怪盗グルーとは、イルミネーション・エンターテインメントが製作し、ユニバーサル・ピクチャーズが配給するアメリカの3DCGアニメーション映画・コメディ映画シリーズである。
原題は「Despicable Me」。
『Despicable』は『卑劣』『浅ましい』を意味しており、「Despicable Me」は「卑劣な私」を意味する(その原題を意訳するなら「ワルなオレ」と言ったところか)。
作品一覧
- 怪盗グルーの月泥棒 3D（2010年）
- 怪盗グルーのミニオン危機一発（2013年）
- ミニオンズ（2015年）
- ミニオンズ：アルバイト大作戦（2016年） :ペットとの同時上映。
- 怪盗グルーのミニオン大脱走（2017年）
- ミニオンのキャンプで爆笑大バトル（2019年）:ペット2との同時上映。
- ミニオンズフィーバー（2022年）
- 怪盗グルーのミニオン超変身（2024年）
登場人物
フェロニアス・グルー
シリーズの主人公。
ミニオンを率いるボス。得意武器は冷凍光線銃。
原語版では独特の訛りがある英語で話し、吹き替え版では関西弁で話している。なお字幕やノベライズ等では標準語表記となっている。
盗みや嫌がらせなど、人々を困らせることが大好きで、子供嫌いの悪党(1作目)だったが、2作目以降では引退して三姉妹の良き養父を務めている。
「フェロニアス」という名前に関しては、「怪盗グルーのミニオン大脱走」から出てきた後付け設定で、どの作品でも彼の名前は「グルー」であり（キャラ紹介やCASTではグルー（GRU）と書かれていて、母親も「グルー」と呼んでいた）、「フェロニアス・グルー」が正当な名前かどうかは不明。
ミニオン
濃過ぎる脇役。
独特の言語で話す謎の生き物で、グルーの手下たち。
彼らが主役のスピンオフに「ミニオンズ」と「ミニオンズフィーバー」がある。
マーゴ
原語版:ミランダ・コスグローヴ/吹き替え：須藤祐実
三姉妹の長女。しっかり者で面倒見が良いが、理屈屋で過保護な所がある。
イディス
三姉妹の次女。好奇心旺盛で、何にでも手を付けたがる為に、よく騒動を巻き起こしては、グルーを困らせる。
アグネス
原語版エルシー・フィッシャー→ネヴ・シャレル/吹き替え：芦田愛菜
三姉妹の三女。純粋な性格で誰にでも友好的に接するが、内面では愛に飢えている。三姉妹の中で最もグルーに懐いている。
ネファリオ博士
グルーの家に暮らすマッドサイエンティスト。グルーの長年の相棒。月泥棒計画の妨げになると三姉妹を施設に帰したりしたが、2作目では戦いの場に一緒に連れていくなど打ち解けている。
グルーのママ
原語版：ジュリー・アンドリュース/吹き替え：京田尚子
かなりキツイ言動が目立つが、本来は優しい性格。 本名はマレーナ・グルーという名前だが、これは「怪盗グルーのミニオン大脱走」でつけられた後付け設定で、グルーの「フェロニアス・グルー」という名前と同様、正当な名前かどうかは不明。(出典も不明である)
ベクター
原語版：ジェイソン・シーゲル/吹き替え：山寺宏一
1作目最大の敵。おかっぱ眼鏡でオレンジ色のジャージ姿が特徴。狡猾で自信過剰な、『クールな怪盗』の何たるかを履き違えた野暮天。
ルーシー・ワイルド
2作目から登場。超極秘組織「反悪党同盟」の女性エージェント。グルーとタッグを組むことになる。ラストでグルーと結婚し、三姉妹の養母となる。
エル・マッチョ
原語版:ベンジャミン・ブラット/吹き替え：中井貴一
2作目最大の敵。死んだと思われていた伝説の悪党。普段はエドアルドと名乗り、レストランを経営している。
ドルー・グルー
3作目から登場したグルーの双子の兄。フサフサの金髪で陽気な性格、さらに大富豪で皆から愛されている、グルーとは正反対の人物。
フリッツ
原語版:スティーヴ・クーガン/吹き替え：山寺宏一
ドルーの執事。常に冷静にふるまう完璧な紳士。
バルタザール・ブラッド
3作目最大の敵で怪盗。元天才子役で、人気絶頂時の主演ドラマの決め台詞『ボクちゃん悪い子ちゃーん』が口癖。
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