生瀬勝久
なませかつひさ
かなり個性的な演技で、やたらとキャラの立った脇役を演じることが多い。
仲間由紀恵との共演が多く、プライベートでも仲が良いという。
この名前は本名であり、以前は槍魔栗 三助(やりまくり さんすけ)と言う芸名を用いていた。バラエティ番組にて本人が語ったところによれば、これは学生時代に参加していたお笑い研究会で漫才をする時に付けられた芸名で、30歳まではそれを使い続けたと言う。本名へ改めたきっかけは、NHKの連続ドラマ初主演に際しその名前では出さないと先方に釘を刺されたから、と言う旨を語っている。また別の番組では、母が当時市議会議員を務めており、この芸名では教育問題に取り組む母親がかわいそうになってきて、とも述べている。
1990年前後までは関西ローカルのバラエティタレントとしての活動が中心であり、『探偵!ナイトスクープ』初期の探偵として活躍したり、深夜のコント番組にも出演していた経歴があるため、関西では俳優というよりもお笑い芸人的なイメージが強く持たれている。
TPOに応じ、共通語と関西弁を臨機応変に使い分けている。バラエティでは、共演者や番組の内容によって、標準語で話すときと関西弁で話すときが違ってくる。ドラマでは、関西を舞台にしている作品に出演したり、関西出身の人物を演じることがよくあり、その際は関西弁で演じている。
2024年8月3日放送のTV番組『メシドラ~兼近&真之介のグルメドライブ~』にてゲスト出演した生瀬が、劇団そとばこまち所属時代に行ったビデオゲームでの声優活動について述懐している。話題が格闘ゲームの事へ移った際に、やや記憶が曖昧な様子を見せつつも「ジョー・ヒガシってわかる?」と担当キャラについて言及し、そのゲーム(画面では餓狼伝説SPECIALが表示)でタイトルコールを行った事にも朧げに触れている。
ドラマ
・『イケ麺そば屋探偵』 黒田金造
・『14才の母』 一ノ瀬忠彦
・『べっぴんさん』 坂東五十八
・『相棒』 浅倉禄郎
・『あなたの番です』 田宮淳一郎
・『おちょやん』 長澤誠
・『新宿野戦病院』 高峰啓三
・『侠飯〜おとこめし〜』 柳刃竜一
ドラマ以外
「週刊TV広辞苑」「現代用語の基礎体力」など、読売テレビ深夜のコント番組シリーズ
映画『僕のヒーローアカデミア 2人の英雄』 デヴィット・シールド(壮年期)の声
映画『怪盗グルーのミニオン大脱走』ドルー・グルー(吹き替え)