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リーガル・ハイ

りーがるはい

日本のテレビドラマ。フジテレビ系列で2012年4~6月に第一弾、2013年10~12月に第二弾が放映された。
目次 [非表示]

ー愛も、法も、嘘がすきー


概要編集

守銭奴で狡猾だが子どもっぽい性格の凄腕弁護士・古美門研介と、正義感が強く真面目だがへっぽこな腕前の新人弁護士・黛真知子がタッグを組み、様々な訴訟に挑んでいくコメディ法廷バトルドラマ。激しい舌戦や推理戦もあり、後半のどんでん返しが魅力。シリアスな流れもあるが(その展開は古美門らが裁判で勝つために仕込んだものであったというオチ伏線であることも多く)、基本は最後までコメディである。


2012年4月~6月にかけて放送され、2013年4月にはスペシャルドラマが放映された。

更に、2013年10月~12月にテレビシリーズ第二弾、2014年11月にスペシャルドラマ第二弾が放映された。


地上波でしか放送されていなかったが、2022年にCSで2シーズンとスペシャル版が放送された。


あらすじ編集

新米女性弁護士・黛真知子は、事務所への出勤中の電車で老人に目の前の空いた席を譲ろうとするも、そそくさと現れた別の男性に一瞬のうちに席を奪われてしまう。黛は男性に老人へ席を譲るよう抗議するが、男性はこれを拒否すると一片の反論も許さない弁舌で黛を論破してしまい、老人は男性が指摘した通りにすぐ次の駅で降りて行ってしまった。


後日、黛は殺人事件において自白を強要されたと訴える青年の弁護に着くも、熱意も虚しく敗訴してしまう。

所属事務所の所長・三木長一郎から案件から手を引くよう促されるも、黛は諦めきれずに控訴に奔走する。そこに三木の秘書・沢地君江から、一人の弁護士を紹介される。

その名は勝率100%、絶対不敗の弁護士・古美門研介


伝えられた古美門の事務所へ向かった黛だったが、何と古美門は先日出会った電車の論破男だった。さらに古美門の電車での第一印象すら軽く上回る想像を絶する最悪の性格と“嫌な弁護士”ぶりに憤慨する黛だったが、沢地に説得されて、古美門の提示した「依頼料:3000万円」を揃えて彼に弁護を依頼。

……が、それが古美門へ恨みを持つ三木による姦計と気付いた時には時すでに遅く、古美門はまさかの人生初の敗訴を喫してしまう。黛は知らないうちに利用されていたのであった。

まんまと騙されたことを知った古美門と黛は嫌々ながらも結託し、控訴審で見事なリベンジから勝訴を勝ち取った。


そして三木法律事務所に居場所を無くした黛は、古美門の事務所に転がり込み、彼の弁護術を盗むために古美門事務所に所属することを決意した。


ここに、“金で正義を買う男”と“無垢な正義を信じる女”のデコボコ師弟コンビが結成されることになった。



主な登場人物編集

★

古美門法律事務所編集

古美門研介編集

演:堺雅人

連戦連勝の無敗の天才弁護士。こと「裁判を勝つこと」に関しては天賦の才能を持っているが、子供っぽく性格は最悪の拝金主義者。相手の主張のわずかな欠陥を突き、徹底的に打ちのめすことが大好きな論破厨。

裁判においては真実を追求するでも平和的解決を進めるでもなく、あらゆる手段を使い「依頼人を勝たせる」ことを唯一絶対のポリシーとする。

黛真知子編集

演:新垣結衣

熱血新人弁護士。真面目で正義感が強く、困っている人は放っておけない性格。

裁判においては真実を追求するべきだと考えているが、依頼人の幸せも大切にしたいしかと言って相手を不幸にもしたくないという通称「朝ドラヒロイン」気質。

当初は弁護士としての禁忌「利益相反(依頼人の不利になる行動を故意に行う、例えば依頼人Aに非があると見て、相手のBに「この主張を突けば勝てる」などとアドバイスするのが典型的利益相反、弁護士ならばAに非があろうとBが如何に可哀想でも容赦なくBを踏み躙るのが正しい)」に手を染める程「正義」を盲信していたが、古美門に相手がこの案件で勝てなければ心中に追い込まれるという作り話で揺らされ、やっていることが「正義」ではなく「上から目線の同情」と切り捨てられてからは、真逆と言っていい古美門の元で自分の目指す弁護士のあり方を探そうと考える。

服部編集

演:里見浩太朗

古美門の法律事務所事務員兼世話係。様々な経験や資格を持っている謎の多い男。

加賀蘭丸編集

演:田口淳之介

古美門のスパイとして活動する俳優志望の青年。


三木法律事務所編集

三木長一郎編集

演:生瀬勝久

日本有数の巨大法律事務所の所長。元々の黛の上司であり、かつては古美門の上司でもあった。古美門に「どんな手段を使っても勝つ」という手法を叩き込んだ張本人だが、ある事件で古美門と対立し、以来古美門を業界から追放しようと躍起になっている。

