概要
白金学院の生徒から人気がない教頭。
ドラマ版
演-生瀬勝久
大江戸一家関係の人物以外では珍しいシリーズ皆勤賞(他には熊井輝夫のみ)。父親は白金学院の理事長であるが、反りが合わない。
学園ドラマで定着している「主人公教師と対立する教頭」のポジションで、初期は特に生徒のことをゴミ呼ばわりし、彼らとの言い合いも多かった。
山口とは反対に生徒のことを切り捨てるような性格だが、演者が演者なだけにコミカルな動作や顔芸を披露することが多く、憎めないキャラクター。また、シリーズを重ねる毎に少しずつではあるが、山口に感化されて生徒を認めるかのような描写も増えている。
山口とは毎回顔を近づけて睨み合うのがお約束(なお、山口役の仲間が特に苦労している場面でもある)。
生徒たちからは基本的に教頭とよばれているが、第2シリーズの生徒たちからは時折「さるわたり」と間違えて呼ばれる)。
最終回や卒業スペシャルでは何らかの形で生徒や山口に力を貸している
第1シリーズ最終話・・・「山口を白金学院に必要な教師」だとして彼女の辞表を破る
第2シリーズ最終話・・・は3-Dの生徒たちが卒業式をボイコットしていることを退職していた山口に伝え、その後卒業式では山口が挨拶する場を設ける
第3シリーズ卒業スペシャル・・・風間と倉木の就職先を探し、面接を申し込む
また、それ以外でも子供が生まれた熊井に御祝いをあげたり、赤銅学院3-Dをみて「人は変われる」と思ったことを山口に伝えたり、教師になることを決断した小田切に対して微笑むなど根は意外と生徒思いだったりする。
経歴
白金学院高校教頭(第1シリーズ)
↓
白金学院高校校長(第1シリーズスペシャル終盤)
前校長の白川が教育委員会に異動になったことにより、校長に昇進。
↓
黒銀学院高校教頭(第2シリーズ)
白金学院が廃校となったことにより止むを得ず赴任。
校長に昇格する可能性もあったが、山口が退職した後に自身も退職する。
↓
やんばる学院高校教師
沖縄の学校で山口と偶然の再開を果たす。なお、廃校になった際は山口を置いてとっとと東京に戻ったらしい。
↓
赤銅学院高校教頭(第3シリーズ)
白金学院及び黒銀学院の不良生徒たちを更生させ、無事に卒業させたという山口の実績をあたかも自分の実績かのようなタレコミを流し、教頭として赴任。3-Dの担任も任されることとなり、山口のようにジャージの格好をして彼女のように振る舞うものの一瞬で教室から追い出され、結局沖縄にいた山口に赤銅学院にくるようお願いをする羽目になる。
↓
赤銅学院高校校長(第3シリーズスペシャル終盤)
新学期に昇進。しかし、劇場版では山口に相変わらず教頭と間違えられる(小田切に至っては「さるわたり教頭」とダブルで間違えているが、昇進したことは知らなかった可能性が高い)。