずか)。
芸名の由来は仏教を自分なりに解釈したもの由来し、壇は仏壇、蜜は仏壇に供えられた物を表すということ。「壇」が名字、「蜜」が名前である。
夫は漫画家の清野とおる。
経歴
昭和女子大学付属校に小中高と通い、同大学英文学科を卒業している。
大学卒業後、就職活動に難儀したことから、和菓子店を開業する予定だった母からのすすめで服部専門栄養学校に通い調理師免許を取得。和菓子工場で働きながら、同時期に銀座でホステスとして働いて資金と経験を貯めていたが、和菓子店に出資してくれる予定であった知人が亡くなり計画が頓挫。この頃から人の「生と死」について考えるようになり、「遺体衛生保全士(エンバーマー)」という資格の存在を知って日本ヒューマンセレモニー専門学校に進学する。
専門学校在学中の2009年に『龍が如く4』のキャバ嬢オーディションを受けて合格。芸能界デビューを果たす。2010年3月には『週刊SPA!』の一般公募型グラビア企画「美女タレント発掘プロジェクト どるばこ」に応募してグラビアデビューした。
その後はある大学病院の研究所で非常勤職員として働きながら(遺体の血液の管理などの仕事をしていたとのこと)、アルバイト感覚で芸能活動を行っていたが、『SPA!』経由で芸能事務所からスカウトされ、2010年7月に本格的にデビュー。同時に芸名を「壇蜜」とした。
2012年『サンデージャポン』に出演したことをきっかけにブレイク。以後、グラビアやタレント活動に加え、女優業や文才を活かしてエッセイ・小説を発表するなど幅広い分野で活動している。
2019年11月22日に、漫画家の清野とおるとの結婚を発表した。清野の仕事もあっていわゆる「通い婚」であり、休日にお互いの家を行き来して一緒の時間を過ごしているとのこと。
2023年4月、体調不良を理由に一時休養を発表。その後7月に復帰したが、体調が回復しきっておらず、8月より再び休養に入った。
休養については、2〜3年ほど前から身内やペットが亡くなるなど不幸が続いており、心労から眠れない、食事も喉を通らないという状態で、ついに限界が来てしまったためだと1度目の復帰の際に語っている。休養の間もブログの更新は続けており、近況を知ることができる。
人物
小学生の頃に読んだ『ゴルゴ13』の影響を受け性的な事柄に興味を持ち始め、中学生の頃から「愛人」のあだ名を頂戴するほど色気の強い人物だったとは本人の談。
自ら「職業は"エッチなお姉さん"」だと語り、バイセクシャルを公言。「脱ぐことは天命」と発言するなど、女性芸能人へ(ネタとして)セクハラをしかけまくる事で有名な石橋貴明すら狼狽する芸風は、エロスで笑いを獲れる女芸人としての素質を持つ。
その徹底し開き直ったエロス芸もあって、グラビア出身のタレントとしては珍しく女性ファンが非常に多い。
一方「エロス」一辺倒というわけではなく、独特の穏やかな語り口で繰り広げられるウィットに富んだトークにも定評がある。実際NHK高校講座・保健体育の講師役を務めたり、NHKBSの「国際報道」にゲスト出演したりと、”知的なお姉さん”としての壇蜜を見る機会は多い。大学在学中アメリカに留学し、日本語の教員免許を取得している。
「元葬儀社勤務」と紹介されることもあるが、実際には葬儀社の内定が出ていたが辞退しており、勤務はしていない(理由としては、エンバーマーとしての仕事ができるようになるまで見通しが立たなかったためと語っている)。
また、大学で英語科の教員免許を取得したというのも誤りであり、実際にはカリキュラムを修了したが取得には至っていない。
漫画は気に入ったものを単行本で買う程度だとしているが、主に少年漫画や男性向け青年漫画を好んでいる様子がブログやラジオ等の発言からうかがえる。エンバーマーに興味を持った一つのきっかけに『黒鷺死体宅配便』を挙げている。
声優のたかはし智秋とは友人の間柄で、レギュラーで出演していた深夜バラエティー番組内の壇がやっていたコーナーにたかはしが顔出しで出演していたこともある。
元静岡放送のアナウンサー原田亜弥子とは小学生の頃からの同級生である。
自宅では猫やインコ、熱帯魚、キンカジューなど複数のペットを飼育している。
その他
実は声優を務めたことがあり、アニメ『Go!Go!家電男子』では暖蜜先生という電気こたつのキャラクターの役を演じた。