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「言わないと…つぶす、わ、よ」


演:片岡愛之助

概要

旧大蔵省銀行局出身のエリート官僚。数字に強く、調査能力も優れたキレ者。

オネエ口調が特徴だが、一度怒らせるとヒステリックな性格になり、怒らせた相手が男性の部下の場合は股間を鷲掴みにして怒鳴り散らす。

半沢の事は初期では「半沢」と呼んでいたが、2020年放送シーズンでは「直樹」と呼び、以前よりフレンドリーかそれ以上に距離感がやたらと近くなった。相手を追い詰める時は童謡の替え歌を歌いながら責め立てる。

少々…どころかかなり風変わりな人物であるものの、確かな人望はあったようで、後述の異動の際、部下達は一様に悔しそうな表情を浮かべていた。


実は小説版では、大和田常務とともに二巻の「俺たち花のバブル組」にのみ登場するが、ドラマ版では第一シーズンの後半から、第二シーズンの全編に渡って登場しており、作中でも半沢、大和田に次ぐ人気を博すキャラクターとなっている。

第一シーズンでは作品後半の中ボスとして半沢直樹の前に立ちはだかり、第二シーズンでは、前半では第一シーズン同様半沢の前に立ちはだかるも、後半では箕部幹事長を倒すべく、大和田とともに半沢と共闘するキーパーソンとして活躍する。


活躍

ドラマ版第一シーズンでは、後半から大きく活躍する。

元は金融庁の敏腕査察官だったが、1年前に大手銀行を破綻に追い込み「やり過ぎ」という批判が起きたため、ほとぼりが冷めるまで大阪国税局に異動となった。半沢と先を争うような形で粉飾決算の末計画倒産した西大阪スチール社長・東田の行方を追っており、1度は半沢の差し押さえた物件を横取りする事に成功したが、最終的には隠し財産の通帳を半沢に取られ敗北を喫する。しかし、その後金融庁に復帰して半沢と金融庁検査で再度対決し、半沢の担当する伊勢島ホテルを巡り、大バトルを繰り広げたが、最後は半沢やその同僚・部下達の機転により敗北する。


第二シーズンでも全編に渡って登場。作品前半では「証券取引等監視委員会事務局証券検査課統括検査官」として(余談だが、黒崎はこの肩書を武士の名乗り口上の如く一息で言っている)スパイラルのフォックス逆買収の為の立ち入り検査で半沢の前に立ちふさがる。結果再びしてやられるものの、本当の狙いは電脳電設に関する資料の入手にあり、半沢と戦う裏で本来の目的そのものは達成していた。電脳電設の粉飾決算を暴いた功績で無事、金融庁監督局に栄転する。


作品後半では帝国航空の再建を巡り与信判断のヒヤリングに訪れる。この時は滅茶苦茶テンションが下がっていたものの、同じく栄転していた半沢の姿を見て一瞬で元気を取り戻した

東京中央銀行の数字の矛盾を指摘、業務改善命令の発動まで追い詰めた一方(半沢に非は無かったとはいえ何気にこれが初の白星である)、その裏には大物政治家である箕部幹事長が関わっていることに気づく。箕部の周囲を嗅ぎまわっていたが、立腹した箕部の圧力で金融庁から国税庁へと異動させられてしまう。

そのことを知って駆け付けた半沢に「あなたの事なんて大っ嫌い!だから最後まで私が大っ嫌いなあなたでいてちょうだい」と憎まれ口を叩きながらも檄を飛ばし、箕部攻略の糸口として伊勢志摩ステートを調べる様に助言を与えた。


国税庁へ異動した後は、完全に半沢らのサイドに立って動きだす。

箕部が不正融資を行い、その口止め料を関係者に払っていたことを管理していた灰谷の股間を捻り上げる形で突き止めたものの、それだけでは箕部を倒すことはできなかった。ちなみに、この時捻り上げた際のセリフが冒頭のアレである。

黒崎検査官の必殺技

その後、箕部との最終決戦では、白井亜希子らと共同で海外に開設された個人口座に振り込まれた不正資金があることを突き止め、大和田経由で半沢にそれを伝えることで箕部を失脚に追いやることに成功する。


関連人物

大阪国税局査察部

相模/石黒英雄

国税査察官。黒崎の指揮の下、西大阪スチールの脱税を調査する。東田へのガサ入れに慎重な態度を取ったことが黒崎の逆鱗に触れ、再び急所を掴まれる。

大塚/永岡佑

黒崎の指揮の下、西大阪スチールの脱税を調査する。東京中央銀行より東田の口座記録が提出されたことを受け、東亜細亜リゾート開発の調査に乗り出す。

脇屋/岡あゆみ

黒崎の指揮の下、西大阪スチールの脱税を調査する。東田社長の愛人である藤沢未樹に接触する。

金融庁検査局・監督局

島田/竹財輝之助

金融庁検査官。長方形の顔をしており、半沢曰く「モアイ」。

金融庁検査において、伊勢島ホテルの疎開資料の隠し場所を探る。黒崎の指示で半沢の社宅を捜査するが見つからず、横柄な態度を花に糾弾され、謝罪する。

最終聞き取り調査の前日になっても疎開資料の隠し場所が判明せず、業を煮やした黒崎に急所を掴まれる。疎開資料を同日中に見つけるよう厳命され半沢を尾行するが、撒かれてしまう。

木下愛/近野成美

金融庁検査官。金融庁検査において、伊勢島ホテルの疎開資料の隠し場所を探る。黒崎の指示で島田らと共に半沢の社宅を捜査する。

その後、宅配業者から得た情報に基づき花の実家に疎開資料の回収に向かうが、坂本に先を越される。最終聞き取り調査の前日に半沢を尾行するが、撒かれてしまう。

古谷/宮野真守

金融庁検査官(2020年版第二部)

黒崎の部下。東京中央銀行の帝国航空再建案への与信判断に関するヒアリングに出席した黒崎に同行する。

永田町で箕部の身辺調査を行っていた半沢を黒崎の指示で探し出し、金融庁の庁舎に案内する。半沢に食ってかかろうとした際には例によって股間を捻られた。


余談

演じる片岡の本業は歌舞伎役者であり、女形も経験している。

また、片岡氏にとってはテレビドラマにおける初の当たり役と言って良く、この役を演じてから世間の知名度が一気に跳ね上がった。


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半沢直樹

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