沢地君江編集

演:小池栄子

三木の専属秘書。セクシーな美女で奸計を巡らせるのが得意。

三木と古美門がいがみあう姿を見て楽しんでいる。2人の因縁についても詳しく知っている様子。

井手孝雄編集

演:矢野聖人

三木のアシスタント弁護士。下っ端兼ストレス解消要員。


NEXUS Law Firm (第二期から登場)編集

羽生晴樹編集

演:岡田将生

弁護士でNEXUSの代表。元検察官で、古美門の下で弁護士実習をしていた時期があり、研修後は検事醍醐実の下で働いていた。しかし、裁判を通して「皆が幸せになれる」理想の世界を目指すために検察を辞め、NEXUSを設立する。

本田ジェーン編集

演:黒木華

弁護士。元は醍醐の部下の検事だったが、羽生の天性の人垂らし力により引き抜かれ、NEXUSに入所する。検事時代は暗くボソボソと喋る陰気な女性だったが元々鳥取のヒッピー村の生まれで、弁護士になってからはその性格を取り戻す。

磯貝邦光編集

演:古舘寛治

弁護士。三木法律事務所で15年間“刑事部門のホープ”として務めていたが実態は敗戦処理ばかり行わされ遠回しに三木から退職に追い込まれていた。安藤貴和の案件でいよいよ嫌気が差し、三木法律事務所を退所してNEXUSに入所。

羽生が一線を退いたため、2期終盤でNEXUSの実質的な代表となる。


検察官編集

杉浦編集

演:正名僕蔵

第一期第一話の検事。思わぬ隠し玉の証人を召喚したりなかなかの法廷強者なのだが、古美門に言わせれば「自動ドアの前に立ってもドアが開かない男」。

辰巳史郎編集

演:津田寛治

東京地方検察庁特別捜査部のエース。一期5話の政治家冨樫逸雄の汚職裁判にて登場。1話のみの登場だが、被告を有罪にするためにはあらゆる手段を使い、古美門の脅しやゆすりも全く通用しない稀有な相手の1人。自身の身を顧みず職務を全うするため家族を持たなかった。そのスタンスは古美門と同類である事が示唆されている。

醍醐実編集

演:松平健

安藤貴和の法廷での主任検事。羽生と本田の本来の上司。その行くところ何故か温度が下がり、古美門からは「シベリアの死神」と呼ばれる。古美門の初敗北に大きく関わったことから、一時は彼にPTSDを発症させるまでに追い詰めた。


その他人物編集

池部拓郎編集

演:神保悟志

大手企業グループ・仙羽グループ、仙羽化学の社長。第一期終盤の公害訴訟におけるラスボス。人心掌握、買収、情に訴える等の様々な手段に長ける。

別府敏子編集

演:広末涼子

第一期スペシャルに登場した裁判長で、その後第二期にも二度登場。古美門にとっては自慢の法廷戦術が通用しない天敵。原告被告双方を従えて現場検証に乗り出したり、弁護士顔負けの補充質問で証人を追い詰めたり、破天荒な「問題児」。いっけんは無茶苦茶なのだが・・・

安藤貴和編集

演:小雪

第二期の殺人事件死刑判決を受けた死刑囚。控訴審に向け当初は三木事務所に弁護を依頼し磯貝の弁護を受けていたが、後に古美門に弁護士を変更した。しかし、とある理由から控訴審でわざと検察側に有利な証言を行って再び死刑判決を受け、古美門に人生最初の黒星を着けた。


田中滋編集

演:小川あつし

第一期にも第二期にもスペシャルドラマにも登場するお馴染みの裁判長。場の空気や感情に流れやすく、古美門と黛のカモにされている。「昭和の肝っ玉母さん」だった母親を老衰で亡くしており、古美門にそれを付け込まれ、心を揺さぶられ裁判で泣かされていた。

井手いわく

「問題ありますね、あの裁判長。」


関連イラスト編集

古美門ファミリーリーガル・ハイ!

ヤツが帰ってきた愛も法も嘘が好き


関連動画編集

ドラマのメインテーマ。

この曲が始まれば、39歳児によるオーバーキル確定の弁論無双が開始される


CPタグ編集

こみまゆ はにゅこみ らんこみ はにゅらん ジャン井手


関連タグ編集

フジテレビ テレビドラマ エンターテイメント 火9

コメディ 法廷 裁判 弁護士 フジテレビ リーガル・ハイ100users入り リーガル・ハイ500users入り リーガル・ハイ1000users入り

同じ法廷バトルもの・・・逆転裁判

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