声優:ラッセル・ブランド(原語版)/伊井篤史(日本語版初代)/土田大(日本語版二代目)
概要
「怪盗グルー」の登場キャラクター。怪盗グルーのミニオンに次ぐ相棒のマッドサイエンティスト。高齢で乗っている電動車はものすごく遅い。年齢は150歳。
グルーと月泥棒作戦を実行させるために、その妨げとなるマーゴたち三姉妹を施設に帰したりしたが、三姉妹がベクターに誘拐されたときは、グルーの元に駆けつけて救出を手伝った。
「怪盗グルーのミニオン危機一発」では、実業家となったグルーと共にジャム開発に勤しむが、ジャムはミニオンが嫌がるほど不味い。悪事を愛するゆえに、エル・マッチョにスカウトされたことでグルーの元を去り、エル・マッチョの命令でミニオンをさらって悪のミニオンに変えたりしたが、グルーのことは大事に思っていて、エル・マッチョがグルーに危害を加えようとしたときは「悪事は好きだが、家族(グルー)に危害は加えさせない」と、グルーの元に戻ってきて、グルーとミニオンたちを助けた。
「ミニオンズフィーバー」では、クリミナル・レコードの店員(ヴィシャス・シックスの受付)として働いているが、そんな毎日に不満を抱いている。秘宝「ゾディアック・ストーン」を盗んだグルーを見逃して逃げるように促した。エンディングでグルーとミニオンたちにお願いされて仲間に加わった。
登場作品
- 怪盗グルーの月泥棒 3D
初登場作品。月泥棒計画成就のためにグルーを支える。
- 怪盗グルーのミニオン危機一発
グルーの事業を手伝うが、悪事が恋しいと、怪盗エル・マッチョの元に転職した。
- 怪盗グルーのミニオン大脱走
実験に失敗しカーボン化したため、台詞はおろか活躍もない。
- ミニオンズ
大悪党大会に出店して発明品を披露している様子が背景で登場している。また衛兵に彼にそっくりなのがいたが、関係は不明。
- ミニオンズフィーバー
レコード屋の店員。グルーに協力して、エンディングでグルーにスカウトされて仲間になった。
- 怪盗グルーのミニオン超変身
元通りの姿に戻り、グルーの家の地下研究所で暮らしている様子。マキシムにさらわれて虫人間に変えられたグルーJr.を元に戻していた。
設定の変化
『怪盗グルーの月泥棒』と『怪盗グルーのミニオン危機一発』では、ミニオンはネファリオ博士が作った設定で、『怪盗グルーの月泥棒』では「変異したDNA、脂肪酸、それに2と1/2カップのつぶしたバナナからできているらしい」とパンフレットに書かれていた。
しかし、『ミニオンズ』ではミニオンは人類以前に存在していた生物だという設定に変更された。
また、『ミニオンズフィーバー』で登場したネファリオ博士はかなり若く(20代くらいの男性)、『怪盗グルーの月泥棒』のパンフレットに記載されていた『(年齢は)およそ150歳』というのも矛盾が生じていて、今後登場するにしても、設定がかなり変わっていると推測される。
…このシリーズは毎回設定に矛盾が生じているので気にせずに楽しもう。